コーキング劣化が原因？壁から雨漏りしている糸島市の別荘の雨漏り調査を実施！

2025.04.09 (Wed) 更新

コーキング劣化が原因？壁から雨漏りしている糸島市の別荘の雨漏り調査を実施！

皆さんこんにちは！屋根工事専門店住みたかルーフです！

今回は、糸島市で行った雨漏り調査の様子をご紹介します。
対象となった建物は、糸島市の自然に囲まれたリゾート地に佇むおしゃれな別荘。
落ち着いたホワイトとブラウンの外観が印象的な別荘ですが、
お客様から「壁から雨漏りしているので見てほしい」とご連絡があり、早速現地調査を行いました。

本日は、現地調査の結果について詳しくご紹介していきます！

調査開始

比較的築年数が浅く見える一戸建ての別荘でしたが、
室内からは壁にうっすらとシミのような跡が確認され、雨が降るたびに濡れている感触があるとのことでした。

調査は、外壁の中でも特に雨水の浸入リスクが高い「窓枠（サッシ）周り」の確認からスタートしました。

①コーキングを重点チェック
サッシと外壁の取り合い部分には、コーキング（シーリング）と呼ばれるゴム状の防水材が使われており、
このコーキングが劣化すると、すき間から雨水が建物内部へと浸入してしまいます。

今回の現場では、窓枠周辺のコーキングが明らかに劣化しており、

表面に細かいひび割れ
弾力性の低下
一部に剥離や痩せが見られる状態

このような症状が見つかりました。
雨水が染み込みやすい構造になっており、コーキングの打ち替えが必要と判断しました。

②バルコニーの構造をチェック
続いて調査したのは、壁から雨漏りが発生していたというバルコニーの下の部分。
こちらの別荘には、天然木を使用したおしゃれなウッドバルコニーが設置されており、
雨風の影響を受けやすい構造となっていました。

✔️バルコニーの木材部分の腐食なし
経年劣化による木の腐食や金属の錆、ビスの緩みなどが生じてくるものですが、
幸いバルコニー自体に大きな腐食や破損はなく、不具合はありませんでした。

③外壁とバルコニー周辺の全体調査

さらに、バルコニー下部の外壁や軒天部分、塗装面なども細かくチェックを行いました。
結果的に、著しい木部の腐食や塗膜剥離といった深刻な劣化は見つかりませんでしたが、
経年劣化による細かなクラック（ひび割れ）や紫外線による塗膜の劣化が確認されました。

これらも将来的には雨漏りの引き金となる可能性があるため、
塗装による保護や防水処理など定期的なメンテナンスが必要です！

調査まとめ：コーキング補修で雨漏りは改善可能

今回の雨漏りの主な原因は、窓枠まわりのコーキング劣化と判断されました。
コーキングが硬化してひび割れ、痩せたことにより、そこから雨水が浸入していたと考えられます。
また、バルコニー下の外壁部分も潜在的な雨漏りリスクがあるため、
今回の工事では以下の内容を提案しました。

サッシ周辺のコーキング打ち替え
バルコニー接合部の点検・再固定
外壁塗装の再塗装（必要箇所）
防水処理の予防メンテナンス

次回のブログでは、コーキング打ち替えの様子をお届けいたしますので、お楽しみに ⭐︎

まとめ｜壁からの雨漏りはコーキング点検をお忘れなく！

糸島市の自然あふれる別荘地で行った雨漏り調査では、
サッシ周りのコーキング劣化が主な原因であることが判明しました。
また、バルコニーと外壁の取り合い部も雨水が入り込みやすいリスクがあるため、
あわせて点検・修繕が必要です。

雨漏りは、一度始まるとどこから侵入しているのかを特定するのが非常に難しく、
建材の腐食やカビの発生、電気設備への影響など、大きなトラブルに発展することもあります。
特に別荘やセカンドハウスなど、普段あまり滞在しない建物では、
異変に気づくのが遅れてしまう傾向があるため、定期点検が非常に重要です。

見た目ではわかりにくいコーキングの劣化や接合部のゆるみは、
プロの目でないと発見が難しい部分でもあります。

「最近、なんとなく壁が湿っている…？」
「外壁に細かいひび割れが見える…」
そんな些細なサインも見逃さず、早めに調査・補修を行うことが、快適で安心な暮らしを守る第一歩です。

住みたかルーフでは、無料の点検・調査を承っております。
雨漏りが心配な方、外壁や屋根の劣化が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください！

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