蛍光灯、電球から水が垂れてくる「雨漏りによる漏電に注意」
2024.02.22 (Thu) 更新
蛍光灯、電球から水が垂れてくる「雨漏りによる漏電に注意」
蛍光灯や電球に水滴がついている。シーリングライトの中に水が溜まっている。
それは雨漏りが発生している可能性があります。
このようなトラブルの原因と対処法を解説します。
状況
- 電球やライトに水滴が付いている
- 湿気や水滴が電球やライト付近に見られる
- 外部からの雨水が室内に侵入している
- 雨が降ると電球が暗くなったり、チカチカする
- シーリングライトの内側に水が溜まっている
雨漏りの原因
通常、電球の取り付け部分から水が入り込むことはありません。どこかで水漏れが起こり、電気コードを伝って流れてきていると考えられます。
考えられるのは屋根、外壁、窓サッシ、ベランダ、天窓からの雨漏りです。
雨漏りしているということは、棟板金の劣化や破損、屋根材の劣化や破損、外壁のひび割れ、天窓のパッキンの劣化、ベランダ防水の劣化などが考えられます。
- 屋根の損傷
屋根に亀裂や穴が開いている場合、雨水が屋根内部に侵入し、天井や壁を伝って室内に漏れることがあります。 - 屋根材の老朽化
屋根材が老朽化している場合、雨水が浸透しやすくなります。屋根材は経年劣化によって耐久性が低下し雨漏りの原因となることがあります。 - 雨樋やベランダの排水溝の詰まり
雨樋や排水溝が詰まっていると雨水が溜まりやすくなり、雨漏りが発生することがあります。
雨漏りかもしれない「電球やライトに水滴が付いていた際の対応」
- 安全確保
電球やライトが水滴で濡れている場合にはまず安全を確認します。電気設備と水が接触すると関電の可能性があります。触らないでください。
電球に水が触れるとガラスが割れ怪我をする危険があります。 - 原因の特定
雨漏りの原因を特定するのに、屋根や天井、雨樋の点検が必要です。専門の業者に依頼しましょう。屋根に上るのは危険です。
雨漏りで漏電の危険性もある
雨漏りは建物に影響があるだけでなく、電気設備にも大きな影響を及ぼします。特に天井に設置された蛍光灯、電球は被害が出やすいです。
通常、電気配線や電気器具には、電気が漏れないように「絶縁」という処理がされています。しかし、何らかの影響により電気が他の場所に漏れてしまいます。これが漏電です。漏電しているものに触れると電気は人に流れます。
雨漏りによって水が蛍光灯に侵入すると、電気と水が接触することで漏電の危険性が高まります。
コードや電気配線に水が染み込んで漏電し、スパークし、その火花が周辺の埃に引火して、火災の原因にもなります。
これは危険!漏電の危険
このような症状がある場合には漏電の可能性があります。調査を依頼し、雨漏りの原因が判明したら修理が必要です。
- 雨が降ると停電する、電球がチカチカする
雨が降ると停電するということは雨が原因による漏電だと考えられます。 - 家にある金属部分に触れるとビリッとする
家にある金属部分に触れてビリッと電気を感じた際には漏電の可能性があります。 - 照明、ライトに水が溜まっていた
照明やライトの内部に水が溜まっていたら漏電の可能性が高いです。マンションの場合には上層階からの雨漏りの可能性があります。濡れた電気製品には触らず、使用してはいけません。 - ブレーカーが落ちる
ブレーカーが落ちるということは、電気製品の破損、湿気、結露によるショートで漏電が起きている可能性があります。 - 電気代が異常に上がった
漏電が起きていると、電気の供給が非効率になってしまい、電気代が上がります。 - 焦げたにおいがする
雨が降ると焦げたようなにおいがする場合、電気設備がショートしている可能性もあります。この場合、漏電による火災の恐れもあります。
まとめ
屋根や壁から雨漏りして、雨水が天井裏や壁伝いに入り込むことがあります。さらに電気設備に雨水が触れることで漏電を起こすことがあります。漏電は火災を引き起こす原因になり危険です。
雨漏りを甘く見ないようにしましょう。
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