【須恵町の皆様へ】スレート屋根の色褪せ・劣化を確認｜塗装ではなく屋根カバー工法をご提案する理由とは？

2025.09.21 (Sun) 更新

【須恵町の皆様へ】スレート屋根の色褪せ・劣化を確認｜塗装ではなく屋根カバー工法をご提案する理由とは？

皆様こんにちは！屋根工事専門店住みたかルーフです！

今回は、お客様から「屋根の色褪せが気になる」というご相談を受け、現地にて行ったスレート屋根の調査についてご紹介いたします。

お話をうかがうと、以前に屋根塗装を一度実施されたそうですが、年月とともに色褪せや塗膜の劣化が目立ち始めたとのことでした。
実際に調査を行った結果、屋根材自体の防水性能がかなり低下しており、再塗装では補えないと判断。
そこで、屋根カバー工法による改修工事をご提案しました。

本記事では、調査の詳細や劣化の原因、屋根カバー工事の必要性までを詳しく解説します。
「スレート屋根のメンテナンス時期がわからない」「再塗装か葺き替えか迷っている」という方も、ぜひ参考にしてください。

調査のきっかけ：「屋根の色褪せが気になる」とのご相談から

今回のお問い合わせは、築20年以上が経過した戸建住宅にお住まいの方からでした。

「以前、屋根を塗装したのですが、最近になって屋根の色褪せが目立ってきた気がするんです。劣化していないか見てほしい。」

ということで、現地にて屋根の状態を調査させていただきました。
現地調査では、屋根材の種類・劣化の進行具合・防水性能の低下の有無などを丁寧に確認し、最適なメンテナンス方法をご提案することを心がけています。

屋根調査の結果：スレート材の劣化と塗膜の剥がれを確認

◎ 塗装面の色褪せが著しく、防水性の低下が明確に
今回のお住まいに使用されていた屋根材は、一般的な化粧スレート（コロニアルやカラーベストとも呼ばれる薄型屋根材）でした。
表面にはかつて塗装された黒色の塗膜が施されていたものの、経年劣化により色褪せや白化（チョーキング現象）が広範囲に発生していました。

特に、南向きで日当たりが良い面では、紫外線や熱の影響を強く受けており、塗膜がほとんど残っていない状態に。
スレート材がむき出しになっている箇所も多く、防水性能の喪失が懸念される状態でした。

◎ 塗膜の劣化によってスレート材自体の吸水が進行

塗膜が劣化すると、スレート材は直接雨水や湿気にさらされることになり、以下のような不具合が発生しやすくなります。

スレート材の吸水→乾燥→収縮を繰り返すことで、割れやひび割れが発生
防水性能が失われるため、屋根下地にまで水が侵入
それにより、雨漏り・下地材の腐食・カビの発生といった二次被害が起こる

今回の屋根でも、複数箇所で塗膜が完全に剥がれ、スレートの表面がザラザラとした質感になっている部分が見受けられました。

なぜ塗装ではなく「カバー工法」を選んだのか？

一度塗装された屋根でも、状況によっては再塗装が可能な場合もあります。
しかし、今回のケースでは下記の理由により、塗装よりも屋根カバー工事が適していると判断しました。

理由①：スレート材の劣化が進みすぎていたため
塗装はあくまで表面保護であり、屋根材本体に割れや脆弱化が見られる場合は効果を発揮しにくいです。
今回は、すでにスレート表面が著しく劣化しており、塗料が密着しない可能性が高いため、
塗装を行っても短期間で剥がれてしまう恐れがあると考えられました。

理由②：塗装では防水性能の根本的な回復が難しい
一見、色が綺麗になったとしても、防水機能が万全に回復するとは限りません。
すでに吸水を繰り返しているスレート材は、水分を内部に溜め込みやすく、再塗装しても劣化が進行してしまうリスクがあります。
屋根カバー工法であれば、既存の屋根材を撤去せずに新しい屋根材を重ねて施工するため、以下のようなメリットがあります。

雨漏りを根本から防止
断熱・遮音性が向上
既存の屋根全体が不要なため、工期が短く、費用も抑えられる

理由③：将来のメンテナンスコスト削減
カバー工法に使用される金属屋根材（ガルバリウム鋼板など）は、耐久性・防水性・メンテナンス性に優れており、30年以上の耐用年数が期待できます。
長期的に見れば、塗装のように10年ごとに繰り返すメンテナンスが不要となり、結果としてコストパフォーマンスに優れた選択肢となります。

屋根カバー工法をご提案｜施工内容のイメージ

お客様には、以下のような屋根カバー工事をご提案しました。

既存スレート屋根の点検・下地の補強
防水シート（ルーフィング）の新設
軽量金属屋根材の重ね張り施工
棟板金・雨抑え・雪止めの再設置

こうした工事により、雨漏りの心配を解消し、高い耐久性と見た目の美しさを両立した屋根へと生まれ変わらせることが可能です。

スレート屋根の色褪せや劣化を放置するとどうなる？

もし今回のような色褪せ・塗膜剥がれを放置してしまうと、以下のようなトラブルに発展する可能性があります。

雨漏りの発生
下地材の腐食・カビの繁殖
屋根材の崩落や割れによる事故
外観の美観劣化と資産価値の低下

屋根は日常生活で見えにくい分、トラブルが進行してから発見されることが多い場所です。
少しでも「おかしいな」と感じたら、お早めに点検・調査を受けることが、トラブルの予防につながります。

住みたかルーフでは、無料点検・お見積りを実施中です！
スレート屋根の塗装かカバー工法か迷われている方も、ぜひお気軽にご相談ください。

住みたかルーフなら専門家にご相談無料、お見積もり無料

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「私たちは、工事が終わってからが本当のお付き合いの始まりだと考えています。半年に一度、定期点検のご案内をお送りし、お客様の屋根の状態をしっかりと見守ります。」

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