【宇美町の皆様へ】塗装後すぐに色褪せたスレート屋根に棟板金の補修とカバー工法を実施！雨漏り予防も万全に

【宇美町の皆様へ】塗装後すぐに色褪せたスレート屋根に棟板金の補修とカバー工法を実施！雨漏り予防も万全に

皆様こんにちは！屋根工事専門店 住みたかルーフです！

今回は、戸建て住宅で実施した屋根カバー工法に伴う、既存棟の撤去および補修工事の様子をご紹介します。

このお住まいは、以前に他業者によって屋根塗装が施されたばかりにもかかわらず、
「数年もしないうちに色褪せが目立ち始めた」ということで、オーナー様よりご相談をいただきました。

詳しく調査したところ、前回の塗装工事において縁切り作業が不十分だったことが主な原因で、屋根材内部に湿気がこもり、表面から急速に劣化が進んでいたことが判明しました。
そこで今回は、屋根の耐久性と防水性を根本から改善するため、棟板金の撤去と補修、そしてカバー工法による改修工事を行いました。

施工に至った経緯｜塗装から数年で起きた急速な劣化

ご相談のきっかけとなったのは、屋根表面に現れた以下のような症状でした。

• 屋根の広範囲にわたる色褪せ
• まだら状の変色や退色
• 塗膜の浮き・剥がれ
• 屋根材の一部に湿気やカビの兆候
• 棟板金の浮きやゆるみが確認された

オーナー様からは「塗装したばかりなのに、すでに汚く見える」と不安の声が上がっていました。
私たちが調査を行った結果、原因は明らかでした。
塗装時に必要な“縁切り作業”がされていなかったため、雨水や湿気が屋根内部に滞留し、屋根材そのものの劣化を早めていたのです。
特に、屋根の棟部分は屋根材を最上部で押さえる構造であり、ここが傷んでしまうと、屋根全体の防水性が大きく損なわれてしまいます。

前回のブログでは、現地調査の詳しい結果をご紹介しておりますので、ぜひそちらも併せてご覧ください！

▼前回のブログ
・【宇美町の皆様へ】塗装からわずか数年で色褪せ？カラーベスト屋根の早期劣化を徹底調査！原因は「縁切り」不足か

 

足場の架設｜高所作業の安全と精度を確保

まずは安全確保のために足場の設置からスタートしました。

屋根工事は高所作業が中心となるため、安定した足場が必要不可欠です。
足場があることで、作業員が安全に移動でき、作業の精度も向上します。
今回は特に以下の安全対策を徹底しました。

• 作業用ネットによる落下物対策
• 手すり設置による高所作業中の転落防止
• 周囲にお住まいの方への配慮と養生対応

こうした基本的な安全対策を徹底することが、質の高い施工を実現する第一歩です。

既存棟板金の撤去｜屋根の最上部から劣化を改善

続いて、屋根の最上部にある「棟板金（むねばんきん）」の撤去を行いました。

棟板金とは、屋根材同士がぶつかる頂点部分に被せる金属板で、雨水の侵入を防ぐと同時に屋根を風から守る重要なパーツです。
今回は、その下地材である「貫板（ぬきいた）」にも腐食が見られたため、棟板金と合わせて撤去し、状態を確認してから補修に取りかかりました。

• 棟板金のサビや浮きが見られる箇所を丁寧に取り外す
• 劣化が進んだ釘やビスを全て撤去
• 棟下地の腐食・割れ・歪みなどを目視で確認

撤去後は、屋根の内部構造がしっかり確認できるようになるため、適切な補修・交換作業がしやすくなります。

棟下地（貫板）の補修作業｜屋根全体の強度を再生

棟板金の土台となる貫板（ぬきいた）は、木材または樹脂でできており、経年や雨水の浸入によって劣化しやすい部分です。
今回の現場では、長年の風雨と、縁切り不足による内部湿気が影響し、貫板の腐食やビスの効きが甘くなっている箇所が見受けられました。
そのため、劣化した貫板はすべて新しいものに交換。
樹脂製の貫板を使用し、より耐久性の高い構造に仕上げました。

• 新しい貫板は湿気に強く腐りにくい樹脂タイプを使用
• ビスで確実に固定し、強風対策を強化
• 補修箇所には防水シートの重ね貼りを行い、雨漏り防止も徹底

この補修により、棟板金をしっかりと固定できる状態となり、屋根全体の耐久性も向上しました。

今回の施工ポイント｜カバー工法によるトータルリフォームへ

既存屋根に対する再塗装だけでは、縁切り不足による内部ダメージは改善できません。
そのため、屋根全体を新しい屋根材で覆う「カバー工法」による施工を推奨・実施いたしました。

▼カバー工法を選んだ理由

• 既存屋根を撤去せず、そのまま重ね張りが可能
• 廃材が出ないため工期短縮・費用削減に貢献
• 雨漏りリスクの根本改善ができる
• 遮熱・断熱効果が向上し、省エネにもつながる

次回のブログでは、下地調整後の防水シート敷設の様子をお届けいたしますので、お楽しみに！

まとめ｜屋根の色褪せや劣化を感じたら「棟」から見直すことが重要！

屋根の劣化は、見た目の問題だけでは済みません。
とくに棟板金やその下地が劣化すると、風や雨に弱い屋根になってしまい、台風や大雨で被害を受けやすくなります。
今回の事例のように、「塗装したのに劣化が早い」と感じたら、縁切り作業の不備や内部の湿気滞留など、根本的な問題が潜んでいる可能性があります。
そうしたトラブルを未然に防ぐためにも、屋根は“見えない部分”までプロの点検を受けることが大切です。

住みたかルーフは、点検・調査・お見積もりすべて無料！

「屋根の色がまだらに見える…」
「塗装したばかりなのに退色してきた」
「棟の板金が浮いて見える気がする」

そんな時は、ぜひ住みたかルーフまでお気軽にご相談ください。

 

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選ばれる理由

親子二代で築き上げた信頼と技術 ～受け継がれる想いと福岡県瓦組合所属の誇り～

地域の皆様と共に歩んだ３１年。受け継がれる想いが、確かな技術を支えます。

「先代がこの地で創業して以来、31年。私たちは地域の皆様と共に歩み、住まいの屋根を守り続けてきました。親子二代で培ってきた技術と、お客様への感謝の想いは、私たちの誇りです。

福岡県瓦組合所属 という、 正しい知識・技術力を持つ専門店の証です。

「福岡県瓦組合に所属。悪徳業者が蔓延する昨今、組合所属は、お客様に安心をお届けする上での重要な指標となります。瓦のプロとして、正しい知識と技術で、お客様の屋根を守ります。」

メーカー主催コンテスト福岡１位の実力 ～信頼の証～

九州で認められた技術力。確かな品質で、お客様の期待を超える屋根を。

「九州トップクラスの技術で、お客様の屋根をしっかりと守ります。コンテスト受賞に甘んじることなく、常に技術向上に励み、お客様の期待を超える屋根づくりを目指しています。」

ドローンなどの最新技術による徹底調査

ドローンなどの最新技術を導入し、屋根の状態を隅々まで詳細に調査します。屋根工事に特化した専門店だからこそ、専門知識と技術力は他社とは一線を画す。屋根のことならどんなことでもお任せください。

アフターフォローも万全 ～末永いお付き合いを～

工事が終わってからが、本当のお付き合い。末永く、安心をお届けします。

「私たちは、工事が終わってからが本当のお付き合いの始まりだと考えています。半年に一度、定期点検のご案内をお送りし、お客様の屋根の状態をしっかりと見守ります。」

最後に

私たちが本気で目指すのは、「ただ工事を受注する」ことではありません。オーナー様から「この会社になら大切な住まいを任せられる」と心から思っていただき、そして長く安心して暮らしていただけることです。

それが、親子二代で培った信念であり、九州2位の受賞に裏打ちされた技術力であり、何より地域や職人を大切にする心につながっています。

「屋根でお困りのとき、まず最初に声をかけてもらえる存在でありたい」——その一心で、私たちは今日も情熱を持って現場に向かっています。

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