【須恵町の皆様へ】台風被害を受けた谷板金の部分補修をご紹介！

【須恵町の皆様へ】台風被害を受けた谷板金の部分補修をご紹介！

皆様こんにちは！屋根工事専門店 住みたかルーフです！

今回は、谷板金修理工事の施工事例をご紹介します。

ご相談いただいたお客様は、台風の直後に屋根の状態が気になり、
「修理費用が高くなるようなら家を建て替えることも視野に入れている」と、大きな不安を抱えていらっしゃいました。
実際に現地調査を行ったところ、瓦のズレや一部破損、飛散などの被害に加え、谷板金に広範囲な劣化と錆が進行している状況が判明しました。

ただし屋根全体の構造や他の部分の状態から判断し、今回のケースは谷板金の補修によって十分対応可能であると判断しました。
そこで今回は、費用負担をできるだけ抑えつつ、雨漏りリスクを確実に改善する部分補修工事（谷板金修理）を行う運びとなりました。

現地調査の詳しい結果は前回のブログにてご紹介しておりますので、ぜひ合わせてご覧ください！

▼前回のブログ
・【須恵町の皆様へ】台風被害による瓦のズレと破損を調査｜屋根の劣化に応じた部分補修をご提案

ご相談のきっかけと調査の概要

今回の工事の発端は、「台風後、屋根に被害が出ていないか心配なので見てほしい」という一本のお電話でした。
現場にて詳しく調査を実施した結果、次のような屋根の不具合が確認されました。

• 瓦の一部がズレたり、浮いた状態になっている
• 棟付近の漆喰が剥がれ始めている
• 谷板金に赤錆と腐食が広範囲に発生
• 雨水の排水機能が低下しており、雨漏りの兆候がある

中でも最も深刻だったのが、谷板金の劣化と腐食です。
台風のような豪雨や強風時に、大量の雨水が集まるこの「谷」部分で問題が発生すると、雨漏りに直結する重大なリスクとなります。

谷板金とは？屋根で最も雨漏りしやすい箇所

谷板金（たにばんきん）とは、屋根の2面が合流する「谷」の部分に取り付けられている金属製の板です。
屋根の傾斜をつたって流れてきた雨水は、すべてこの谷に集まり、板金を通って下へ排水されます。

しかし、以下のような理由から、谷板金は屋根の中でも特に劣化が進行しやすい箇所です。

• 常に水が流れ込むため湿気の影響を受けやすい
• 乾燥と湿潤を繰り返し、金属が酸化しやすい
• 台風や積雪時など、大量の水圧が集中する
• 施工不良があると短期間で錆や穴あきが発生

特に今回は、台風によって一時的に雨量と風圧が極端に増加したことが、劣化を加速させる要因になっていたと考えられます。

足場の設置｜安全で精度の高い作業のために

谷板金の交換作業を行うにあたり、まずは安全かつ効率的な作業環境を確保するために足場を設置しました。

谷部分は屋根の斜面が交差する構造で、職人の足元が不安定になりやすいため、足場を設けることは非常に重要です。
足場の設置により、作業員がしっかりとバランスを取りながら丁寧な作業を進められるため、施工の精度や安全性が大きく向上します。

劣化した谷板金の撤去と下地確認

次に行ったのが、既存の谷板金の撤去作業です。

錆びていた板金を丁寧に取り外すと、その下にある屋根下地や古い防水紙の状態をチェックすることができます。
今回の調査では、防水紙の劣化も見られたため、以下の処置を行いました。

• 古い防水紙を撤去し、下地の木材を点検
• 腐食や雨染みのある箇所は補強を実施
• 新しい防水紙を丁寧に敷設して防水性を確保

このように、下地を整える工程は雨漏りを再発させないために欠かせない重要な作業です。
表面だけきれいに直しても、内部が劣化していれば、すぐに不具合が再発してしまう恐れがあるためです。

新しい谷板金の取り付けと仕上げ

準備が整ったところで、新しい谷板金の取り付け作業へと進みました。

板金の取り付けでは、わずかな勾配や角度の調整が排水性能に大きく影響します。
職人が板金同士の重ね幅や継ぎ目の処理を一つひとつ丁寧に確認しながら、雨水が滞留しないよう施工を行いました。

板金の設置が完了した後は、周囲の瓦を元通りに戻し、瓦と板金の取り合い部分を細かく調整していきます。
仕上げでは、以下のチェックポイントを徹底しました。

• 瓦の浮き・ガタつきがないか
• 雨水が滞りなく谷へ流れているか
• 風の影響で瓦が動かないか確認
• 仕上げのコーキングで止水処理を実施

解体ではなく、部分補修で対応できることも

今回のように「修理が高額になるなら建て替えるしかない」と考えていたお客様でも、実際の調査を行えば部分補修で十分に対応可能なケースは多くあります。

全体的なリフォームが必要かどうかは、専門家による現地調査を行わない限り、正確な判断ができません。
安易に大規模な工事を選ぶ前に、本当に必要な部分を的確に補修するという選択肢を検討されてみてはいかがでしょうか。

最後に｜屋根の不安は早めの点検・相談が安心への第一歩

「台風のあと、屋根の様子がいつもと違う」
「最近、雨漏りのようなシミが天井に出てきた」
そんなときは、ぜひ無料の点検・調査をご利用ください。

住みたかルーフでは、調査・見積もり・ご相談すべて無料で承っております。
谷板金の修理から瓦補修、棟の補強、雨樋の交換まで、住宅の屋根まわりをトータルでサポートいたします。

屋根のことなら、どんな些細なお悩みでも構いません。
解体ではなく、“守る”という選択を一緒に見つけましょう。

 

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選ばれる理由

親子二代で築き上げた信頼と技術 ～受け継がれる想いと福岡県瓦組合所属の誇り～

地域の皆様と共に歩んだ３１年。受け継がれる想いが、確かな技術を支えます。

「先代がこの地で創業して以来、31年。私たちは地域の皆様と共に歩み、住まいの屋根を守り続けてきました。親子二代で培ってきた技術と、お客様への感謝の想いは、私たちの誇りです。

福岡県瓦組合所属 という、 正しい知識・技術力を持つ専門店の証です。

「福岡県瓦組合に所属。悪徳業者が蔓延する昨今、組合所属は、お客様に安心をお届けする上での重要な指標となります。瓦のプロとして、正しい知識と技術で、お客様の屋根を守ります。」

メーカー主催コンテスト福岡１位の実力 ～信頼の証～

九州で認められた技術力。確かな品質で、お客様の期待を超える屋根を。

「九州トップクラスの技術で、お客様の屋根をしっかりと守ります。コンテスト受賞に甘んじることなく、常に技術向上に励み、お客様の期待を超える屋根づくりを目指しています。」

ドローンなどの最新技術による徹底調査

ドローンなどの最新技術を導入し、屋根の状態を隅々まで詳細に調査します。屋根工事に特化した専門店だからこそ、専門知識と技術力は他社とは一線を画す。屋根のことならどんなことでもお任せください。

アフターフォローも万全 ～末永いお付き合いを～

工事が終わってからが、本当のお付き合い。末永く、安心をお届けします。

「私たちは、工事が終わってからが本当のお付き合いの始まりだと考えています。半年に一度、定期点検のご案内をお送りし、お客様の屋根の状態をしっかりと見守ります。」

最後に

私たちが本気で目指すのは、「ただ工事を受注する」ことではありません。オーナー様から「この会社になら大切な住まいを任せられる」と心から思っていただき、そして長く安心して暮らしていただけることです。

それが、親子二代で培った信念であり、九州2位の受賞に裏打ちされた技術力であり、何より地域や職人を大切にする心につながっています。

「屋根でお困りのとき、まず最初に声をかけてもらえる存在でありたい」——その一心で、私たちは今日も情熱を持って現場に向かっています。

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