福岡市|塗装後の雨漏りに屋根カバー、防水層から改修
2026.10.20 (Tue) 更新
こんにちは、住みたかルーフです。
今回は、福岡市城南区で行った屋根カバー工事をご紹介します。
前回の調査ブログでお伝えしたのは、屋根を塗装した後に表面の傷みと雨漏りが発生していたお住まいです。
「一度手入れをしたのに、また雨漏りしてしまった」という状況では、次の工事を選ぶことにも不安を感じますよね。
調査では、屋根面の色あせ、屋根材の重なり部分の排水の問題、棟を覆う金属部材のサビを確認しました。
今回は既存の屋根に防水シートと新しい屋根材を重ね、棟の金属部材も新しく施工しています。
洗浄から完成まで、写真に沿って工事の内容と役割をお伝えします。
今回行った屋根カバー工事の内容
| 工事名 | 屋根カバー工事 |
|---|---|
| 既存屋根 | スレート(カラーベスト) |
| 使用屋根材 | オークリッジスーパー/オニキスブラック |
| 防水シート | 片面粘着タイプ |
| 工事金額 | 1,700,000円(税込・本案件の総額) |
屋根カバー工法とは、既存の屋根を残し、その上から防水シートと新しい屋根材を重ねる方法です。
今回は塗り直しだけではなく、屋根材の下で雨水を受け止める防水層も新しくしました。
工事金額は、このお住まいで行った工事全体の金額です。
屋根の面積や形状、補修範囲によって費用は変わります。
①足場を設け、既存のスレート屋根を低圧で洗浄しました

まず、屋根の周囲に足場を設けた状態で、既存のスレート屋根を洗浄しました。
スレートは薄い板状の屋根材です。
この現場では低圧で洗浄し、新しい材料を重ねる前に表面の汚れを落としています。
写真では、洗浄機から屋根面に水を当てて作業している様子が分かります。
屋根の端には足場の作業床があり、外周にはシートも設けられています。
足場は、職人が屋根の端部まで作業を進めるための設備です。
新しい屋根材を取り付ける工程だけでなく、こうした作業の準備から工事を進めました。
この後に使用するのは、裏面に粘着性がある防水シートです。
下に汚れが残っていると密着を妨げるため、先に屋根面を整えておくことが必要になります。
新しい防水シートを屋根面に密着させるため、仕上げの前の洗浄にも取り組んでいます。
②既存屋根の上に、粘着タイプの防水シートを敷きました

次に、既存の屋根面へ片面粘着タイプの防水シートを施工しました。
写真の灰色の部分が、新しく敷いた防水シートです。
ロール状のシートを広げ、隣り合うシートを重ねながら屋根面を覆っています。
防水シートは、屋根材の下へ入り込んだ雨水が建物の内部に進むのを防ぐための層です。
表面の屋根材だけで雨を防ぐのではなく、その下にも水への備えをつくります。
今回、既存の屋根では雨水の逃げ道が失われ、室内への雨漏りにつながっていました。
そこで、新しい屋根材を載せる前に、防水シートを施工しています。
屋根の色を変える塗装と異なり、この防水層も新しく設けていることが、今回の工事の大切な点です。
③オークリッジスーパーを重ねて、屋根面を仕上げました

使用した屋根材は「オークリッジスーパー」です。
ガラス繊維を芯に、アスファルトや表面の石粒などを組み合わせた屋根材で、「アスファルトシングル」と呼ばれる種類です。
表面に細かな粒があり、材料を重ねることで屋根に陰影が生まれます。

今回は、黒を基調とした「オニキスブラック」を使用しました。
上の画像は商品の色見本で、下の写真が今回のお住まいに施工した様子です。
色見本と実際の屋根を見比べると、仕上がりをイメージしやすくなります。

防水シートの上に新しい屋根材を施工しました。
写真の中央では、オークリッジスーパーが列状に重なり、屋根面を覆っています。
施工が進むにつれ、下に敷いた灰色の防水シートが屋根材で隠れていきます。
仕上がりの表面には細かな凹凸と色の濃淡があり、既存のスレート屋根とは違う表情になりました。
黒一色の平らな面ではなく、重なりによる立体感のある仕上がりです。

こちらは屋根面の施工が進んだ段階です。
続いて、屋根の山になっている部分を金属の部材で覆い、棟を仕上げていきます。
④棟の下地を設け、黒い棟板金を取り付けました

屋根面と屋根面が合わさる山の部分を「棟(むね)」といいます。
そのつなぎ目を覆う金属製のカバーが「棟板金(むねばんきん)」です。
施工前には、この部材に赤茶色のサビが複数箇所で発生していました。
施工中の写真では、棟に沿って木材を並べた状態が分かります。
この木材は、上から取り付ける棟板金を固定するための下地です。
屋根の山が交わる部分にも、形に合わせて下地を設けています。

下地の上から黒い棟板金を取り付けました。
写真の手前には施工途中の木材が見え、その奥では板金が木材を覆っています。
この下地が、棟板金を固定する土台になります。
仕上がった板金だけでなく、その内側の構造も写真でお伝えすることで、工事内容を確認していただけるようにしています。
棟板金には、屋根面のつなぎ目を覆い、そこから雨水が入り込むのを防ぐ役割があります。
今回は広い屋根面に加えて、この棟部分も新しく仕上げました。
屋根材と板金を黒系の色でそろえ、外観にも統一感を持たせています。
ビフォーアフター|色あせた屋根から、落ち着いた黒系の屋根へ
施工前:屋根の色あせ、棟板金のサビ、室内への雨漏りが発生

施工前は、屋根面の広い範囲に色あせがあり、棟板金にはサビが見られました。
また、以前の塗装後に屋根材の重なりから水を逃がす処置が行われておらず、屋根の内部に入った水が室内への雨漏りにつながっていました。
施工後:防水シート・屋根材・棟板金を新しく施工

完成後は、オニキスブラックの屋根面と黒い棟板金がそろい、落ち着いた外観になりました。
施工前の白っぽい色むらや、棟の赤茶色のサビが見えていた状態から、屋根全体の印象が変わっています。
今回変わったのは見た目だけではありません。
写真では隠れている防水シートも新しく施工し、その上を屋根材と棟板金で覆いました。
雨漏りへの対応として、屋根の表面と、その下の防水層の両方を改修しています。
雨漏りのサインを見つけたら、被害が広がる前に確認を
今回の工事は、屋根内部へ入る雨水への対策として、防水シート・屋根材・棟板金を施工した事例です。
同じように天井の染みや雨漏りがある場合、水が入り続けると、屋根の下地や室内の材料にも傷みが広がる可能性があります。
雨がやんで症状が収まっても、原因が解消したとは限りません。
傷みが広がる前に確認することが、必要な補修範囲を把握する第一歩です。
まずは安全な室内から分かる症状をお知らせください。
「塗装したのに雨漏りする」そんなお悩みもご相談ください
一度お手入れをした屋根に不具合が起きると、また工事が必要なのか、どこへ相談すればよいのか迷われると思います。
まずは「いつから」「どこに」「どんな変化があるか」をお聞かせください。
工事の種類をご自身で決めていただく必要はありません。
私たちは、現地で屋根の状態を確認し、写真を使って傷みや雨漏りの状況をご説明します。
そのうえで、必要な補修の範囲と工事方法、お見積もりをご案内します。
今回と同じカバー工法が合うかどうかも、お住まいの状態を見て一緒に考えます。
福岡市で「塗装後なのに屋根が傷んでいる」「雨の日に天井に染みが出る」とお困りの方は、住みたかルーフへご相談ください。
大切なお住まいで安心して過ごせるよう、気になる症状の確認からお手伝いします。
「雨漏りかどうか分からない」「修理にいくらかかるか知りたい」という段階からお聞かせください。
ご相談→日程調整→現地確認→写真を使った状態のご説明→補修方法・お見積もりのご案内、の順に進めます。
点検・お見積もりは無料です。
点検したからといって、無理に工事をおすすめすることはありません。
ご予算や気になることも伺いながら、必要な工事を一緒に考えます。
「よか天気やね」と、安心して空を見上げられる毎日のために。

屋根の傷みや雨漏りは、早めに状態を確認することで、大きな修理になる前に対処できる場合があります。
「これって修理が必要?」「一度屋根を見てほしい」など、少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。

住みたかルーフなら屋根・雨漏りの点検、お見積もりは無料です。
もちろん、点検したからといって無理に工事をおすすめすることはありません。
「よか天気やね」と皆様が笑顔で過ごせるよう、住みたかルーフは大切なお住まいを守るお手伝いをいたします。
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