出窓は雨漏りしやすいのか。出窓のメリット、デメリットを解説
2024.03.04 (Mon) 更新
出窓は雨漏りしやすいのか。出窓のメリット、デメリットを解説
出窓とは外から見たときに壁から飛び出すようにつくられた窓のことです。窓の目前にスペースができるので植物を育てたり、インテリアを楽しむことができます。しかし、出窓には雨戸が設置できず、普通の窓に比べると雨や風などのダメージを受けやすく、雨漏りしやすい場所になります。
今回は出窓からの雨漏りについて解説します。
出窓からの雨漏りの原因は
出窓からの雨漏りにはどのような原因があるのでしょうか。
- 出窓の構造上の問題
出窓は建物の外壁から突き出ているため、雨水が直接当たりやすい部分です。外壁との接合部や窓枠、シーリングなどが劣化すると雨漏りが発生しやすくなります。 - コーキングの劣化
通常、窓と壁の間にはコーキングと言われる材料で隙間が埋められています。コーキングには防水機能があり、水が侵入するのを防ぎます。コーキングは、紫外線、雨、風によって劣化します。コーキングが劣化するとひび割れや剥がれを起こし、その隙間が雨漏りの原因となることがあります。 - 窓のフレームの劣化や損傷
出窓のフレームが損傷したり、劣化すると雨水が侵入します。 - 屋根や壁の損傷
屋根や壁が損傷すると、そこから水が侵入し、出窓を伝って雨漏りすることがあります。また、出窓は結露が発生しやすく結露を放置すると出窓の壁が腐食し、雨漏りが発生します。
出窓は雨漏りしやすいのか
日光が入りやすく、部屋が明るく、広く見えることから内装にこだわる方に人気の出窓ですが注意が必要です。
出窓は、夏には熱気がこもりやすく、冬は冷気がこもり結露が発生しやすくなります。
壁から飛び出すように作られた出窓は、つなぎ目が劣化することで雨漏りのリスクも高まります。
また、出窓の天井部分からの雨漏りも発生します、出窓の天井にシミを見つけたら雨漏りを疑いましょう。
雨漏りの多くの原因はサッシにあり
建物の日々、紫外線、雨、風にさらされています。雨漏りの原因は屋根、外壁、ベランダとありますが、実はさっし周りから発生している雨漏りも多いのです。
サッシ周りの、コーキングが劣化しそこから雨水が侵入するのが原因です。
こんなコーキングの劣化症状に注意!
・剥離
コーキングと外壁の間に隙間ができている状態です。
・ひび
コーキングにひびが入っているのは、コーキング材の劣化や寿命が原因です。紫外線や雨風にさらされることで劣化します。さわって弾力がない場合、劣化しているといえます。
・欠落
コーキング材が取れてしまうことがあります。この場合は、早急な対処が必要です。
出窓、サッシ周りからの雨漏りを解決
サッシ周りの雨漏りはコーキングが原因のことが多いので部分補修で対応が可能です。しかし、出窓からの雨漏りを放置すると出窓周辺の建材の劣化、腐食につながります。腐食している場合には、腐食している建材を取り替える必要があります。被害が拡大した場合には、修理金額も高額になる可能性があるので雨漏りを疑う場合には早めに専門の業者に依頼しましょう。
まとめ
出窓は室内に明るさと開放感を演出し、窓辺に座って景色を楽しんだり、収納スペースとして活用することができます。
しかし、出窓の突出部分は外部からの影響を受けやすい箇所です。
出窓は外壁や窓枠、コーキングの劣化により雨漏りが発生する可能性がありますが、定期的な点検やメンテナンスによって家の寿命を伸ばすことができます。
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