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【福岡市博多区の方へ】築40年以上の瓦屋根住宅で発生した雨漏り|ひび割れ・ズレ・棟瓦の欠けを確認

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2025.10.24 (Fri) 更新

【福岡市博多区の方へ】築40年以上の瓦屋根住宅で発生した雨漏り|ひび割れ・ズレ・棟瓦の欠けを確認

皆様こんにちは!屋根工事専門店 住みたかルーフです!

今回は「雨漏りしているので一度見に来てほしい」とのご依頼を受け、築40年以上の瓦屋根住宅に現地調査に伺いました。
調査の結果、屋根全体に複数の深刻な劣化症状が見られ、部分的な補修では改善が難しい状態でした。

瓦屋根住宅 雨漏り

この記事では、調査時の様子・劣化の原因・放置した場合のリスクについて詳しくご紹介します。

屋根調査結果

屋根全体を確認すると、以下のような劣化症状が見られました。

  • 瓦のひび・欠け

瓦屋根 ひび割れ

瓦の表面には長年の紫外線や雨風の影響により細かなひびが入り、一部では角が欠け落ちていました。
このひびから雨水が内部へ染み込み、下地の木材や防水シートを傷めてしまう恐れがあります。

瓦屋根 欠け

 

  • 瓦のズレ

瓦屋根 ズレ

地震や台風の強風によって瓦が少しずつ動き、全体的にズレが生じていました。
わずかなズレでも雨水の侵入経路となり、気づかないうちに屋根内部で雨漏りが進行してしまいます。

 

  • 棟瓦の欠損

棟瓦 欠損

屋根の最も高い部分にある「棟瓦(むねがわら)」は、屋根全体を押さえる重要な部位です。
その棟瓦の一部が欠けており、雨水が入り込みやすい状態になっていました。放置すると内部の漆喰が崩れ、屋根全体の耐久性が低下します。

 

  • コーキング補修の劣化

コーキング補修跡 劣化

以前に補修されたコーキング部分は、経年劣化により硬化・ひび割れが発生していました。
コーキングが切れると防水機能が失われ、逆に雨水を吸い込む原因となってしまいます。早期の再補修が必要な状態です。

このような状態になった訳とは?

築40年以上経過しており、屋根材そのものの寿命が近づいていることが主な原因です。
瓦自体は耐久性に優れた素材ですが、固定している漆喰(しっくい)や防水シートには寿命があります。

さらに、地震や台風などの自然災害によって微細なズレが蓄積し、
その隙間から雨水が入り込みやすくなっていました。

一見すると問題がないように見えても、内部では確実に水が回っており、
木材の腐食やシロアリ被害につながる危険性もあります。

部分補修後にでも雨漏りは起こる?

今回の屋根では、過去に部分補修を行われた形跡がありました。
しかし、その補修部分のコーキング材がすでに劣化し、補修前よりも雨水の通り道を広げてしまっていました。

コーキング補修跡 劣化

部分補修は短期的な延命には効果がありますが、
根本原因(下地や防水層の劣化)を解決しない限り再発する可能性が高くなります。

特に、コーキングの劣化は次のような症状を引き起こします。

  • ひび割れによる剥離や再浸水
  • 雨水の滞留によるカビや腐食
  • 外観の劣化(黒ずみや汚れ)

放置するとどうなる?

瓦屋根の劣化を放置すると、以下のようなリスクが高まります。

  • 雨漏りの悪化:雨水が屋根裏まで到達し、断熱材や木材を腐らせます。
  • 天井・壁紙への被害:室内のクロスが剥がれ、カビやシミが広がることで健康被害にもつながります。
  • 耐震性の低下:木材の腐食により、家全体の構造が弱くなります。
  • 修繕コストの増加:放置期間が長いほど、部分補修では対応できず、葺き替えが必要になります。

ご提案内容:葺き替え工事

今回のように、屋根全体で複数の劣化症状が見られる場合は、部分補修では根本的な解決になりません。
そのため、既存の瓦をすべて撤去し、新しい防水シートと軽量屋根材に交換する「葺き替え工事」をご提案しました。
葺き替え工事では、下地の状態を直接確認できるため、雨漏りの再発を防ぐだけでなく、住宅の寿命を延ばすことができます。

屋根葺き替え工事 住みたかルーフ

▼メリット

  • 雨漏りの根本解決
     屋根の内部構造から修繕するため、再発リスクを完全に防止します。

  • 軽量屋根材による耐震性向上
     最新の屋根材は瓦の約1/3の重さで、地震時の揺れを軽減します。

  • 断熱・防音効果の向上
     新しい防水シートと屋根材により、夏の暑さ・雨音を軽減。

  • 長期的なコスト削減
     頻繁な補修が不要になり、結果的にメンテナンスコストを抑えられます。

まとめ

瓦屋根は非常に耐久性に優れていますが、瓦の下にある防水シートや下地木材の劣化は、どんな屋根にも必ず訪れます。

雨漏りを放置してしまうと、見えない部分で家全体が傷んでしまうこともあります。
住みたかルーフでは、屋根専門の無料点検を実施しています。

「天井にシミができた」「瓦がずれている気がする」など、
少しでも気になる症状があれば、早めの点検をおすすめします。
私たち住みたかルーフが責任を持って、最適な修繕プランをご提案いたします。

次回のブログでは、実際に行った葺き替え工事の様子をご紹介いたしますので、お楽しみに!

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    私たちが本気で目指すのは、「ただ工事を受注する」ことではありません。オーナー様から「この会社になら大切な住まいを任せられる」と心から思っていただき、そして長く安心して暮らしていただけることです。

    それが、親子二代で培った信念であり、九州2位の受賞に裏打ちされた技術力であり、何より地域や職人を大切にする心につながっています。

    「屋根でお困りのとき、まず最初に声をかけてもらえる存在でありたい」——その一心で、私たちは今日も情熱を持って現場に向かっています。

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