志免町|雨漏りが発生したスレート屋根を徹底調査!色褪せ・棟板金の錆など複数の劣化が判明しました!
2025.07.24 (Thu) 更新
志免町|雨漏りが発生したスレート屋根を徹底調査!色褪せ・棟板金の錆など複数の劣化が判明しました!
皆様こんにちは!屋根工事専門店 住みたかルーフです。
今回は、糟屋郡志免町にて行った屋根の現地調査について、詳しくご報告いたします。
ご相談くださったのは、築20年以上が経過した戸建て住宅にお住まいのお客様。
「最近、大雨の日に天井からポタポタと水の音がする」とのことで、雨漏りの可能性が高いと判断し、早速現場へ急行しました。
現地にて調査を実施したところ、使用されていた屋根材はセメント系の化粧スレートで、以下のような深刻な劣化症状が複数確認されました。
- 化粧スレートの色褪せ・汚れ・苔の発生
- 棟板金の錆・釘の浮き・一部歪み
- 破風板(木部)の塗装剥がれ・腐食
- 屋根全体の撥水性の低下
これらの症状を踏まえ、棟板金の交換と屋根材の固定補修を中心としたメンテナンス工事をご提案する運びとなりました。
屋根材「化粧スレート」の色褪せ・苔・カビの進行
現地で最初に目を引いたのは、屋根全体に広がっていた色褪せと黒ずみ汚れでした。
化粧スレートとは、セメントに繊維素材(主にパルプ)を混ぜて薄く加工し、見た目を瓦のように仕上げた軽量屋根材で、「コロニアル」「カラーベスト」と呼ばれることもあります。
化粧スレート自体は比較的安価で普及率も高く、施工も簡単であることから広く使われています。
しかし、表面の塗膜によって防水性を保っているため、年月の経過に伴い塗装が劣化してくると、以下のようなリスクが高まります。
- 防水性の低下による雨水の染み込み
- 表面に苔・カビの発生
- 冬場の凍害によるひび割れ
- 雨漏りの直接的な原因となる脆弱性
今回の現場でも、色褪せが進み筋状の変色が見られ、苔やカビによって緑黒く変色している箇所も多数ありました。
この段階では「塗装による保護」だけでは不十分で、根本的な修理が求められる状態でした。
木部の破風板が腐食|外装から雨水が侵入する危険も
屋根の調査では、破風板(はふいた)と呼ばれる木部の部位にも注目しました。
破風とは、屋根の先端部に取り付けられている横板で、雨風の侵入や屋根材の吹き上げを防ぐと同時に、建物の外観を引き締める仕上げ材の役割も担っています。
今回確認された破風板には、以下のような劣化症状が見られました。
- 外壁塗装が完全に剥がれている
- 木材が水分を含み、変色・軟化している
- 一部腐食が始まり、塗装だけでは対処できない状態
このような木部の劣化を放置しておくと、雨水が屋根裏や壁内に浸透しやすくなり、構造体への深刻なダメージに繋がる恐れがあります。
今回のケースでは、早期に補修することで、内部構造への影響を最小限に抑えることが可能と判断しました。
棟板金の浮き・錆びによる劣化が雨漏りの原因の一端に
今回の調査で特に重要視したのが、棟板金の状態です。
棟板金とは、屋根の最上部(棟)に取り付けられている金属製のカバー材で、屋根材同士の接合部を保護する極めて重要なパーツです。
しかしこの棟板金、経年劣化により固定していた釘が浮き上がり、棟板金自体がわずかに浮いていることが確認されました。
釘の隙間から水が入り込むと、以下のようなトラブルが発生します。
- 雨水が屋根内部に侵入し、雨漏りを引き起こす
- 下地の木材が腐食する
- 風で板金が外れて飛散し、近隣住宅へ被害を及ぼすリスク
また、釘のまわりには茶色い錆が進行しており、板金自体の耐久性にも限界が近づいている状態でした。
この棟板金は10〜15年を目安に交換が必要とされていますので、今回の現場でも撤去・新設をご提案しています。
雨漏りを防ぐには「早期発見・早期対応」が鍵
今回の現地調査を通して、雨漏りの主な原因が複数の劣化要素の複合によって引き起こされていることがわかりました。
とくに、屋根表面の塗装劣化と棟板金の緩み、破風板の腐食が重なったことで、雨水が入りやすい状態になっていたと考えられます。
▼雨漏り対策としてご提案した補修内容
- 棟板金の撤去および新設取り付け
- 棟下地(貫板)の交換
- スレート屋根材の一部固定・補修
- 破風板の補修と再塗装
- 必要に応じて防水シート(ルーフィング)の点検と交換
屋根は日頃あまり見えない場所だからこそ、「気づいたときには手遅れ」というケースも多くあります。
しかし、早期の点検・補修によって、雨漏りを未然に防ぎ、長く快適に暮らせるお住まいを維持することが可能です。
まとめ|スレート屋根の劣化は放置せず、早めの点検・メンテナンスを!
糸島市で行った今回の屋根調査では、化粧スレートの色褪せ、棟板金の釘浮き、木部の腐食といった複数の劣化が重なっている状態が確認されました。
これらを放置してしまうと、雨漏り被害が拡大するだけでなく、建物内部へのダメージにもつながるリスクが非常に高くなります。
「最近、屋根の色がくすんで見える」
「天井から音がする」「釘が浮いている気がする」
このようなサインに気づいたら、まずはプロの目による現地調査を受けることが大切です。
✔️住みたかルーフでは…
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次回の記事では、実際の工事の様子をご紹介いたしますので、お楽しみに!
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