福岡市中央区にある3階建て住宅にて発生した雨漏り被害…SSルーフによる屋根カバー工法を実施しました！

スタッフブログ

2025.06.20 (Fri) 更新

福岡市中央区にある3階建て住宅にて発生した雨漏り被害…SSルーフによる屋根カバー工法を実施しました！

皆様こんにちは！屋根工事専門店住みたかルーフです！

今回は、福岡市中央区で実際に行った3階建て住宅の雨漏り修理と屋根カバー工法の施工事例をご紹介します。

「天井の壁紙が剥がれていて、茶色く変色している。雨漏りかもしれない」
というお客様からのご相談を受け、すぐに現地調査を実施しました。

調査の結果、屋根からの雨水の浸入による深刻な被害であることが分かり、今回はSSルーフという高耐久金属屋根材を使ったカバー工法をご提案・実施いたしました。

現地調査結果のおさらい

▼室内ではクロスの剥がれとシミ

3階部分の天井に目立つ茶色い雨染みが確認され、場所によってはクロスが剥がれている状態でした。
これは、天井裏に雨水が長期間滞留していたことを示す典型的な症状です。
クロスの剥がれや膨らみは、構造材の腐食やカビの発生にもつながるため、早急な対処が必要な段階でした。

▼屋根上では錆と穴あき、もらい錆も…

屋根材は金属で、全体的に赤茶けた錆が広がっており、一部には穴あきも確認されました。
また、屋根と立ち上がり（パラペット）との取り合い部分には、「もらい錆」と呼ばれる、錆が他の部材に広がる現象も見受けられました。
これらの症状から、従来の屋根材ではすでに防水性能を維持できておらず、新たな屋根材でのカバーが必要と判断しました。

前回のブログでは現地調査結果をさらに詳しく解説しております。
ぜひそちらも併せてご覧ください ♪

▼前回のブログ
・福岡市中央区にある3階建て住宅の天井から雨漏り｜壁紙が剥がれ、天井に茶色いシミ…深刻な被害の実態を調査しました！

採用したのは「SSルーフ」｜耐久性・施工性に優れた屋根材

今回、既存屋根の上に重ねる形で採用したのが、ガルバリウム鋼板製の「SSルーフ」です。

▼ SSルーフの主な特徴

ガルバリウム鋼板製で、錆に非常に強い
軽量設計のため、3階建てでも耐震負担が少ない
独自の「二重ハゼ工法」で水密製と耐風性を確保
スタイリッシュな外観で住宅との調和も◎

加えて、断熱材を組み合わせることで、断熱性・遮音性の向上も期待できます。
屋根が2重構造になるカバー工法では、こうした軽量かつ高性能な素材を使うことで、建物全体のバランスを損なわず、長寿命化が図れます。

屋根カバー工法の様子

▼屋根カバー工法とは？
屋根カバー工法とは、既存の屋根を撤去せず、上から新しい屋根材を被せていく施工方法です。
特に金属屋根のように劣化が進んでいても、構造自体がしっかりしていれば再利用が可能です。

お客様からも「なるべく短期間で、かつ費用を抑えて修理したい」というご希望があり、この工法が最適な選択肢となりました。

新しい屋根を施工した写真⇩

▼ 板金工事とは？
新しい屋根材の設置完了後は、屋根工事の最終工程にあたる板金工事を行います。
これは、屋根材同士の継ぎ目や、壁との取り合い部分、パラペットなどに金属製のカバー（板金）を設置して防水性能を補強する作業です。
水の侵入経路を完全にふさぐ、いわば雨仕舞（あまじまい）を完成させる重要な工程です。

▼パラペット上部「笠木」の交換も実施
今回特に重点的に行ったのが、パラペットの最上部にある「笠木（かさぎ）」の交換です。
笠木は、屋根と外壁をまたぐ場所で、雨水の侵入を防ぐ最前線とも言える部材。
古くなった笠木は、歪みや浮きが発生していて、隙間からの雨水浸入が懸念される状態でした。
これを新しい板金に交換し、パラペットまわりにもコーキング処理を適切に施し、より安心できる屋根構造を実現しました。

施工完了後の屋根

▼施工前

▼施工後

施工後の屋根は、美しく整った見た目で、屋根全体の印象もがらりと変わりました。
雨漏りの不安は完全に解消され、断熱・防音・美観の向上にも貢献しています。

お客様からも、

「雨が降っても天井を気にせず過ごせるようになった！仕上がりがきれいで、家全体が新しく見える」

と大変嬉しいお声をいただきました。

ガルバリウム鋼板とは？人気の理由を解説

ここで、今回使用した「ガルバリウム鋼板」について、簡単にご紹介しておきます。

▼ガルバリウム鋼板の特徴

アルミニウム+亜鉛の合金メッキ鋼板
耐食性・耐久性に優れ、錆びにくい
軽量で施工性が良く、建物への負担も少ない
メンテナンスサイクルが長く、コストパフォーマンスに優れる

住宅の屋根材・外壁材として非常に多く採用されている素材です。
とくに、カバー工法においては最適な材料の一つです。

まとめ｜雨漏り対策は「下地」と「仕上げ」の両方が大切

雨漏りの修理というと、「穴をふさぐ」イメージを持たれるかもしれませんが、実際には下地の強化＋仕上げの精度が重要です。
今回のように、劣化した屋根の上にSSルーフで新しい屋根を被せ、板金とコーキングで確実に仕上げることが、再発を防ぐ最善策となります。

✔️ 屋根に錆や浮きが見える
✔️ 天井にシミやクロスの剥がれ
✔️ 屋根が古くなってきた気がする

そんな時は、無料点検・無料診断をご活用ください。
私たち住みたかルーフでは、経験豊富な屋根のプロが現場に伺い、適切な修理方法をわかりやすくご説明いたします。

お問い合わせの多い工事

補修・修繕工事

選ばれる理由

親子二代で築き上げた信頼と技術～受け継がれる想いと福岡県瓦組合所属の誇り～

地域の皆様と共に歩んだ３１年。受け継がれる想いが、確かな技術を支えます。

「先代がこの地で創業して以来、31年。私たちは地域の皆様と共に歩み、住まいの屋根を守り続けてきました。親子二代で培ってきた技術と、お客様への感謝の想いは、私たちの誇りです。

福岡県瓦組合所属という、正しい知識・技術力を持つ専門店の証です。

「福岡県瓦組合に所属。悪徳業者が蔓延する昨今、組合所属は、お客様に安心をお届けする上での重要な指標となります。瓦のプロとして、正しい知識と技術で、お客様の屋根を守ります。」

メーカー主催コンテスト福岡１位の実力～信頼の証～

九州で認められた技術力。確かな品質で、お客様の期待を超える屋根を。

「九州トップクラスの技術で、お客様の屋根をしっかりと守ります。コンテスト受賞に甘んじることなく、常に技術向上に励み、お客様の期待を超える屋根づくりを目指しています。」

ドローンなどの最新技術による徹底調査

ドローンなどの最新技術を導入し、屋根の状態を隅々まで詳細に調査します。屋根工事に特化した専門店だからこそ、専門知識と技術力は他社とは一線を画す。屋根のことならどんなことでもお任せください。

アフターフォローも万全～末永いお付き合いを～

工事が終わってからが、本当のお付き合い。末永く、安心をお届けします。

「私たちは、工事が終わってからが本当のお付き合いの始まりだと考えています。半年に一度、定期点検のご案内をお送りし、お客様の屋根の状態をしっかりと見守ります。」

最後に

私たちが本気で目指すのは、「ただ工事を受注する」ことではありません。オーナー様から「この会社になら大切な住まいを任せられる」と心から思っていただき、そして長く安心して暮らしていただけることです。

それが、親子二代で培った信念であり、九州2位の受賞に裏打ちされた技術力であり、何より地域や職人を大切にする心につながっています。

「屋根でお困りのとき、まず最初に声をかけてもらえる存在でありたい」——その一心で、私たちは今日も情熱を持って現場に向かっています。

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