【粕屋町の皆様へ】瓦屋根の雨漏り調査で谷板金の錆と釘穴を発見！葺き替え工事をご提案した理由とは？

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2025.10.26 (Sun) 更新

【粕屋町の皆様へ】瓦屋根の雨漏り調査で谷板金の錆と釘穴を発見！葺き替え工事をご提案した理由とは？

皆様こんにちは！屋根工事専門店住みたかルーフです！

今回は、瓦屋根の雨漏り調査について、現場の状況から調査結果、そしてご提案に至った経緯まで詳しくご紹介いたします。

お客様からは「天井に雨染みが出てきたので、屋根を見てほしい」というご連絡をいただきました。

現場調査を進めていく中で、劣化した谷板金の腐食、そして瓦の釘穴の存在が確認され、これらが雨漏りの主な原因であると判断。
結果的に、部分補修では対応しきれない状況であったため、屋根葺き替え工事をおすすめするご提案となりました。

現地調査のきっかけ｜雨染みから見えてきた屋根の深刻な劣化

お問い合わせのきっかけは、室内の天井にうっすらと広がる雨染み。
「いつの間にか広がっていて、最近の大雨でさらにひどくなった気がする」とお客様は心配そうに話されていました。

屋根は日本の気候において非常に過酷な環境に晒され続けています。
今回の調査対象となったお住まいは築30年以上の木造住宅で、屋根材には昔ながらの陶器瓦が使用されていました。

屋根の状態｜瓦のズレ・色褪せ・苔の繁殖といった経年劣化が進行

調査の際に確認された、屋根全体の主な劣化症状は以下の通りです。

▼ 瓦屋根の劣化ポイント

色褪せ：長年の紫外線と風雨の影響で瓦の表面色が退色
ひび割れ・欠け：小さなクラックや角部分の欠損が多数
瓦のズレ・浮き：釘固定がゆるみ、屋根面が不均一に
苔・藻の繁殖：特に北面で広範囲に緑色の苔が見られる

中でも特に目立ったのは、瓦の表面に繁殖した苔やカビでした。
湿気がこもりやすい箇所に苔が広がると、瓦表面の劣化を加速させるだけでなく、凍結と融解を繰り返すことで小さなひび割れが発生しやすくなります。

また、雨水の流れが悪くなりやすく、結果的に屋根材内部への浸水リスクも高まってしまいます。

雨漏りの直接的な原因は「谷板金の劣化」と「釘穴の浸水」

今回の雨漏り調査において、最も深刻な問題と判断されたのが谷板金（たにばんきん）の腐食でした。

▼ 谷板金とは？
谷板金とは、屋根の傾斜面同士が交差する「谷部分」に取り付けられた金属製の部材で、雨水を集めて適切に排水する屋根の排水ラインとも言える重要な役割を担います。
今回の現場では、谷板金に以下の劣化症状が見られました。

表面のサビ・変色
腐食による穴あき（一部）
雨水が逆流し、瓦下地に侵入している痕跡

さらに、瓦に空いていた釘穴にも注目。
これは過去の施工時に使用された固定用の釘が抜けた跡であり、雨水の浸入口として機能してしまっていたのです。
釘穴は非常に小さなものでも、水が浸入すれば屋根下地（ルーフィングや野地板）を傷める原因となり、長期的には構造材へのダメージも懸念されます。

ご提案：屋根葺き替え工事による抜本的な改修

以上の調査結果から、当店では部分的な修繕ではなく、屋根全体の「葺き替え工事」をおすすめしました。

▼ なぜ葺き替えが必要だったのか？

谷板金の腐食が重度で、部分交換では再発リスクが残る
瓦全体に経年劣化が広がっており、複数箇所で補修が必要
瓦の釘穴が多数あり、水の侵入経路が不明確
下地材の腐食も疑われるため、表面だけ直しても根本解決にならない

葺き替え工事では、既存の瓦と下地をすべて撤去し、新たに防水シート（ルーフィング）・野地板・新しい屋根材を施工していきます。
これにより、雨漏りの原因を根本から絶ち、さらに屋根の耐久性・防水性を一新することが可能になります。

瓦屋根は丈夫でも、放置は危険！早めの点検が建物の寿命を延ばす

瓦屋根は30年〜50年と非常に長寿命な屋根材ですが、それでも定期的な点検やメンテナンスがなければ、見えない部分で劣化や雨漏りのリスクが高まります。

特に今回のように、

「天井に染みが現れた」「台風の後に屋根の異音がした」「落ち葉が屋根にたまっている」

といったサインがある場合は、早めの調査がとても重要です。

まとめ｜雨漏りの根本対策には“正確な診断”と“最適な工事”が鍵

今回の調査では、谷板金の腐食と瓦の釘穴が主な雨漏りの原因として判明しました。
瓦屋根の特性や、雨仕舞の重要性を正しく理解したうえで、的確な工事方法を選ぶことがトラブルを防ぐ最善の方法です。

住みたかルーフでは、屋根の種類・築年数・雨漏りの症状に応じて、経験豊富な専門スタッフが現地調査からご提案まで無料で対応しています。
いつでもお気軽にご相談ください！

次回のブログでは、葺き替え工事に伴う下地調整の様子をご紹介いたしますのでお楽しみに！

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選ばれる理由

親子二代で築き上げた信頼と技術～受け継がれる想いと福岡県瓦組合所属の誇り～

地域の皆様と共に歩んだ３１年。受け継がれる想いが、確かな技術を支えます。

「先代がこの地で創業して以来、31年。私たちは地域の皆様と共に歩み、住まいの屋根を守り続けてきました。親子二代で培ってきた技術と、お客様への感謝の想いは、私たちの誇りです。

福岡県瓦組合所属という、正しい知識・技術力を持つ専門店の証です。

「福岡県瓦組合に所属。悪徳業者が蔓延する昨今、組合所属は、お客様に安心をお届けする上での重要な指標となります。瓦のプロとして、正しい知識と技術で、お客様の屋根を守ります。」

メーカー主催コンテスト福岡１位の実力～信頼の証～

九州で認められた技術力。確かな品質で、お客様の期待を超える屋根を。

「九州トップクラスの技術で、お客様の屋根をしっかりと守ります。コンテスト受賞に甘んじることなく、常に技術向上に励み、お客様の期待を超える屋根づくりを目指しています。」

ドローンなどの最新技術による徹底調査

ドローンなどの最新技術を導入し、屋根の状態を隅々まで詳細に調査します。屋根工事に特化した専門店だからこそ、専門知識と技術力は他社とは一線を画す。屋根のことならどんなことでもお任せください。

アフターフォローも万全～末永いお付き合いを～

工事が終わってからが、本当のお付き合い。末永く、安心をお届けします。

「私たちは、工事が終わってからが本当のお付き合いの始まりだと考えています。半年に一度、定期点検のご案内をお送りし、お客様の屋根の状態をしっかりと見守ります。」

最後に

私たちが本気で目指すのは、「ただ工事を受注する」ことではありません。オーナー様から「この会社になら大切な住まいを任せられる」と心から思っていただき、そして長く安心して暮らしていただけることです。

それが、親子二代で培った信念であり、九州2位の受賞に裏打ちされた技術力であり、何より地域や職人を大切にする心につながっています。

「屋根でお困りのとき、まず最初に声をかけてもらえる存在でありたい」——その一心で、私たちは今日も情熱を持って現場に向かっています。

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