雨が楽しみになる鎖樋、日本発祥の鎖樋が海外でも人気
2023.11.30 (Thu) 更新
鎖樋をご存じですか
雨が楽しみになる、鎖樋を解説
鎖樋は、神社やお寺で見かけることができる、鎖状の雨樋のことです。
軒先から地面に向かって垂らして使います。
リング状、花びら状、チューリップ状とさまざまなデザインがあり、材質もプラスチックやステンレス、銅などがあります。
役割は雨水の排出
鎖樋は、縦樋と同じく雨水を排出します。建物の雨水によるダメージや、劣化を防ぐ効果があります。
雨が楽しみになる鎖樋
一般的な雨樋は筒状になっているため、流れている雨水を見ることはできません。
鎖樋は、雨水の流れが見えるため、情緒を感じることができます。
鎖樋は日本が発祥と言われており、雨水の流れを見ることで風情を楽しむことができるのは、日本ならではと言えるでしょう。
素材による特徴
- ステンレス
ステンレスによる強みは耐久性の高さです。サビが発生しにくく、変形しにくいため耐久性の高さを重視する方におすすめです。 - 銅
紫外線にも強く耐久性が高いと言えます。新品の銅製品は赤銅色で光沢がありますが、経年により緑色のサビが発生します。
しかしその緑青と言われるサビは趣のある景観にマッチします。 - プラスチック
低価格なのがメリットです。
金属製と比べるとやや耐久性は劣りますが、手軽に導入することができます。
紫外線を受け続けると劣化しやすくなります。 - 真鍮
見た目の美しさと強度の高さが特徴です。
銅と同じく緑青が発生します。
経年により光沢が失われ、落ち着いた味のある色に変化していきます。
どうやって取り付けるの
鎖樋は地面に向かった先におもりをつけて固定します。
固定することで風になびきません。
また、地面にアンカーという金具を打ち込んで固定する方法もあります。
おもりをつけるよりしっかりを固定することができます。
鎖樋はお寺のイメージ!?アメリカ住宅でも使われるモダンな鎖樋
1960年代にアメリカのミッドセンチュリーモダンを体現し、設計された邸宅では、鎖樋が使われています。
使われているのは、瀬尾製作所のステンレス製の竹(take)という鎖樋です。
シンプルでモダンな形状がアメリカの住宅にもマッチしています。
現代建築風の家で雨の雰囲気を楽しみたい人におすすめです。
まとめ
いかがでしたか。普段あまり注目することのない雨樋ですが、さまざまな素材や形があります。
雨の流れを美しく見せる鎖樋を取り入れて見てはいかがでしょうか。
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