篠栗町にて外壁と屋根の同時リフォームを検討|調査の結果、多数の劣化症状を確認し最適な工事をご提案
2025.07.14 (Mon) 更新
篠栗町にて外壁と屋根の同時リフォームを検討|調査の結果、多数の劣化症状を確認し最適な工事をご提案
皆様こんにちは!屋根工事専門店 住みたかルーフです!
今回は、糟屋郡篠栗町にて実施した「屋根と外壁の同時リフォームに関する現地調査」の内容を詳しくご紹介します。
「そろそろメンテナンス時期だと思うのですが、屋根と外壁をまとめて見ていただけますか?」というご依頼をいただき、早速現地へ伺って状態を確認したところ、想定以上に経年劣化が進んでおり、屋根カバー工事と外壁塗装の同時施工をご提案させていただきました。
調査の背景とお客様のご要望
今回のお問い合わせは、「屋根と外壁のメンテナンスをそろそろ考えており、足場を立てるのであれば同時施工が効率的ではないか」とのお考えから始まったものでした。
このように、屋根と外壁のリフォームを同時に検討される方は近年非常に増えており、特に以下の理由から「一括施工」は大変おすすめです。
- 足場代が1回で済み、トータル費用を削減できる
- 工期が短くなり、生活への負担を最小限に抑えられる
- 建物全体の耐久性・防水性を一度に強化できる
この点を踏まえ、調査では屋根・外壁の細部まで丁寧に確認させていただきました。
外壁調査結果
外壁はサイディング仕上げで、全体的に以下のような劣化症状が確認されました。
▼チョーキング(白亜化現象)
チョーキングとは、塗料の合成樹脂が紫外線などで分解され、顔料が粉化して表面に白い粉が浮き出る現象です。
指で軽くなぞると白い粉が付着するのが特徴で、「塗膜が劣化し、防水性能が低下しているサイン」として知られています。
この状態を放置すると、外壁材が雨水を吸収しやすくなり、クラック(ひび割れ)の原因になります。
▼コーキング(シーリング)のひび割れ・剥がれ
外壁材同士の隙間を埋めるコーキング材が著しく劣化し、一部では完全に剥がれて隙間が露出している状態でした。
コーキングの役割は、雨水の侵入防止と外壁の伸縮を吸収する緩衝材の役割も果たしています。
そのため、劣化が進むと雨漏りのリスクだけでなく、建物の構造そのものへの悪影響も及ぼしかねません。
▼水切りの破損
水切り(基礎部分に設けられた金属板)の一部が変形しており、雨水が正しく流れず壁面に伝ってしまう恐れがありました。
これにより、基礎部分の腐食や汚れ、シロアリ被害の可能性も高まります。
屋根調査結果
続いて屋根を確認したところ、主にスレート材(コロニアル系)が使われており、以下の劣化症状が顕著でした。
▼苔・カビの繁殖
北側や日当たりの悪い面を中心に、スレート材の表面に苔やカビが広範囲に付着していました。
これは屋根材が水分を保持している状態であり、防水性能が著しく低下していることを示します。
▼色褪せ・塗膜の剥がれ
塗膜はほとんど剥がれ落ち、紫外線や雨風によりスレートの素材そのものが剥き出しになっていました。
これにより、ひび割れや欠けが進行しやすくなっており、今後の雨漏りリスクが高い状態です。
▼屋根材のズレ、ひび割れや欠損の発生
複数のスレート材にズレや細かいひびが見つかり、一部では欠損も確認されました。
こうなると「塗装による補修」では対応できず、カバー工法または葺き替えが適した選択肢となります。
今回のご提案内容|コストと効果の両立を実現
調査結果を踏まえ、お客様には以下の工事プランをご提案しました。
工事内容 | 詳細・備考 |
---|---|
屋根カバー工事 | 既存スレートの上に防水シートを重ね、新しい金属屋根を施工 |
外壁塗装 | 高耐候性シリコン塗料を使用し、色・質感もリフレッシュ |
コーキング打ち替え | すべての目地・窓まわりの古いシールを撤去し、新規充填 |
水切り板金交換 | 新しい水切りを設置し、防水性能を回復 |
足場設置 | 屋根と外壁同時施工のため、設置は1回分の費用で済む |
なぜ「カバー工法」がおすすめなのか?
屋根のカバー工法とは、既存の屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材を重ね張りする工法です。
以下のようなメリットがあります。
- 解体費用が不要でコストが抑えられる
- 工期が短く住みながらの施工が可能
- 屋根が二重構造となるため断熱性・防音性がアップ
特に、屋根下地に大きな傷みがなかった今回のようなケースでは、葺き替えではなくカバー工法が最も合理的といえます。
外壁塗装の適切なタイミングとは?
外壁の寿命は、塗料の種類や建物の環境にもよりますが、約10年ごとの塗り替えが目安とされています。
今回確認されたチョーキング現象やコーキングの剥がれは、まさに「塗り替えサイン」として代表的なものです。
また、塗装を怠ると外壁材の劣化が進行し、将来的には外壁材ごと張り替えが必要になる恐れもあります。
まとめ|屋根と外壁の同時リフォームは賢い選択!
今回、糟屋郡篠栗町で実施した調査では、屋根・外壁ともに確実な劣化が見受けられましたが、お客様のタイミングの良いご相談により、トータルコストを抑えながら建物全体の耐久性を高める工事をご提案することができました。
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お問い合わせの多い工事
補修・修繕工事
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改修工事
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・外壁塗装工事
・屋根塗装工事
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選ばれる理由
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地域の皆様と共に歩んだ31年。受け継がれる想いが、確かな技術を支えます。
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「私たちは、工事が終わってからが本当のお付き合いの始まりだと考えています。半年に一度、定期点検のご案内をお送りし、お客様の屋根の状態をしっかりと見守ります。」
最後に
私たちが本気で目指すのは、「ただ工事を受注する」ことではありません。オーナー様から「この会社になら大切な住まいを任せられる」と心から思っていただき、そして長く安心して暮らしていただけることです。
それが、親子二代で培った信念であり、九州2位の受賞に裏打ちされた技術力であり、何より地域や職人を大切にする心につながっています。
「屋根でお困りのとき、まず最初に声をかけてもらえる存在でありたい」——その一心で、私たちは今日も情熱を持って現場に向かっています。
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