自分でできる雨漏りの応急処置と注意事項。雨漏りでやってはいけないこと。
2024.02.19 (Mon) 更新
自分でできる雨漏りの応急処置。雨漏りでやってはいけないこと。
雨漏りは生活に影響が出るトラブルの一つです。
すぐに専門の業者に依頼して修理するのが一番ですが、急な雨漏りを応急処置でなんとかしたいと思う人もいるかもしれません。
雨漏り修理を依頼するまでの間にできる応急処置と雨漏りが直るまでの生活の注意事項を紹介します。
良かれと思って行なった応急処置が雨漏り被害を拡大させることもあります。
雨漏りの応急処置の方法
- バケツなどの雨水を受ける容器の配置
雨漏りが生じている箇所の下にバケツや容器を配置し、漏れた水を受け止めます。床や家具が水浸しになるのを防ぎます。バケツの下にはバスタオルやレジャーシートなどを広げましょう。バケツから跳ねでた水を受け止めます。 - タオルや布で水を吸い取る
水が床や壁に漏れてきた場合は、タオルや布を使って水を吸い取ります。
特に水が滴る箇所は迅速に対処する必要があります。窓やサッシから雨漏りしている場合は、雑巾やタオルを置いて雨水を吸収させます。雑巾やタオルはこまめに交換してカビが発生しないように気をつけましょう。
カーテンは取り外しておきましょう。 - ペットシートやおむつで吸水
床や絨毯、ラグなどが濡れている場合には、ペットシートやおむつで吸水することができます。
また、雨漏りが壁を伝っている場合には、バケツの設置が難しいこともあります。
自由に形を変えることができるため、ペットシートやおむつが役に立ちます。 - ビニールで覆う
天井に1箇所からポタポタと雨漏りしている場合には、その部分を筒状にしたビニールで覆い、そのままバケツに流れるようにしましょう。ただし、天井に取り付ける際には高所での作業になりますのであまりおすすめできません。
強力なテープを天井に貼ってしまうと剥がす際に壁紙が剥がれてしまうので注意が必要です。
雨漏りする家で生活する際の注意点
- 電気製品の取り扱いに注意
雨漏りが生じてる場合は、電気製品やコンセントの近くに水が侵入しないように注意します。水と電気が接触すると、感電や火災の危険があります。安全を確保するために電源を切ることをおすすめします。
何か燃えたような匂いがする。ブレーカーが落ちた。等あれば、漏電の可能性が高いので電気会社に連絡しましょう。 - 湿気やカビの防止
雨漏りが生じると、室内の湿気が増し、カビの発生が懸念されます。換気を良くし、室内を乾燥させるように心がけます。また、湿気を吸収するために湿気とりを設置しましょう。 - 雨漏りの専門家に依頼
雨漏りの応急処置を行なった後は、早めに屋根や雨漏りの専門家に連絡し、修理や改修を依頼します。
早急の対応が被害拡大を防ぎます。
雨漏りでやってはいけない応急処置
- シーリングや防水テープで塞ぐ
雨漏りしている箇所を塞げばいいのではと考えてしまいますが、やってはいけません。
出口を塞がれた雨水は、天井内部や壁内部に溜まり、別の箇所にも被害を広げてしまいます。 - 雨漏り箇所に板を打ちつける
室内から板を打ちつけて雨水の流れを止めてはいけません。
その上に雨水が溜まり続け、その重みで板が落下する可能性があります。
また、釘で穴を増やしてしまうことになります。 - ハシゴに登って屋根を自己点検
雨漏りというと屋根からだと考えますが、ハシゴに登って確認してはいけません。雨水で濡れた屋根は危険です、また、高所での作業は慣れていなければ大怪我になりかねません。
屋根にブルーシートを広げる、防水テープで止める。などの応急処置はご自身では行わないでください。
あくまで雨漏りの応急処置は室内での作業にしましょう。
まとめ
雨漏りは建物の損害や健康被害を引き起こす可能性がありますので、適切な対処が必要です。応急処置を行いながら専門業者に雨漏りを根本から修理してもらうことが必要です。
たまにしか雨漏りしないから、乾けば大丈夫と思わずに迅速な対応をしましょう。
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