【粕屋町】雨漏りした平屋住宅の屋根葺き替え工事｜モニエル瓦の撤去と防水シートの張り替えで再発を防ぐ

【粕屋町】雨漏りした平屋住宅の屋根葺き替え工事｜モニエル瓦の撤去と防水シートの張り替えで再発を防ぐ

皆様こんにちは！屋根工事専門店 住みたかルーフです！

今回は糟屋郡粕屋町にて実施した平屋屋根住宅の屋根葺き替え工事について、ご紹介いたします！

【お客様からのご相談内容】

「最近、雨が降ると部屋の天井からポタポタと音がする。屋根を点検してほしい」

現地調査へ伺ったところ、屋根材にはすでに製造が終了している「モニエル瓦」が使用されており、
屋根の状態は全体的に深刻な劣化が進行していると分かりました。

現地調査結果のおさらい

まず現地で確認できた主な劣化箇所は以下の通りです。

• 屋根全体の苔やカビによる変色・汚れ
• モニエル瓦の表面塗膜の著しい剥がれ
• 軒天に大きな破損（穴が空いた状態）
• 外壁シーリングの割れ・剥がれ

特に屋根の状態は深刻で、遠目からでも表面の苔がはっきり確認でき、瓦全体が黒ずんでいました。
このまま放置すると、雨水が屋根内部に侵入し、野地板の腐食や柱の劣化など、構造的な問題に発展するリスクも高くなります。

 

さらに、モニエル瓦は現在すでに廃盤となっており、同じ部材での交換や部分補修が困難です。
そのため、今回は屋根全体の「葺き替え工事」をご提案し、お客様にもご理解いただいた上で、施工に入ることとなりました。

前回のブログでは現地調査の詳しい結果をご紹介しております！ぜひ併せてご覧ください！

▼前回のブログ
・糟屋郡粕屋町にて雨漏りした平屋住宅のモニエル瓦を徹底調査｜苔・軒天破損・シーリング劣化などの症状を確認

モニエル瓦とは？なぜ修理ではなく「葺き替え」が必要なのか

モニエル瓦とは、1970〜90年代に日本でよく使われていた「乾式コンクリート瓦」の一種です。
セメントと砂を原料とし、湾曲した美しい形状が特徴で、当時は洋風住宅の屋根に多く採用されていました。

しかし、以下のようなデメリットから、現在では製造が終了しています。

• 表面の「着色スラリー層（モニエル瓦などのセメント瓦の表面に塗布される着色されたセメントペースト）」が剥がれやすく、塗装の定着が悪い
• 定期的なスラリー層除去と専用塗料でのメンテナンスが必須
• 製品ごとに規格が異なるため代替え部材が入手困難
• 重量があるため、地震時の建物への負担が大きい

今回のように雨漏りが発生しているケースでは、部分補修では根本的な解決にはならないため、
下地からの総入れ替え＝「屋根葺き替え」が最も確実かつ長期的な安心につながる選択となります。

屋根葺き替え工事の様子

▼モニエル瓦の撤去
まずは、既存の屋根材であるモニエル瓦を一枚ずつ手作業で慎重に撤去していきます。
瓦の裏側には、スラリー層が雨水を吸って変質しており、部分的に腐食した痕も確認されました。

下地が見えると、防水シート（ルーフィング）が黒く変色し、柔らかくなっている部分もあり、すでに防水機能が失われていたことが判明。

高性能ルーフィングの敷設｜改質アスファルトルーフィングで防水性能アップ

瓦の撤去と下地の確認が完了したら、新しい防水シート（ルーフィング）の施工に移ります。

今回使用したのは、「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる高耐久型の防水シートです。

▼ 改質アスファルトルーフィングの特徴

今後の工程とまとめ｜屋根材の設置へ

このように、今回の工事では「雨漏りが発生する原因」と「屋根全体の耐久性不足」の両方を根本から見直す形で、葺き替え工事を進めています。
次回はいよいよ、新しい屋根材の施工に入ります。
お住まいの見た目も美しくなり、雨漏りの不安も解消されることで、お客様にもご安心いただけることでしょう。

屋根の劣化や雨漏りにお悩みの方へ

住みたかルーフでは、無料現地調査・お見積りを実施中！
劣化状況に応じた最適な工事方法をご提案いたします。

「雨漏りがしているけど、屋根材が古くて修理できるか分からない」
「築30年以上で屋根の点検をしたことがない」
「モニエル瓦かどうか分からないけど気になる」

このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度住みたかルーフへご相談ください。

次回のブログでは、新しい屋根材を施工する工程をお届けいたします。お楽しみに！

お問い合わせの多い工事

補修・修繕工事

・緊急対応・応急処置プラン(5万円以内)

・エコノミー修繕プラン(10〜30万円)

改修工事

・屋根葺き替え工事

・屋根カバー

・外壁塗装工事

・屋根塗装工事

・防水工事

選ばれる理由

親子二代で築き上げた信頼と技術 ～受け継がれる想いと福岡県瓦組合所属の誇り～

地域の皆様と共に歩んだ３１年。受け継がれる想いが、確かな技術を支えます。

「先代がこの地で創業して以来、31年。私たちは地域の皆様と共に歩み、住まいの屋根を守り続けてきました。親子二代で培ってきた技術と、お客様への感謝の想いは、私たちの誇りです。

福岡県瓦組合所属 という、 正しい知識・技術力を持つ専門店の証です。

「福岡県瓦組合に所属。悪徳業者が蔓延する昨今、組合所属は、お客様に安心をお届けする上での重要な指標となります。瓦のプロとして、正しい知識と技術で、お客様の屋根を守ります。」

メーカー主催コンテスト福岡１位の実力 ～信頼の証～

九州で認められた技術力。確かな品質で、お客様の期待を超える屋根を。

「九州トップクラスの技術で、お客様の屋根をしっかりと守ります。コンテスト受賞に甘んじることなく、常に技術向上に励み、お客様の期待を超える屋根づくりを目指しています。」

ドローンなどの最新技術による徹底調査

ドローンなどの最新技術を導入し、屋根の状態を隅々まで詳細に調査します。屋根工事に特化した専門店だからこそ、専門知識と技術力は他社とは一線を画す。屋根のことならどんなことでもお任せください。

アフターフォローも万全 ～末永いお付き合いを～

工事が終わってからが、本当のお付き合い。末永く、安心をお届けします。

「私たちは、工事が終わってからが本当のお付き合いの始まりだと考えています。半年に一度、定期点検のご案内をお送りし、お客様の屋根の状態をしっかりと見守ります。」

最後に

私たちが本気で目指すのは、「ただ工事を受注する」ことではありません。オーナー様から「この会社になら大切な住まいを任せられる」と心から思っていただき、そして長く安心して暮らしていただけることです。

それが、親子二代で培った信念であり、九州2位の受賞に裏打ちされた技術力であり、何より地域や職人を大切にする心につながっています。

「屋根でお困りのとき、まず最初に声をかけてもらえる存在でありたい」——その一心で、私たちは今日も情熱を持って現場に向かっています。

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