【福岡市博多区の皆様へ】洋風住宅にて行った外壁調査の様子をご紹介！

スタッフブログ

2025.06.10 (Tue) 更新

【福岡市博多区の皆様へ】
洋風住宅にて行った外壁調査の様子をご紹介！

皆さんこんにちは！屋根工事専門店住みたかルーフです！

本日は、洋風住宅にお住まいのお客様より「屋根と一緒に外壁も見て欲しい」とご依頼いただき実施した外壁調査の様子について詳しくご紹介いたします。

同物件の屋根調査の様子は前回のブログにてご紹介しておりますので、ぜひそちらも併せてご覧ください。

▼前回のブログ
・【福岡市博多区の皆様へ】屋根調査にて天然スレートの破損と落下被害を確認！軽量・耐震性を重視した屋根葺き替え工事をご提案。

外壁調査スタート

今回調査を行った住宅は、ホワイトとレンガ調の美しい外観が特徴的な洋風の戸建て住宅。
築年数も経っており、外壁の汚れやひび割れが気になっていたそうです。

一見すると美観は保たれているように見えましたが、近づいてみるとところどころに劣化のサインが現れていました。

外壁の寿命や耐久性は、使用された塗料や外壁材、そして日当たりや風通しなどの環境条件によっても異なります。
今回の住宅では、特に日の当たらない北側や湿気が溜まりやすい部分に、汚れや苔、藻の発生が見受けられました。

外壁の汚れと黒ずみの正体は「カビ・苔・藻」

外壁に見られた黒ずみの原因は、カビ・苔・藻の繁殖によるものでした。
これらは、湿気の多い場所や日陰などに発生しやすく、一度発生すると塗膜の劣化を急速に進行させることがあります。

特に今回のように白系の外壁では、黒ずみや緑がかった汚れが目立ちやすく、
美観を損ねるだけでなく、塗膜の防水機能が低下していることを意味します。
このまま放置しておくと、外壁材自体の劣化が進み、やがて雨水が建物内部へ侵入するリスクも高まってしまいます。

チョーキング現象の確認

今回の調査で特に注目すべきポイントが「チョーキング現象」の発生でした。

▼チョーキングとは？
チョーキング現象とは、外壁の塗膜が紫外線や雨風にさらされることで表面の樹脂が分解され、
顔料成分がチョークのような粉状になって浮き出る現象です。
手で外壁を撫でて白い粉が付着する場合、それは塗膜の保護機能が失われているサインです。

この症状が出たら、外壁の塗膜が限界を迎えている状態。
雨や湿気が塗装内部に侵入しやすくなり、ひび割れや剥がれなど、次のトラブルを引き起こす前兆とも言えます。

雨樋の破損も発見

さらに今回の調査では、雨樋の破損も確認されました。
雨樋は、屋根に降った雨水をスムーズに排水し、外壁や基礎に水がかからないようにする役割を担っています。
しかし、雨樋が破損していると、排水が乱れて外壁に直接雨水が当たり、汚れや劣化を加速させてしまうのです。

特に今回の住宅では、雨樋から外壁へ水が垂れた跡が黒ずみとして残っており、
塗膜の劣化と関連していることが明らかになりました。

塗膜の劣化が進行中

外壁の塗装は、建物の美しさを保つだけでなく、防水・防汚・防カビといった保護機能を持っています。

しかし、チョーキング現象や色褪せ、ひび割れといった症状が見られ始めると、
塗膜が本来の役割を果たせていない可能性が高く、建物全体に悪影響を及ぼす前に塗り替えが必要です。
外壁塗装の目安は、一般的には10〜15年に一度と言われています。

今回のケースでも、外壁の劣化が進んでおり、今後の雨漏りなどのリスクを未然に防ぐためにも、
早期の塗装工事が最善の選択肢であると判断しました。

屋根と外壁の同時工事でコスト削減にも効果

今回のお客様のように、「屋根の工事と一緒に外壁も」とお考えの方には、同時施工のメリットがあります。

足場の設置費用が1回で済む
工期が短縮できる
外観の統一感を保てる

足場設置は10〜20万円程度のコストがかかるため、
屋根と外壁を別々のタイミングで施工するよりも同時に行った方が経済的にも効率的です。

まとめ

今回の外壁調査では、一見きれいに見ても、劣化は確実に進行しているという事実を、実際の症状とともにご確認いただきました。
特にチョーキング現象や雨樋の破損は、今後の雨漏りや建物内部へのダメージを引き起こす前兆です。
少しでも気になったら、まずは専門家に相談することが、お住まいを長持ちさせる最大の防御策になります。

住みたかルーフでは、屋根・外壁の無料点検を実施中！
「塗装が必要かどうかわからない…」という方も、お気軽にご相談ください。

次回のブログでは、実際に行った屋根工事の様子から順番にご紹介していきますので、お楽しみに！

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