【宇美町の皆様へ】赤錆と腐食が深刻化した金属屋根の大規模調査をご紹介！

2025.09.28 (Sun) 更新

皆様こんにちは！屋根工事専門店住みたかルーフです！

今回は、築50年以上の平屋住宅にて、金属屋根の調査を実施した事例をご紹介します。

お客様からは、

「屋根に錆が広がっているのが気になる。補修で直せるでしょうか？」

とのご相談をいただき、実際の状態を確認するため、現地調査に伺いました。

結果的に、屋根全体に赤錆が広がり、接合部には穴あきや変形が複数発生していることが判明。
表面的な補修では対応しきれないと判断し、屋根全体の張り替え工事をご提案することとなりました。

今回調査したのは、築50年以上経過した平屋の戸建て住宅。

お客様は、「錆がだいぶ目立ってきて、強風や大雨のたびに不安を感じるようになった」とのこと。

実際に屋根に上がってみると、屋根全体に赤茶色の錆がびっしりと広がり、部分的に浮き上がってボロボロと崩れている箇所も。
特に、軒先や接合部、外壁との取り合い部分など、雨水が滞留しやすい場所では腐食が著しく、穴あきや金属の変形も複数確認されました。

屋根全体の表面は、すでに元の塗装がほとんど剥がれ落ちており、金属の素地が完全に露出した状態となっていました。
日光が当たることで熱膨張と収縮を繰り返し、そこに雨水や湿気が加わった結果、金属が酸化して錆びるという現象が長年繰り返されたと考えられます。

とくに印象的だったのが、以下のような劣化状態です。

金属本来の滑らかさは完全に失われており、視覚的にも構造的にも明らかな老朽化のサインが見受けられました。

さらに、調査を進めていくと、次のような構造的な問題も確認されました。

穴あきの発生
錆が進行することで、金属が薄くなり、ついには直径数ミリ〜1センチ程度の穴が複数空いていました。
これは「錆食穴（さびしょくけつ）」と呼ばれる状態で、金属内部の腐食が外側に向かって貫通したことを意味します。
接合部の腐食
屋根材の継ぎ目やビスで固定している部分では、雨水がたまりやすく、腐食の進行が早い傾向があります。
実際にビス穴付近では、変形や浮きが見られ、防水性能が完全に失われていました。
外壁との取り合い部の劣化
屋根と外壁の境界部分には、金属の反り返りや破断が確認され、雨水が建物内部に浸入しやすい状態に。

このような状態を放置しておくと、屋根下地や構造材の腐食・カビ・雨漏りにつながる恐れがあります。

お客様のご希望としては、「できれば補修で済ませたい」というものでしたが、
今回のような全体的かつ重度の劣化に対しては、部分補修では以下のような問題が残ります。

特に築年数が50年を超えており、屋根材だけでなく下地の木材や断熱材への影響も疑われる状態でした。
このような背景から、屋根全体を新しい屋根材に張り替える工事をご提案させていただきました。

屋根の「張り替え工事」とは、既存の屋根材と下地をすべて撤去し、新しい屋根材・防水シート・下地材を施工する工法です。

▼張り替え工事のメリット

また、使用する屋根材にはガルバリウム鋼板やエスジーエルなどの高耐久金属素材が選べるため、長期的なメンテナンスコストの削減にもつながります。

金属屋根の劣化は、見た目の問題だけでなく、建物全体に深刻なダメージを及ぼす可能性があることを忘れてはいけません。

放置すると…

早めの対応が、結果として工事費用の抑制にもつながるため、気になる劣化がある場合は、早急な調査をおすすめします。

今回ご紹介した屋根調査では、赤錆と腐食が広範囲にわたり進行しており、部分的な補修では対応が難しい状態でした。
調査結果をふまえ、屋根全体の張り替え工事をご提案いたしました。

「屋根の錆が気になるけれど、修理か交換か迷っている…」
「雨漏りが心配…でも、どこに相談すれば良いかわからない」

そんな方は、ぜひお気軽に住みたかルーフへご相談ください。

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