屋根の形や種類によってどんな特徴がある？「切妻屋根」を解説

どのような違いがあるの？
屋根の形や種類ごとの特徴についてご紹介

屋根は住宅の外観を彩り、機能的な役割を果たす重要な要素です。紫外線や、雨風、経年により劣化しやすい部分です。
今回は屋根の形や種類ごとの特徴についてどのような違いがあるのかご紹介します。

• 切妻屋根
  切妻屋根（きりづまやね）は、、日本の伝統的な住宅からモダンなデザインの建物まで幅広く利用されています。最も一般的に用いられます。

形

切妻屋根は、正面と背面が傾斜した屋根で、両側が垂直な壁で終わっています。つまり、
屋根の形が正面から見ると三角形のように尖っているのが特徴です。
棟に対して直角になる両方の側面と「妻面」と言います。屋根の妻の部分が切れていることから「切妻」と言います。

特徴

切妻屋根は直線的でシンプルなデザインが特徴で、日本の伝統的な建物や多くの現代の住
宅で見られます。屋根の形状が傾斜しているため、雪や雨水を効果的に排水します。これ
は、雪の多い地域や多雨地域でとくに重要です。切妻屋根は屋根裏を有効に利用できるた
め、収納スペースやルームインルーフを作るのに適しています。

メリット

まずは、シンプルで頑丈な構造を持っており、長期間の耐久性がある点です。
雨水や雪が効率的に排水されるため、屋根の耐久性が向上し、水の浸透から建物を保護します。
屋根裏スペースを活用でき、収納や追加の部屋を作るのに便利です。

・施工費を抑えることができる
大きなメリットとしては施工費用が安いことです。シンプルな構造のためコストを抑えることができます。
・雨漏りしにくい
屋根の三角形の頂点部分、ここは「棟」と呼ばれ建材の接合部分なので雨漏りが起こりやすい箇所です。「切妻」屋根の場合、棟部分が頂点の１点のみのため、雨漏りが発生しにくいと言えます。
・シンプルなのでどんな住宅にも合う
シンプルなデザインは、和風、洋風にも合うため今も昔も人気の屋根です。

デメリット

・同じような家の形に見えてしまう
切妻屋根は比較的シンプルな形状であるため、デザインのバリエーションが他の屋根形状
に比べて限られるのがデメリットです。
形で個性は出しにくいですが、色や傾斜の角度を工夫することで自分好みの屋根にすることができます。

・構造上、破風と妻側の外壁が傷みやすい
屋根の構造状妻側の外壁と破風の劣化が進みやすいです。
また、雨や紫外線が当たるため劣化を早めてしまうこともあります。

屋根の形や種類が雨漏りの原因になる？

雨漏りの原因で１番多いのは屋根です。
経年劣化や台風などの強風で瓦がズレてしまうと、そこから雨水が侵入します。
それは、全ての屋根に言えることです。

雨漏りを防ぐために定期的な点検が必要です。

まずは屋根点検
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