【志免町の皆様へ】築35年の瓦屋根を徹底点検｜雨漏り予防に欠かせない谷板金と漆喰の補修提案

2025.11.12 (Wed) 更新

【志免町の皆様へ】築35年の瓦屋根を徹底点検｜雨漏り予防に欠かせない谷板金と漆喰の補修提案

皆様こんにちは！屋根工事専門店住みたかルーフです！

今回は、築35年の戸建て住宅で実施した屋根点検と、そこから導き出した最適な修繕プランについてご紹介します。

お客様からのご相談内容は、

「築年数も経っているし、そろそろ屋根の状態を確認しておきたい。雨漏りが心配です。」

とのことでした。

点検に伺った住宅は、35年前に建てられた瓦屋根の戸建て住宅。これまで一度も大きな屋根修理は行っておらず、定期点検は初めてとのことでした。
梅雨や台風の多い地域では、瓦屋根といえども定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
実際の調査で、以下のような劣化が見つかりました。

谷板金の劣化｜雨漏りの原因ナンバーワン

谷板金とは？
谷板金（たにばんきん）とは、屋根の傾斜が交差する「谷部分」に設けられた金属製の板です。
雨水を一カ所に集めて排水する役割を担っており、屋根の中でも特に雨水の通り道となる重要な箇所です。

◆ 調査で見つかった主な劣化症状

表面の錆び
金属の酸化によって発生し、進行すると脆くなります。
穴あきや裂け
錆が進行した部分に穴があき、雨水が直接屋根裏に浸入する危険性。
板金の変形・歪み
屋根材の重みや風の影響により、雨水が正しく流れなくなっていました。
固定部の緩み
釘やビスが浮いていたり、抜け落ちている箇所があり、板金が浮いていた部分も。

◆ このまま放置すると…
谷板金の劣化は、屋根の中でも特に雨漏りリスクが高い原因とされています。
今回のように、穴や変形が見られる場合、雨水は屋根の下地へ直接浸透。
木材の腐食やカビ、最悪の場合は天井からの雨漏りへとつながる恐れがあります。

棟の漆喰（しっくい）の劣化｜瓦の固定力が低下

漆喰とは？
漆喰は、瓦と瓦の隙間を埋め、棟部分を固定・防水するための素材です。
見た目は白く、住宅の屋根に装飾性も与えますが、実は防水の要とも言える重要な役割を担っています。

◆ 確認された劣化症状

変色・黒ずみ：劣化の初期症状。汚れだけでなく、水分を含んだ証拠です。
細かなひび割れ：雨水が入り込みやすく、放置すると内部の土台に影響を与えます。
剥がれ・欠け：漆喰が脱落すると、瓦を固定していた力が失われ、ズレや落下のリスクが高まります。

◆ 漆喰劣化の放置リスク
劣化が進んだ漆喰を放置すると、棟瓦そのものがズレたり、飛散してしまう可能性があります。
特に台風や強風の多い九州では、屋根から瓦が落下する事故も珍しくありません。

軒天（のきてん）の雨染み｜見落としがちな劣化箇所

軒天とは？
軒天は、屋根の下にある「軒裏」の部分を指します。
意外と見逃されがちですが、雨水や湿気がたまりやすく、カビや腐食の発生源にもなる箇所です。

◆ 今回の調査で判明した劣化

黒ずんだ雨染み
茶色の斑点模様
塗装の剥がれ、変色
表面の膨れや柔らかくなっている部分

特に木材で作られている軒天は、水分を含むと腐りやすくなり、最終的には崩落してしまう危険性もあります。
また、軒天からカビが発生すると、室内にも健康被害を及ぼすことがあるため、早急な修繕が望まれます。

ご提案内容：今こそ「雨漏り対策メンテナンス」を！

今回の調査結果をもとに、以下のような修繕プランをご提案いたしました。

1. 谷板金の交換

錆びや穴あきのある既存板金を撤去
新しいガルバリウム鋼板製の谷板金に交換（耐久年数：約20年）
雨水排水の勾配調整と固定強化

2. 棟の漆喰補修・詰め直し

劣化した漆喰の撤去
新たに耐久性の高い白漆喰を詰め直し
必要に応じて棟瓦の取り直し

3. 軒天の補修または張り替え

腐食部分の切除
下地の補強と再塗装
カビ防止処理

まとめ：小さな劣化の放置が大きなトラブルに繋がります

築年数が30年を超えた住宅では、目に見えない部分での劣化が進行しているケースが非常に多いです。
今回のように、谷板金・漆喰・軒天など「目立たないが重要な場所」が劣化していると、雨漏りや構造損傷に直結するリスクがあります。

「気づいたときが最適なメンテナンスのタイミング」です。

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ドローンなどの最新技術を導入し、屋根の状態を隅々まで詳細に調査します。屋根工事に特化した専門店だからこそ、専門知識と技術力は他社とは一線を画す。屋根のことならどんなことでもお任せください。

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工事が終わってからが、本当のお付き合い。末永く、安心をお届けします。

「私たちは、工事が終わってからが本当のお付き合いの始まりだと考えています。半年に一度、定期点検のご案内をお送りし、お客様の屋根の状態をしっかりと見守ります。」

最後に

私たちが本気で目指すのは、「ただ工事を受注する」ことではありません。オーナー様から「この会社になら大切な住まいを任せられる」と心から思っていただき、そして長く安心して暮らしていただけることです。

それが、親子二代で培った信念であり、九州2位の受賞に裏打ちされた技術力であり、何より地域や職人を大切にする心につながっています。

「屋根でお困りのとき、まず最初に声をかけてもらえる存在でありたい」——その一心で、私たちは今日も情熱を持って現場に向かっています。

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