リビングにまで雨漏り被害が及んでいた福岡市博多区住宅。塩ビシート防水工事を行い、ベランダからの雨漏りを解消しました！

2025.04.22 (Tue) 更新

リビングにまで雨漏り被害が及んでいた福岡市博多区住宅。塩ビシート防水工事を行い、ベランダからの雨漏りを解消しました！

皆さんこんにちは！屋根工事専門店住みたかルーフです！

今回は、福岡市博多区で実施したベランダの雨漏り修理・塩ビシート防水工事の様子をお届けします。
IHディスクを使用する「機械固定工法」という高度な防水技術を採用し、リビングにまで被害が及んでいた雨漏りを根本から解決しました。

詳しい現地調査の様子は前回のブログでご紹介しておりますので、
ぜひこちら⇩も合わせてご覧ください ♪
ベランダ真下のリビンングにて雨漏りが発生！福岡市博多区住宅にて雨漏り調査を行いました！

調査のきっかけ

お客様から「リビングの天井に染みができているので見てほしい」とのご相談をいただき、
すぐに現地調査に伺いました。
現地では、リビング天井の一部にはっきりとした雨染みがあり、天井材の浮きや変色も確認。
さらに、窓枠付近にも水の痕跡が見られ、すでに建材内部にまで雨水が浸入している状態でした。

リビングの真上はベランダという構造。
そのため、最も疑わしいのはベランダの防水層の劣化と判断しました。

一見すると綺麗に見える床面でしたが、ベランダ床に敷かれていた水捌けマットを捲ると、
内部は黒く汚れ、汚れや湿気がこもったまま長年放置されていたことがわかりました。
さらに、排水口も汚れで詰まり気味となっており、水が流れずに滞留していた痕跡も確認しました。

塩ビシート防水・機械固定工法とは？

塩ビ製の防水シートを専用の「IHディスク」で屋上に固定し、
溶着機械を用いてディスクとシートをしっかり接合する方法です。

【特徴とメリット】

地震や建物の振動に強く、浮きや剥がれが起きにくい
下地の状態に左右されにくく、既存防水層を撤去せずに施工可能
接着剤を使用しないために、ニオイや有毒ガスが発生しない
防水性・耐久性ともに非常に高く、１０〜１５年の耐用年数

【メンテナンス方法】

塩ビシート防水は、耐久性が高い防水工法ですが、
定期的なチェックと簡単なメンテナンスをしておくことで、さらに長持ちさせることが可能です。

年に１〜２回、汚れの除去
排水口まわりの詰まり確認
継ぎ目や端部のシーリング劣化チェック

工事の流れ

① 絶縁シートの敷設とIHディスクの取り付け
まずは、防水シートと下地を直接触れさせないように絶縁シートを丁寧に敷いていきます。
その後、IHディスクと呼ばれる金属製の円盤を、等間隔に設置していきました。

このIHディスクが防水層の要であり、のちに塩ビシートと溶着して強力に固定する役割を果たします。

② 塩ビシートの施工とIHディスクの融着
次に、塩ビシートを全体に張り巡らせてから、
専用のIH融着機を使ってディスクとシートをしっかりと熱で溶着させていきます。

この作業は、防水工事の中でも特に技術力が求められる工程。
適切な温度・時間で処理をしなければ、密着不良を起こして雨漏りの再発リスクが高まります。

③ 継ぎ目の処理（シーリング）
塩ビシート同士の継ぎ目部分には、専用のシーリング材を塗布。
ここが弱点にならないよう、しっかりと充填し、見た目も美しく仕上げていきました。

施工完了｜ベランダの防水性能が大幅に向上！

すべての作業が完了したベランダは、
ピカピカの塩ビシートで覆われ、排水もスムーズに機能する状態に生まれ変わりました。
シートの素材自体が耐紫外線・耐熱性に優れており、今後はちょっとやそっとの雨風ではビクともしません。

お客様も仕上がりを見て「これで安心して過ごせますね」と安心されたご様子でした。

まとめ｜雨漏りは「見えないところ」に潜む

今回のケースのように、ベランダの見た目がきれいであっても、
マットの下や床面に劣化が潜んでいることは非常に多いです。

「まさか、ベランダから雨漏りするなんて…」
そんな油断が、大切なお住まいの寿命を縮めてしまう原因になるかもしれません。

住みたかルーフでは、無料点検を行っています！
気になる雨染みや湿気、異臭、排水不良などがある方は、早めの点検をご検討ください。

屋根リフォームモニター募集！熱シャット工法が施工できるのは住みたかルーフだけ

WEBキャンペーンにてお得になります。

ホームページを見ましたとお問い合わせください！

リビングにまで雨漏り被害が及んでいた福岡市博多区住宅。塩ビシート防水工事を行い、ベランダからの雨漏りを解消しました！