福岡市西区の築40年、中古物件で雨漏りが発生、瓦と防水シートの劣化が原因②葺き替え工事、古い瓦の撤去と野地板の補修
2024.11.07 (Thu) 更新
福岡市西区の築40年、中古物件で雨漏りが発生、瓦と防水シートの劣化が原因②葺き替え工事、古い瓦の撤去と野地板の補修
前回は、福岡市西区物件の築40年の平屋住宅で発生した雨漏りの原因を調査し、屋根の葺き替え工事を行うことを決めたお客様のお宅をご紹介しました。
今回は、葺き替え工事の第一段階として、古い屋根材を撤去し、野地板を張り替える様子をご紹介します。
なぜ野地板を張り替える必要があるの?
野地板は、屋根材を支える土台となる部分です。長年の風雨にさらされることで、腐朽や変形が生じることがあります。特に、今回のように築年数の古い住宅では、野地板の劣化が進んでおり、雨漏りの原因の一つとなっているケースが多く見られます。
既存の瓦を撤去しました。
防水シートがボロボロに劣化しているのがわかります。
また、野地板が黒く変色しています。これは、長年雨が染み込んだのが原因です。
野地板の役割
野地板は、以下の役割を担っています。
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屋根材を支える: 屋根材をしっかりと固定し、建物を雨風から守ります。
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断熱効果: 屋根裏への熱の侵入を防ぎ、室内の温度を快適に保ちます。
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防音効果: 外からの雨音や騒音を軽減します。
葺き替え工事の重要性
屋根の葺き替え工事は、単に屋根材を交換するだけでなく、下地である野地板も補強または補修することで、屋根の寿命を延ばし、建物を長持ちさせることができます。
工事の様子
古い瓦を全て撤去すると、劣化していた野地板が現れました。ひび割れや腐朽が進んでおり、雨水が侵入しやすい状態でした。そこで、新しい野地板に交換することで、しっかりと雨漏りを防ぐことができるようになります。
野地板交換後の様子
まとめ
今回は、屋根の葺き替え工事における野地板の張り替えについてご紹介しました。
野地板は、屋根の寿命を左右する重要な部分です。野地板が劣化していると、雨漏りの原因となるだけでなく、建物の構造自体が弱まってしまう可能性もあります。
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