見分けるのが難しい？雨漏りか結露かの見分け方

スタッフブログ

2024.02.22 (Thu) 更新

見分けるのが難しい？雨漏りか結露かの見分け方

雨漏りと結露は似たような現象であり、見分けるのが難しい場合があります。
雨漏りと結露、それぞれの特徴をご紹介します。雨漏りだった際に放置するのは危険です。
雨漏りと結露の見分け方、危険性、対処方法について解説します。

室内に水滴がある「結露ってどんな現象？」

結露とは空気中の水蒸気が冷えて水滴として現れる現象です。特に冷暖房が効いた室内で、室内と外気の温度差が大きい場合に発生しやすく、窓ガラスや鏡などの冷たい物の表面でよく見られます。

雨漏りと結露の見分け方のポイント「被害状況にあり」

水の発生源
水滴や漏れの発生源を特定しましょう。
発生時期
雨漏りによる水滴は季節関係なく起こります。
結露は暖かい室内の目に見えない湿気・水蒸気がガラスの表面に接したことで起こります。
冬に暖かい室内の窓ガラスに発生することがあります。
発生状況
結露は、窓ガラスの内側に発生し、主に寒い時期に発生します。
雨が降ってないのに水滴ができている場合には結露の可能性が高いです。

雨漏りの特徴

水が漏れている
天井や壁、窓枠から水滴が落ちるなど明らかな水漏れがある場合。
屋根や窓枠から水滴が落ちている場合には雨漏りの可能性が高いです。
水の侵入箇所
雨漏りは通常、屋根や窓枠、外壁のひび割れから水が侵入します。
水の侵入箇所が特定できた場合。
悪臭やカビの発生
長期間放置された雨漏り箇所に、水たまりやカビの発生が見られることがあります。

結露の特徴

水滴の発生
冷暖房の効いた部屋や冷たい窓ガラスに、水滴がつくことがあります。
室内の湿度
高い湿度が原因で結露が発生します。特に冬季や梅雨時などの湿気が多い時期に結露が起こりやすくなります。
窓ガラスや鏡の曇り
冷えたガラス面や鏡が曇ることがあります。これは結露の典型的な兆候です。

間違えた判断で雨漏りを放置してしまうと・・・雨漏りを放置する危険

住宅の損傷
雨漏りが放置されると、屋根や壁、天井などに水が浸透し、腐食や劣化が進行します。建物の強度が低下し、安全性が損なわれます。雨漏りを放置した期間が長ければ長いほど、修復が難しくなり、修理金額が高くなる傾向にあります。
カビや黒カビの発生
雨漏りによって湿気が溜まるとカビが繁殖します。アレルギーなどの健康被害のリスクが高まります。
電気設備の故障
雨漏りが発生すると、雨水が配線や電気設備に侵入することがあります。
室内の環境悪化
雨漏りによって室内に雨水が侵入すると住環境が悪化します。特にカーペットや畳、家具が水浸しになると臭いやカビが発生します。
家財道具の損傷
家具が雨水に浸かると腐食や変形が生じる可能性があります。特に木製品や布製品は水に弱いため劣化が進行しやすいです。

雨漏りの場合の対処法

雨漏りと結露の見分け方のポイントを踏まえて雨漏りが疑われる場合の対処法

雨漏り箇所の真下にバケツ等の容器を置いて雨水を受け止めましょう。その際はバスタオルを引いて跳ね返る水の対策もしましょう。
自然に雨漏りが直ることはありません。すぐに専門の業者に点検や修理を依頼しましょう。

結露の際の対処法

雨漏りと結露の見分け方のポイントを踏まえて結露が疑われる場合の対処法

・雑巾で結露を吸わせる、拭く。
・こまめな換気で湿気を逃す。
・加湿器の使用を控え、除湿器や保湿剤で湿気対策をする。
・洗濯物を室内に干さない。

窓からの結露には比較的対策が取りやすいですが、天井上や床下に結露を見つけた場合にはすぐに専門家に連絡しましょう。

結露だったら安心？そのまま放置でもいい？

結露はそのまま放置してもいいというわけではありません。雨漏りと同様に結露も放置してはいけません。
カビやダニの発生
木材を濡れたままにしておくとシロアリ被害の可能性
木材の腐食
結露を放置すると、住宅の健康寿命に影響がありますので、結露をそのまま放置しないでください。

雨漏りかもと不安に思ったら・・・

無料の雨漏り調査を依頼しましょう。

地元福岡で地域密着29年！屋根工事・雨漏り専門店｜住みたかルーフ【雨漏り・屋根修理・見積相談無料】

住みたかルーフは、福岡市博多区にあり、屋根工事・屋根リフォーム・雨漏り・防災瓦・外壁塗装の対応が可能です。
福岡市・大野城市・太宰府市・糟屋郡（須恵町、志免町、宇美町、粕屋町）に密着し、スピード対応、的確な屋根メンテナンス、長期保証で皆様に支持いただいております。
建物の屋根や外壁をしっかりお手入れしておくと、家の寿命は長くなります。家のさまざまな箇所で不具合を見つけたら、お気軽に住みたかルーフの無料診断をご利用ください。