「雨どいのつなぎ目から雨水が漏れている」破損原因と修理方法について解説
2023.12.27 (Wed) 更新
「雨どいのつなぎ目から雨水が漏れている」破損原因と修理方法について解説
雨どいは雨水を排出する役割があります。そのつなぎ目から雨水が漏れる原因とその修理方法について解説します。
雨どいのつなぎ目から雨水が漏れる原因
1古いシーリンング材の劣化
雨どいのつなぎ目はシーリング材で密閉されています。経年劣化や気温の変化によりシーリング材が劣化し、ひび割れや剥がれが生じ、つなぎ目から雨水が漏れていることが考えられます。
2不適切な取り付け
雨どいが不適切に取り付けられた場合、つなぎ目に隙間がある可能性があります。施工ミスが漏水の原因となります。
3強風などによる物理的なダメージ
外部からの物理的なダメージ、例えば木の枝や落下物による衝撃などが、雨どいのつなぎ目に損傷を与え、漏水を引き起こすことがあります。
台風などの強風の後は注意が必要です。
4雨どい自体の歪みや変形
経年劣化や気温によって変形を起こしたり、雪の重みでつなぎ目に負荷がかかり破損を起こす場合があります。
雨どいのに関する不具合を放置するとどんな影響があるのか
1雨だれが落ちる部分の地面が削れてしまう
屋根に落ちた雨水がそのまま地面に落ちると、地面がえぐれてしまいます。家の周りに砂利を敷いている場合には、その砂利にぶつかって雨だれがはねる原因となります。
2基礎の劣化
地面に跳ね返った雨水が基礎に当たり続けると、基礎表面を仕上げているモルタルのひび割れから基礎内部に水が入り込んでしまう場合があります。
3雨だれの飛散
地面に跳ね返った雨は自宅の基礎にかかるだけでなく、道路や隣地へも飛んでいきます。
通行人にかかったり、隣接する住宅や庭を汚してしまう可能性があります。
4外壁の劣化
雨樋がうまく機能していない場合、屋根の雨水は外壁を伝って落ちます。雨水が流れ続けた外壁が劣化が早まります。外壁の防水効果が切れると、建物内部に水分が侵入し、建物全体に劣化が広がります。
5雨漏り
外壁から侵入した雨水が室内まで到達すると、天井付近や窓周りで雨漏りを起こすことがあります。
また、電気経路を通って雨水が侵入した際には雨漏りに加えて、漏電を引き起こす可能性もあります。
修理方法、修理手順
主な修理方法としてはシーリング材の交換が挙げられます。
その際の手順を紹介します。
シーリング材はシリコンシーリコン、ポリウレタンシーリング、ビニールシーリングなどを使用できます。
選択するシーリング材は屋外での使用に適していることを確認しましょう。
1つなぎ目のシーリングの除去
古いシーリング材を除去します。しっかりと除去し表面をクリーニングするとこで次のシーリングの付きをよくします。
2新しいシーリングを塗布
新しいシーリング材をつなぎ目に均等に適用します。シーリング材を塗布したら、シーリングガンやスパチュラを使用して均一に広げます。
3乾燥
シーリング材が完全に硬化するまで待ちます。硬化時間は製品によって異なりますが、通常数時間から数日かかります。
4テスト、点検
雨が降った際に、修理が効果的であるかどうかをテストします。雨水がしっかりと排水され、漏水がないことを確認しましょう。
5定期的なメンテナンス
普段なかなか気にする箇所ではありませんが、年末の大掃除の際や大雨の際には、雨どいがしっかり機能しているか確認する必要があります。
つなぎ目のシーリング補修ではなく、雨どいの交換が必要なケース
雨どいを設置してから年数が経っていると、使用していた雨どいが廃盤になっている場合があります。
これは専門の業者に点検を依頼して判断してもらいましょう。
雨どいが廃盤になった場合、部分修理をすることができません。商品の形状が違い軒樋本体や各種部品を繋ぎ合わせることができないためです。
他の商品を使って雨どいの取り替え工事となります。
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