糟屋郡志免町｜屋根カバー工法に伴う高圧洗浄・防水シート敷設・桟木設置の様子を徹底解説！

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2025.09.04 (Thu) 更新

糟屋郡志免町｜屋根カバー工法に伴う高圧洗浄・防水シート敷設・桟木設置の様子を徹底解説！

皆様こんにちは！屋根工事専門店住みたかルーフです！

今回は、糟屋郡志免町にて実施した屋根カバー工法に伴う高圧洗浄から桟木設置までの様子について詳しく解説いたします！

築20年を迎える戸建て住宅にお住まいのお客様より「そろそろ劣化が進んでいるのでは」とお問合せをいただきました。

実際、スレート屋根全体の色褪せや、下屋部分のひび割れが見受けられ、
前回の塗装工事によって一時的に延命はされていましたが、基材自体の耐久性が限界に近づいている状態でした。

「今後も長く安心して暮らしたい」というご要望を踏まえ、屋根カバー工法を行いました

現地調査結果は前回のブログのにて詳しくご紹介しております！ぜひそちらも併せてご覧ください！

▼前回のブログ
・糟屋郡志免町にある築20年のスレート屋根と外壁の劣化を徹底調査！

スレート屋根って？

スレート屋根とは、薄く平らな板状の屋根材を重ねて施工する屋根のことです。
日本の住宅では「コロニアル」や「カラーベスト」と呼ばれることも多く、広く普及しています。

▼特徴

軽量設計：瓦に比べて軽く、住宅への負担を軽減。耐震性にも有利。
コスト面で有利：比較的安価で、施工性が高いためリフォームにも採用されやすい。
デザイン性：シンプルでモダンな外観になり、どの住宅にも合わせやすい。

▼デメリット

防水性は塗膜に依存：表面の塗膜が劣化すると、防水性能が低下。
劣化症状が出やすい：主に色褪せ、ひび割れ、苔やカビの発生
寿命の目安：およそ20〜25年程度で基材が限界に近づく。

▼メンテナンスの必要性

塗装：10〜15年ごとに再塗装を行うことで、防水性と美観を維持できる。
葺き替えやカバー工法：築20年以上経つと、基材そのものが劣化し、塗装だけでは改善できない場合がある。
この場合は屋根カバー工法や葺き替え工事が必要になる。

屋根カバー工法｜高圧洗浄の様子

施工前の屋根表面には、長年の雨風や湿気により付着した苔や汚れが目立っていました。
苔は見た目を損なうだけでなく、根を張ってスレート材の内部にまで水分をため込み、劣化を早めてしまう厄介な存在です。
そこでまず行うのが高圧洗浄です。

専用の高圧洗浄機で屋根全体を隅々まで洗浄し、目に見えない細かな汚れや古い塗膜も徹底的に取り除きます。
この工程を丁寧に行うことで、次に施工する防水シートや新しい屋根材がしっかりと密着し、長期間安定した性能を発揮します。
もし洗浄を怠ってしまうと、新しい資材が浮いたり剥がれたりして、数年で雨漏りにつながる危険性もあります。

防水シート敷設

屋根の清掃が終わったら、次に防水シートを敷設します。
既存のスレート屋根の上から新しい防水シートを丁寧に敷き詰めていきます。

防水シートは「屋根の二重の傘」とも呼べる存在で、屋根材の隙間から入り込んだ雨水をせき止め、外へ逃がす重要な役割を担います。
防水シートが劣化している状態を放置すると、たとえ屋根材を新しくしても内部から雨漏りが再発する可能性が高まります。
そのため、この工程は屋根カバー工法の中でも特に重要なポイントとなります

桟木設置

屋根カバー工法では、防水シートを施工した後に「桟木（さんぎ）」を取り付ける工程があります。
桟木とは、屋根材をしっかり固定するための細い木材や金属部材のことです。

屋根材を直接シートに張ってしまうと滑りやすくなるため、桟木を設置することで屋根材のズレを防ぎ、耐風性や耐久性を大幅に高める役割を果たします。
特に軽量な屋根材は風の影響を受けやすいため、桟木による固定は欠かせません。
また、屋根材の隙間に自然な通気層を作ることで、湿気や熱のこもりを軽減し、屋根下地の劣化を防ぐ効果も期待できます。

まとめ

今回の記事では、高圧洗浄から桟木設置までの様子をご紹介しました。
屋根カバー工法における「下地調整」は、ただ新しい屋根を載せるだけでは得られない安心を生み出します。
高圧洗浄で清潔な下地を整え、防水シートで雨から守り、桟木で確実に固定する。
この三つの工程があるからこそ、屋根は長く丈夫に家を守り続けられるのです。

次回のブログでは、いよいよ新規屋根材【ROOGA鉄平】施工の様子をご紹介しますので、お楽しみに！

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