【篠栗町の皆様へ】老朽化した土葺き瓦屋根の全面改修|改質アスファルトルーフィングで雨漏りを根本対策!
2025.10.09 (Thu) 更新
【篠栗町の皆様へ】老朽化した土葺き瓦屋根の全面改修|改質アスファルトルーフィングで雨漏りを根本対策!
皆様こんにちは!屋根工事専門店 住みたかルーフです!
今回は前回ブログに引き続き、土葺き瓦屋根の葺き替え工事について詳しくご紹介いたします。
築年数の経過とともに深刻化していた雨漏りや構造劣化に対し、屋根下地からしっかりと作り直す葺き替え工事を行い、防水性と耐久性を大幅に改善しました。
ご相談の背景:雨漏りと構造劣化が同時進行していたお住まい
お客様からの最初のご相談内容は、こうしたものでした。
「天井に雨染みが広がっていて、最近ではポタポタと雨水が落ちるようになってきた。屋根が古く、構造も心配。」
調査に伺ったところ、屋根はかつて主流だった“土葺き(つちぶき)”工法で施工されており、瓦は劣化が進み、谷板金は錆びと変形によって機能を失っている状態でした。
✔ 劣化の主な症状
- 複数の瓦に割れ・ズレ・欠け
- 谷板金の腐食・穴あき
- 軒天の黒ずみと腐食
- 屋根裏でのシロアリ被害による柱や梁の損傷
このような状況では、単なる瓦の差し替えや補修では根本的な解決にならないため、屋根の構造自体を全て作り直す「葺き替え工事」をご提案しました。
▼これまでの工事の流れ
・【篠栗町の皆様へ】シロアリによる構造材の腐食と土葺き瓦屋根の深刻な雨漏りを徹底調査
・【篠栗町の皆様へ】土葺き瓦屋根を全面撤去し、下地を再構築した葺き替え工事をご紹介!
改質アスファルトルーフィングで強固な防水層を形成
前回のブログでは、野地板設置までの工程をご紹介いたしました。
野地板設置後は、防水シートの敷設に移ります。
屋根改修において、最も重要な工程の一つが「防水シートの施工」です。
今回使用したのは、高性能な防水材「改質アスファルトルーフィング」です。
▼改質アスファルトルーフィングとは?
「アスファルトルーフィング」は、アスファルトをベースに特殊な化学処理を施して耐候性を高めた高耐久の防水シートです。
一般的な防水紙と比べて以下の点で優れています。
- 耐水圧が高く、長期にわたる防水性
- 高温・低温に強く、四季を問わず安定した性能
- 伸縮性があり、建物の微細な動きにも追従
▼施工の流れ
- 野地板の上から軒先→棟方向に向けて順に敷設
- 重ね代を確保しながらシートを被せて固定
- 強風や雨の影響を受けにくくするため、丁寧にタッカーで固定
- 隙間や浮きが出ないよう職人が全体をチェックしながら施工
施工後の屋根には、防水シートがぴったりと密着し、隙間のない強固な防水層が完成しました。
この状態が、雨漏りを防止する「第1の壁」となります。
桟木(さんぎ)取り付けで通気性と瓦固定性を両立
防水シートの敷設が完了した後は、屋根材を取り付けるための「桟木(さんぎ)」を等間隔で取り付けていきます。
▼桟木の役割
- 瓦をしっかりと固定する土台となる
- 屋根の通気性を確保し、内部の湿気を逃す
- 野地板と屋根材の間に空間を作り、断熱・耐久性向上
桟木の取り付けは、単に木材を並べるだけでなく、瓦の形状やサイズ、風向きや雨の流れも計算した上で正確に配置していきます。
今回は、瓦1枚ごとの位置を想定しながら数cm単位で間隔を調整しました。
今回のまとめと今後の工程
ここまでの葺き替え工事で、以下の作業が完了しました。
- 老朽化した土葺き瓦屋根の全面撤去
- 下地補修・新しい野地板の施工
- 改質アスファルトルーフィングによる強固な防水層の形成
- 瓦設置に向けた桟木の取り付け
現在、新しい屋根材の設置に向けて準備が完了した段階です。
次回は、新たに選定した軽量で耐久性の高い瓦の施工工程をご紹介いたします!
雨漏り・屋根の不具合は放置NG!まずは無料点検を
今回のように雨漏りの原因が屋根表面だけでなく、下地や構造体の劣化にあるケースは少なくありません。
そのまま放置すると、建物全体に被害が広がり、将来的に大掛かりな修繕が必要になる可能性もあります。
「瓦が落ちている、ズレている」
「雨の日にポタポタ音がする」
「屋根裏に湿気がこもっている」
などの症状はいずれも雨漏りの前兆サインです。
少しでも気になる点があれば、住みたかルーフの無料点検・無料調査をぜひご活用ください!
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選ばれる理由
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工事が終わってからが、本当のお付き合い。末永く、安心をお届けします。
「私たちは、工事が終わってからが本当のお付き合いの始まりだと考えています。半年に一度、定期点検のご案内をお送りし、お客様の屋根の状態をしっかりと見守ります。」
最後に
私たちが本気で目指すのは、「ただ工事を受注する」ことではありません。オーナー様から「この会社になら大切な住まいを任せられる」と心から思っていただき、そして長く安心して暮らしていただけることです。
それが、親子二代で培った信念であり、九州2位の受賞に裏打ちされた技術力であり、何より地域や職人を大切にする心につながっています。
「屋根でお困りのとき、まず最初に声をかけてもらえる存在でありたい」——その一心で、私たちは今日も情熱を持って現場に向かっています。
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