雨樋の位置で失敗?雨樋の位置にきまりがあるの?
2024.04.04 (Thu) 更新
雨樋の位置で失敗?雨樋の位置にきまりがあるの?
家の正面に雨樋が見えるのは避けたい、雨樋の取り付け位置にきまりはあるのでしょうか。
住宅設備の中で普段あまり気に掛ける場所ではありませんが間違った箇所に雨樋を取り付けると住宅にダメージを及ぼすことがあります。
雨樋の役割
雨樋は屋根に降った雨水を集めて地面に排出します。具体的には雨水の集水、建物の保護、地盤の保護、などがあります。適切に設置された雨樋は建物や周辺地域を雨水から保護し、建物や地盤の劣化を防ぎます。
雨樋の部品
雨樋は複数の部品からできています。
- 軒樋・・・屋根と水平に取り付けられ、屋根に降った雨を集めます。
- 竪樋・・・屋根と垂直に取り付けられ、雨水を地上や下水に流します。
- 集水器・・・軒樋と竪樋の交差する部分に取り付けられたもの。雨水を竪樋へと流します。
屋根材でも異なる?雨樋の正しい位置
瓦屋根の場合、屋根に降った雨水は瓦の前ではなく、後ろ側に飛びます。そのため雨樋を取り付ける際には雨樋の中心が瓦先端の真下より少し後ろが正しい位置と言えます。
例えば、軒先にある瓦の先端部分に対して雨樋が内側に入り込みすぎていると、大雨の際には雨水を受け止めることができません。地面に打ちつける雨音が気になったり、水たまりができることで付近の外壁にカビや藻が発生する可能性があります。
雨樋がしっかりと役割を果たすには、正しい位置に取り付ける必要があります。屋根の傾斜角度や屋根材によって適切なサイズや取り付け方法があります。
雨樋で後悔しないために。雨樋の失敗例
- 雨水が溢れる
屋根の形や勾配によって雨水の流れは異なります。しっかりと雨水を受け止められる位置で無いと雨樋から雨水が溢れてしまいます。 - 雨樋が目立つ
近年は雨樋を目立たないように設置するのを望む人が多いです。事前に図面を確認しながら計画的に進めましょう。 - 排水トラブル
屋根に降った雨水は側溝に流すか雨水枡へと正しく排水する必要があります。
雨水が地面に流れ続け、地面が濡れた状態が続くとシロアリなどの住宅へのダメージを引き起こすことがあります。
竪樋が家の正面から見えるのが嫌!シンプルモダンな住宅にある雨樋
雨樋は、外壁の色に合わせることで住宅の外観にも配慮できます。
しかし、近年人気のシンプルモダン住宅に合う雨樋をご紹介します。
「雨の道をデザインする」Tanita Housing Ware
「HACO」
「シンプルなものは美しい。ただの箱。・・・それだけでいい。」と誕生した雨樋。
雨樋のデザインにも気を抜かないこだわりの住宅になります。
「雨樋で雨を魅せる」Tanita Housing Ware
「クサリトイ ensui (タニタガルバ)
シンプルな円錐状の連なりが美しいTANITA GALVA クサリトイ
鎖樋は、曲線的な美しい形状が特徴です。日本の伝統的な建築物や庭園などで見られ美しい景観を演出するために使用されています。その鎖樋が現在の住宅にもマッチするようにシンプルが美しいです。
まとめ
住宅の細部まで意識するとさまざまな商品があることがわかります。雨樋の役割を理解し、雨樋を正確に取り付け、雨水を排出しなければ住宅にもダメージを及ぼすことがあります。どのように雨樋を繋ぐか想定し、雨から住まいを守りましょう。
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