【糟屋郡の皆様へ】錆びた工場の折板屋根を再生！カバー工法による復旧と面戸・水切り・棟板金の丁寧な施工

【糟屋郡の皆様へ】錆びた工場の折板屋根を再生！カバー工法による復旧と面戸・水切り・棟板金の丁寧な施工

皆様こんにちは！屋根工事専門店 住みたかルーフです！

今回は、前回ブログに引き続き、工場で実施した屋根カバー工法の様子を、詳しくご紹介いたします。

ご相談をいただいたきっかけは、工場の管理ご担当者さまからの「屋根の錆がかなり目立ってきた。そろそろ雨漏りも心配で…」というお声でした。

現地を調査した結果、工場に設置されていた折板屋根には広範囲にわたる錆びや腐食が確認され、一部には穴あきも発生している危険な状態。
そのまま放置すれば、雨漏りだけでなく建物内部や設備機器への影響も懸念される状況でした。

こうした背景から、屋根全体を新しい金属屋根材で覆う「カバー工法」による復旧工事を実施。
さらに、面戸（めんど）、水切り、棟板金といった重要な屋根部材も丁寧に施工しました。

本記事では、工場屋根の復旧に欠かせない3つの部材の役割と施工ポイントを、写真とともにわかりやすく解説します。

▼これまでの工事の流れ
・【糟屋郡の皆様へ】工場の折板屋根を点検｜広がる錆と腐食、雨漏り寸前の状況をカバー工法で解決！
・【糟屋郡の皆様へ】工場屋根カバー工事｜足場架設から棟板金の解体、タイトフレーム取り付けまで工程を詳しく解説！
・【糟屋郡の皆様へ】老朽化した工場の折板屋根を「ヨドルーフ88」でカバー工事！雨漏りを防ぐ高耐久リフォーム

工事のきっかけ：劣化した折板屋根のリスクとは？

調査を行った工場の屋根には、次のような劣化症状が見られました。

• 屋根全体が赤茶色に変色するほどの広範囲な錆び
• 雨水が溜まりやすい部分に穴あきが複数箇所
• 屋根材表面の塗膜が剥がれ、素地が露出
• 強風時にパネルのバタつきや軋み音が発生

これらの症状を放置すると、雨水の浸入による屋根裏や梁の腐食、さらに内部機器や製品への被害につながる可能性があります。
工場などの事業用施設では、一度トラブルが起これば生産ラインの停止や修理費用の増加にもつながるため、早めの対策が非常に重要です。

屋根復旧工事の内容と流れ

今回の工事では、劣化した折板屋根の上から新しい金属屋根を重ねる「カバー工法」にて、雨漏りリスクを解消。
加えて、屋根の各部で重要な役割を果たす以下の部材についても施工しました。

• 面戸（屋根の隙間を塞ぐパーツ）
• 水切り（金属板で雨水の動きを制御）
• 棟板金（屋根頂部の防水部材）

これらの部材は、見落とされがちですが屋根の防水性と耐久性を支えるキーパーツ。
正確で丁寧な取り付けが、屋根全体の寿命と機能性を大きく左右します。

面戸の施工｜屋根のすき間を完全にふさぐ重要部材

まず最初に施工を行ったのは、「面戸（めんど）」と呼ばれる部材です。

折板屋根は波型の形状をしているため、屋根の端部や接合部にはどうしても隙間（すき間）が生まれてしまいます。
この隙間をそのままにしていると、以下のようなリスクが生じます。

• 強風による風の巻き込み（屋根材の浮き・ばたつき）
• 雨水や湿気の侵入による内部腐食
• 虫・鳥・小動物の侵入（巣作りや糞害）
• ほこりやゴミの蓄積による通気性悪化

そこで、今回は耐久性に優れた金属製の面戸材を使用。
波形に合わせて成型された面戸を、屋根材の下部・端部に正確に設置し、雨水や風の侵入をしっかりブロックしました。

面戸の施工精度が、雨仕舞いの出来を左右すると言っても過言ではありません。
密着性を高め、数ミリ単位で微調整しながら、長期的に安心できる仕上がりに整えました。

水切り板金の取り付け｜雨水の流れを整え、防水力を強化

続いて施工したのは、「水切り板金」と呼ばれる金属製の雨仕舞い部材です。
これは、屋根や外壁などの接合部に取り付けられ、雨水の流れをコントロールする役割を果たします。

• 雨が壁と屋根のすき間に侵入しないように導く
• 屋根材の裏側や内部構造への浸水を防ぐ
• 風を伴った横殴りの雨にも強い構造を形成
• 屋根材と異なる素材や形状の取り合い部分の保護

折板屋根のような大型屋根では、わずかな隙間でも雨水が溜まり、やがて内部への漏水を引き起こす可能性があります。
そのため、水切りは建物の防水性能を守る要の存在として、非常に重要です。

今回の工事では、排水経路を考慮しながら、屋根勾配・風向き・水流の自然な流れに逆らわない設計で水切りを設置しました。

棟板金の施工｜屋根の頂部を守る最重要部材

屋根の仕上げとして行ったのが、「棟板金（むねばんきん）」の施工です。
これは屋根の最上部＝棟（むね）部分に取り付けられ、屋根材の接合部を覆い、防水・防風の役割を果たす金属板です。

棟板金には次のような機能があります。

• 屋根の合わせ目からの雨水の侵入を防止
• 屋根材の浮きやめくれを抑える
• 風圧に耐え、屋根全体の安定性を向上
• 美観を整えるための意匠部材としての役割

棟部分は風や雨が集中するため、屋根の中でも最も被害を受けやすい場所の一つです。
特に台風や突風時には、棟板金の浮き・飛散・剥がれといったトラブルが多発します。

今回は、強力なビス留めと防水シーリング処理により、耐久性と密閉性の高い棟板金を施工しました。
さらに、金属の熱膨張や収縮にも耐えられるよう、伸縮を考慮した設計で安全性を確保しています。

折板屋根はメンテナンス次第で長持ちさせられます

今回のような工場の折板屋根のカバー工事は、建物の使用年数が経過する中で非常に有効な対策です。
特に、以下のような症状が見られた場合は、早めの調査と対応が必要です。

• 屋根の表面に赤茶色の錆が見える
• 屋根裏からポタポタと音がする
• 強風時に屋根から異音が聞こえる
• 棟板金が浮いている、外れている
• 屋根端に鳥のフンや巣が増えている

これらはすべて、雨漏りや屋根材劣化の初期サイン。
早めに対処することで、工場の操業を止めることなく、資産価値の低下や大規模修繕のリスクを回避できます。

点検・ご相談は無料！工場屋根の不安はお早めにご相談を

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そんな不安をお持ちの方は、ぜひ一度、住みたかルーフへご相談ください。

• 屋根の点検・現地調査はすべて無料
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地域密着で活動している当店は、糟屋郡・福岡市・糸島市など広範囲に対応可能です。
工場・倉庫など大型施設の屋根工事も数多く実績がありますので、安心しておまかせください。

 

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選ばれる理由

親子二代で築き上げた信頼と技術 ～受け継がれる想いと福岡県瓦組合所属の誇り～

地域の皆様と共に歩んだ３１年。受け継がれる想いが、確かな技術を支えます。

「先代がこの地で創業して以来、31年。私たちは地域の皆様と共に歩み、住まいの屋根を守り続けてきました。親子二代で培ってきた技術と、お客様への感謝の想いは、私たちの誇りです。

福岡県瓦組合所属 という、 正しい知識・技術力を持つ専門店の証です。

「福岡県瓦組合に所属。悪徳業者が蔓延する昨今、組合所属は、お客様に安心をお届けする上での重要な指標となります。瓦のプロとして、正しい知識と技術で、お客様の屋根を守ります。」

メーカー主催コンテスト福岡１位の実力 ～信頼の証～

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「九州トップクラスの技術で、お客様の屋根をしっかりと守ります。コンテスト受賞に甘んじることなく、常に技術向上に励み、お客様の期待を超える屋根づくりを目指しています。」

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ドローンなどの最新技術を導入し、屋根の状態を隅々まで詳細に調査します。屋根工事に特化した専門店だからこそ、専門知識と技術力は他社とは一線を画す。屋根のことならどんなことでもお任せください。

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工事が終わってからが、本当のお付き合い。末永く、安心をお届けします。

「私たちは、工事が終わってからが本当のお付き合いの始まりだと考えています。半年に一度、定期点検のご案内をお送りし、お客様の屋根の状態をしっかりと見守ります。」

最後に

私たちが本気で目指すのは、「ただ工事を受注する」ことではありません。オーナー様から「この会社になら大切な住まいを任せられる」と心から思っていただき、そして長く安心して暮らしていただけることです。

それが、親子二代で培った信念であり、九州2位の受賞に裏打ちされた技術力であり、何より地域や職人を大切にする心につながっています。

「屋根でお困りのとき、まず最初に声をかけてもらえる存在でありたい」——その一心で、私たちは今日も情熱を持って現場に向かっています。

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