長尺シートは遮音、防水に効果抜群
2024.03.11 (Mon) 更新
長尺シートは遮音、防水に効果抜群
マンションの共用廊下や階段に使われている長尺シートについてその特徴やメリット、注意点について解説します。
長尺シートのメリット
長尺シートは、正式には「防滑性ビニル床シート」と言います。長尺シートは耐久性と耐性性に優れており、アパートやマンションの廊下や階段などの多くの人が土足で歩く場所に適しています。
また、一般的な防水シートよりも大きな面積を覆うことができる防水材料です。
- 滑りにくい
表面に凹凸があり、適度な柔軟性があるので雨が降っても滑りにくいです。適度なクッション性もあります。 - 遮音性に優れている
マンションで特に気になるのは足音、深夜のコツコツと響く音は気になりますよね。
長尺シートを敷くと、適度なクッション性があるため足音が軽減されます。
廊下だけでなく、階段にも適しています。 - 長持ちする
屋外の紫外線や雨が降りこむ場所にも施工できます。歩行者が多くても、摩擦や傷に強く、防水性能も発揮します。 - 汚れに強い
汚れにくい素材で、簡単に汚れを落とすことができます。人が多いアパートやマンション、戸建てのバルコニーにもおすすめです。 - 豊富なデザイン
豊富なデザインの中から建物にあったものを選ぶことができます。また、アパートやマンションにこれから入居してくる人にとって豪華さを与えます。 - 大きな面積をカバー可能
長尺シートは一般的なシートよりも広い範囲を一度にカバーすることができるため施工効率が向上します。 - 階段にも施工可能
床だけでなく、階段などの複雑な形状にも施工可能です。
長尺シートの施工方法と注意点
- 適切な下地処理が難しい
長尺シートを施工する前に下地の凹凸や、汚れを適切に処理すること、長尺シートをしっかりと下地に密着させることが重要です。密着性を確保するために適切な接着剤や接着方法を選択することが必要です。
また、隙間や下地の処理は難しいため、業者選びを慎重にする必要があります。 - コストが高め
コストがかかるからといってDIYはおすすめしません。
長尺防水シートを選ぶ際のポイント
- 耐久性と耐候性
耐久性が高く、長期間にわたって効果を維持できる耐候性のあるシートを選ぶのが重要です。 - 厚み
厚みがあると歩行の際の音を軽減することができます。 - 柔軟性
シートに柔軟性や伸縮性があると階段や廊下の形状に適応しやすくなります。隙間なく密閉できるシートを選ぶことが重要です。 - 防水性能の確認
防水シートの性能を確認し、建物の防水性能を十分に確保することが重要です。性能指標を確認しましょう。
長尺シートが適している箇所
耐久性、遮音性に優れているので人がよく歩くアパート、マンションの廊下、階段に適しています。まあ、滑りにくいでの幼稚園や老人ホームにも取り入れられています。
長尺シートを使って行う防水工事の流れ
- 高圧洗浄
埃や泥などの汚れがあると、接着剤が下地に密着せず施工不良になる可能性があります。
高圧洗浄を行い、しっかりと汚れを落とすことが必要です。 - ウレタン防水
シートを貼れない部分にはウレタン防水を塗っていきます。下地にクラックなどの劣化がある場合には補修を行います。 - 接着剤塗布とシートの圧着
くし目ゴテという道具を使い接着剤を均一に塗布します。専用のローラーで圧着し、平らになるように綺麗に仕上げます。 - シール充填・ジョイントの溶接
巾木や側溝などの端部やドレーン周辺にシーリング処理を行い、シートのジョイント部分を溶接し、強度を高めます。
まとめ
雨漏り対策、騒音問題を解消するなどのメリットを持つ長尺シートは近年、広く使われるようになりました。適切な施工と定期的なメンテナンスによって建物の耐久性や安全性を確保することができます。
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