【粕屋町】築50年の平屋住宅にて雨漏り調査｜瓦・漆喰・防水シートの劣化を確認！

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2025.09.21 (Sun) 更新

【粕屋町】築50年の平屋住宅にて雨漏り調査｜瓦・漆喰・防水シートの劣化を確認！

皆様こんにちは！屋根工事専門店住みたかルーフです！

今回は、糟屋郡粕屋町にお住まいのお客様よりいただいた「雨漏りが発生して困っている」とのご相談を受け、現地調査を実施した様子をご報告いたします。

調査対象は築50年の平屋住宅。
長年手を加えられていない屋根には、瓦の破損や漆喰の崩れ、さらには防水シートの機能低下といった複合的な劣化症状が確認されました。

本記事では、具体的な調査内容や発見された問題点、それに基づく最適な修繕方法までを詳しく解説いたします。
同様の築年数を迎えた住宅にお住まいの方や、雨漏りにお悩みの方にとっても参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

雨漏り発見のきっかけ｜クロスの浮き・黒ずみから判明

最初に異変に気づかれたのは、お客様ご自身でした。

「天井のクロスが浮いているし、なんだか湿気っぽい。これは雨漏りかも…」

ご相談を受けてすぐに現地へ伺い、室内を確認したところ、天井クロスの浮き・染み・黒ずみといった典型的な雨漏りの初期症状が複数確認されました。
とくに雨天後には湿ったような臭いが室内に残っており、雨漏りが継続している可能性が高いと判断されました。

屋根の調査で発見された3つの主な劣化箇所

実際に屋根へ上がり、詳しく調査を行った結果、次の3点が重大な問題点として浮かび上がりました。

① 瓦の割れ・欠け・浮き
屋根材には、日本家屋に多く用いられている和瓦（日本瓦）が使用されていましたが、
築50年という年月により、以下のような劣化症状が多数見受けられました。

瓦の割れ・ひび
角部分の欠け
瓦の浮き・ズレ
苔やカビの付着による変色

これらの劣化は、瓦本来の防水機能を大幅に低下させるだけでなく、強風や地震で瓦が落下する危険性も高まります。
瓦の下に敷かれている防水シートで一時的に雨水を防いでいる状態でしたが、すでに限界を超えており、屋根全体の改善が必要なレベルであることが明らかになりました。

②棟瓦と漆喰の崩れ
次に問題となっていたのが、棟瓦（むねがわら）を固定する漆喰（しっくい）の劣化です。

漆喰は、瓦同士の隙間を埋め、雨水の侵入や瓦のズレを防ぐ非常に重要な材料です。
しかし調査では、以下のような状態が確認されました。

漆喰がボロボロと剥がれ落ちている
一部の棟瓦がぐらついていた
棟部分に雑草が生えている箇所も

このまま放置すると、雨水がどんどん内部に侵入するだけでなく、強風で棟瓦が落下する重大事故に発展するリスクもあるため、棟の詰め直しや補強工事が必須です。

③ 防水シートと谷板金の劣化｜見えない部分で進む浸水
瓦の下にある防水シート（ルーフィング）と、雨水を排水するために設置された谷板金（たにばんきん）にも劣化が顕著に見られました。

とくに谷板金は、

錆（サビ）の発生
継ぎ目の浮き
表面のへこみや破れ

といった損傷があり、水の流れがスムーズに行われず、雨水が屋根内部へ逆流していたことが雨漏りの直接的な原因と考えられます。
また、防水シートにも破れ・縮み・剥がれが確認され、屋根材の裏側まで雨水が侵入している状態でした。

調査結果：屋根全体のリフォームが必要

調査結果を総合的に判断すると、瓦の単なる部分修理では対応しきれず、屋根の全面的な改修工事（リフォーム）が必要であると結論付けました。
特に以下のような修繕が必要です。

瓦の全面撤去・再施工・または葺き替え工事
棟瓦と漆喰の補修・取り直し
防水シートの全面張り替え
谷板金の交換

これにより、防水性・耐久性・安全性を取り戻し、今後20〜30年安心して暮らせるお住まいへと生まれ変わることが可能です。

屋根リフォームを検討するタイミングとは？

今回のような雨漏り被害に至る前に、以下のような症状があれば、屋根の専門業者による点検をおすすめします。

☑︎ 瓦のズレや割れが見える
☑︎ 棟の漆喰が崩れている
☑︎ 雨音がいつもと違う
☑︎ 天井にシミが出てきた
☑︎ 屋根裏が湿っぽい、カビ臭い

特に築20年以上の建物は、定期点検が不可欠です。

「雨漏りかも？」と思ったら早めのご相談を！

屋根の劣化は、目に見える症状が出るころにはすでに内部にダメージが広がっているケースが多く見られます。
放置してしまうと、

天井クロスの張り替え
下地材や柱の交換
建物全体の大規模リフォーム

といった大きな出費につながる可能性があります。

住みたかルーフでは、無料点検・お見積りを実施中です。
雨漏りに少しでも不安がある場合は、ぜひお早めにご相談ください！

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