【糟屋郡粕屋町】和室の天井から雨漏り!原因はバルコニーの防水劣化?
2026.10.10 (Sat) 更新
【糟屋郡粕屋町】和室の天井から雨漏り!原因はバルコニーの防水劣化?
皆様こんにちは!屋根工事専門店 住みたかルーフです!
今回は、糟屋郡粕屋町にお住まいのお客様から、「雨が降ると和室の天井から雨漏りするようになった」とのご相談をいただき、現地調査を実施しました。
室内の天井から雨漏りが発生すると、
「屋根に穴が開いているのかな?」
「天井の上はどうなっているんだろう?」
「大がかりな屋根工事が必要になるのでは?」
と、不安になりますよね。
しかし、雨漏りの原因は必ずしも屋根にあるとは限りません。

実際に今回の住宅では、和室の上部にあるバルコニーの防水部分に劣化や不具合が確認されました。
バルコニーは雨風にさらされる場所であり、床面や壁との取り合い部分などから雨水が入り込むケースがあります。
今回は、実際の現地調査写真を交えながら、雨漏りの原因として疑われる劣化症状や、放置した場合のリスク、今回ご提案したウレタン防水工事について詳しく解説します。
「天井に雨染みができている」「ベランダの下の部屋で雨漏りしている」という方は、ぜひ参考にしてください!
現地調査① 和室の天井に雨漏りの跡を確認

まずは、お客様から雨漏りのご相談をいただいた和室の状態を確認しました。
天井には、雨水が染み込んだと考えられる跡が見られました。
天井に雨染みができるということは、建物内部のどこかを通って雨水が到達している可能性があります。
プロが注目するのは「雨染みの位置」だけではありません

雨漏り調査で重要なのは、天井に現れた雨染みの位置だけを見て原因を判断しないことです。
雨水は建物内部の木材や下地などを伝って移動するため、実際に雨水が入り込んでいる場所と、室内に雨漏りが現れる場所が異なることがあります。
例えば、バルコニーの端部から入り込んだ雨水が、内部の下地を伝って離れた場所の天井に現れることもあります。
そのため、雨染みの位置だけを頼りに屋根を補修しても、原因が別の場所にあれば雨漏りは解消しません。
今回も和室の天井だけでなく、建物の構造や上部にあるバルコニーの状態を確認していきました。
現地調査② バルコニーの端部に過去の補修跡を確認
和室の上部に位置するバルコニーを調査すると、端部に過去の施工・補修跡が確認されました。
また、一部では防水上の納まりが十分ではない箇所も見られました。
バルコニーの「端部」は雨漏りが起こりやすい場所

バルコニーの防水工事では、床の中央部分だけでなく、壁際や立ち上がり部分などの端部が重要です。
特に注意したいのが、床と壁が接する部分です。
このような場所は形状が複雑になりやすく、防水層の連続性が確保されていないと、雨水の侵入口になる可能性があります。
また、過去にコーキングなどで補修している場合でも、補修材が劣化していたり、内部の防水層まで十分に修復できていなかったりするケースがあります。
「以前修理した場所だから安心」とは限らないのです。
今回も補修跡があること自体を原因と決めつけるのではなく、周囲の防水状態や内部の雨水の痕跡を含めて確認しました。
現地調査③ 床材の下に雨水が入り込んだ形跡を確認
続いて、バルコニーの床材を取り外し、内部の状態を確認しました。
すると、床材の下に雨水が入り込んだ形跡が確認されました。
これは今回の雨漏り原因を考えるうえで、重要な調査結果です。
通常、バルコニーに降った雨は防水層によって建物内部への浸入を防ぎながら、排水口へ流れる構造になっています。
しかし、防水層や端部に不具合があると、本来雨水が入り込まない部分へ水が回ることがあります。

表面がきれいでも内部で劣化が進んでいることも

バルコニーの防水状態は、見た目だけでは判断できません。
表面に大きなひび割れが見られなくても、壁際や端部などの見えにくい場所で不具合が発生していることがあります。
また、表面に補修材が塗られていても、その下に水分が入り込んでいる可能性もあります。
今回のように床材の下まで確認することで、表面からは分からない雨水の浸入状況を把握する手がかりになります。
ただし、雨水の痕跡が見つかった場所が、そのまま唯一の侵入口とは限りません。
複数の調査結果を照らし合わせて判断することが大切です。
現地調査④ バルコニーに雨水が溜まりやすい箇所を確認

さらにバルコニーの床面を確認すると、雨水が溜まりやすくなっている箇所が見られました。
バルコニーには通常、雨水を排水口へ流すための勾配が設けられています。
しかし、床面の状態や排水口周辺の状況によっては、水がスムーズに流れず、一部に残ってしまうことがあります。
水が溜まると防水層への負担が大きくなる
バルコニーの床面に雨水が長時間残ると、その部分の防水層は継続して水分の影響を受けます。
防水層に傷みや不具合がある場合には、そこから雨水が入り込むリスクも高まります。
特に梅雨や台風など、雨の多い時期には注意が必要です。
「雨がやんだのに、いつまでもベランダに水が残っている」という場合は、排水状態や床面の勾配、防水層の状態を確認することをおすすめします。
バルコニーの防水劣化を放置するとどうなる?
今回のような雨漏りや防水部分の不具合を放置すると、建物内部への影響が広がる可能性があります。
- 天井や壁の雨染みが広がる
雨水の浸入が続くと、天井や壁の仕上げ材に雨染みが広がったり、クロスが剥がれたりすることがあります。
一度乾いたように見えても、雨が降るたびに水が入り込んでいる場合があります。
- 木下地の腐食につながる
雨水が建物内部へ入り込むと、木材が繰り返し湿った状態になることがあります。
その状態が長期間続けば、木下地の腐食や劣化につながる可能性があります。
- カビが発生する可能性がある
建物内部に湿気がこもることで、カビが発生しやすくなる場合があります。
特に普段見えない天井裏などでは、気づかないうちに状態が悪化することもあります。
- 修理範囲が広がる可能性がある
早い段階で防水部分を補修できれば、比較的限られた範囲の工事で対応できる場合があります。
しかし、雨水によって下地まで大きく傷んでしまうと、防水工事だけでなく下地の交換や室内の補修が必要になることもあります。
雨漏りは、被害が小さいうちに原因を調べることが大切です。
今回ご提案したのは「ウレタン防水工事」

今回の調査結果を踏まえ、住みたかルーフではバルコニーのウレタン防水工事をご提案しました。
ウレタン防水とは、液体状のウレタン樹脂を施工面に塗布し、硬化させることで継ぎ目の少ない防水層を形成する工法です。
ベランダやバルコニー、陸屋根など、さまざまな場所で採用されています。
今回の住宅では、バルコニーの端部に補修跡があり、床材の下にも雨水が入り込んだ形跡が確認されました。
そのため、表面だけを補修するのではなく、防水部分を見直す必要があると判断しました。
ウレタン防水は液体状の材料を使用するため、床面だけでなく、壁際や立ち上がりなどの複雑な形状にも対応しやすい特徴があります。
今回のように、端部の防水状態が重要となるバルコニーにも適した工法です。
塗装や部分補修ではダメだったの?
バルコニーの工事には、ウレタン防水以外にも複数の選択肢があります。
例えば、既存の防水層が健全で、表面の保護塗膜だけが傷んでいる場合には、トップコートの塗り替えで対応できることがあります。
また、劣化が局所的であれば、部分補修という選択肢も考えられます。
しかし、今回のように雨漏りが発生し、防水部分の不具合や内部への雨水の浸入が疑われる場合、表面を塗り直すだけでは十分な対策にならない可能性があります。
トップコートとウレタン防水は役割が違う
トップコートは、主に防水層の表面を紫外線などから保護するための仕上げ材です。
一方、ウレタン防水材は、雨水の浸入を防ぐための防水層そのものを形成します。
つまり、トップコートだけを塗り直しても、傷んだ防水層が根本的に回復するわけではありません。
今回の住宅では、雨漏りの状況とバルコニーの調査結果を踏まえ、新しい防水層を形成するウレタン防水工事を採用しました。
なお、FRP防水やシート防水なども選択肢となりますが、適した工法は既存の防水層や下地、形状、排水状態によって異なります。
ウレタン防水工事の3つのメリット

① 複雑な形状にも対応しやすい
ウレタン防水は液体状の材料を塗布するため、床面だけでなく壁際や立ち上がり部分にも施工しやすい工法です。
複雑な形状のバルコニーにも対応しやすい点がメリットです。
② 継ぎ目の少ない防水層を形成できる
液体状の材料が硬化することで、一体的な防水層を形成できます。
適切に施工することで、雨水が入り込みにくい状態をつくることができます。
③ 既存の状態に応じた改修が可能
既存の防水層や下地の状態によっては、全面撤去をせずに改修できる場合があります。
ただし、下地が著しく傷んでいる場合などは、別途補修や撤去が必要です。
工事方法は現地調査の結果を踏まえて判断することが重要です。
まとめ|和室の雨漏りはバルコニーが原因となることも!
今回は、糟屋郡粕屋町で実施した雨漏りの現地調査をご紹介しました。
今回確認された主な症状は、次の4つです。
- 和室天井への雨水の浸入跡
- バルコニー端部の過去の補修跡と納まりの不具合
- 床材の下に残る雨水の浸入跡
- バルコニー床面の水が溜まりやすい状態
こうした調査結果から、バルコニーの防水部分を見直すため、ウレタン防水工事をご提案しました。
雨漏りは、室内で水が落ちてきた場所だけを補修しても、原因が解消されないことがあります。
だからこそ、「どこから雨水が入り込んでいるのか」を調べ、原因に合った工事を選ぶことが大切です。
次回の施工編では、今回のバルコニーに実施したウレタン防水工事を詳しくご紹介します。
「防水工事では実際に何をするの?」「どのように雨漏りを防ぐの?」という方は、ぜひ次回の記事もご覧ください!
住みたかルーフでは、福岡市・糟屋郡を中心に雨漏り診断や防水工事を行っています。
「和室の天井に雨染みができている」
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このようなお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
現地調査・お見積もりは無料です。
屋根だけでなく、バルコニーやベランダなども含めて雨漏りの原因を調査し、お住まいの状態に合った修理方法をご提案いたします。
「よか天気やね」と、安心して空を見上げられる毎日のために。

屋根の傷みや雨漏りは、早めに状態を確認することで、大きな修理になる前に対処できる場合があります。
「これって修理が必要?」「一度屋根を見てほしい」など、少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。

住みたかルーフなら屋根・雨漏りの点検、お見積もりは無料です。
もちろん、点検したからといって無理に工事をおすすめすることはありません。
「よか天気やね」と皆様が笑顔で過ごせるよう、住みたかルーフは大切なお住まいを守るお手伝いをいたします。
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