福岡市中央区にある3階建て住宅の天井から雨漏り｜壁紙が剥がれ、天井に茶色いシミ…深刻な被害の実態を調査しました！

2025.06.19 (Thu) 更新

福岡市中央区にある3階建て住宅の天井から雨漏り｜壁紙が剥がれ、天井に茶色いシミ…深刻な被害の実態を調査しました！

皆様こんにちは！屋根工事専門店住みたかルーフです！

今回は、福岡市中央区にある3階建て住宅の雨漏り調査についてご報告します。

お客様からは「天井の壁紙が剥がれていて、茶色く変色している。雨漏りかもしれない」というご相談をいただき、
すぐに現地へ向かい、詳細な点検を行いました。
このような被害は、屋根の不具合が原因であることが多く、早めの対応が非常に重要です。

調査対象

今回の現場は、市内中心部に建つ3階建て住宅でした。
屋根材は金属製で、建物の外観に合わせたスタイリッシュな仕様。
屋根の周囲にはパラペット（立ち上がり壁）が設置されており、いわゆる「陸屋根」に近い形状です。
一見するとしっかりとした建物のように見えましたが、実際に室内を確認すると、雨漏りの被害が明確に表れていました。

雨漏りの被害状況：天井の変色と壁紙の剥がれ

まず目に入ったのが、3階天井の茶色い雨染みと、剥がれかけた壁紙。
被害の出ている天井はすでに水分を含んで膨らんでおり、場所によっては壁紙が完全に剥がれて下地がむき出しになっている箇所も。
このような症状は、雨漏りが「ある程度の期間続いている」可能性を示しています。
少しずつ水が浸入していたことに気づかず、見えない場所で被害が拡大していたケースです。
ここまで進行していると、天井裏の断熱材や構造材（木材）にも影響が出ていることが懸念されます。

屋根に登って確認｜劣化の主な原因は“錆”と“穴あき”

次に実際に屋根へ登って状況を確認。
すると屋根材には、以下のような深刻な劣化症状が見られました。

全体に広がる茶色い錆（サビ）
金属の表面の腐食による変色
局所的な穴あき
パラペット笠木（屋上の縁の金属カバー）付近のもらい錆

※もらい錆とは、近くにある別の金属が錆びて、そのサビが伝達するように他の部材に広がってしまう現象です。
この現場では、屋根材だけでなく、外壁の一部にまで錆が移っている状態で、被害の範囲は想像以上に広がっていました。

雨漏りの直接原因は“穴あき”による浸水

屋根の調査を進めた結果、雨漏りの直接的な原因は、金属屋根にできた小さな穴であることが判明しました。
特に、排水の流れが集中する谷部分や笠木のつなぎ目など、負荷がかかりやすい部分に劣化が集中していました。
一度、金属に穴が開いてしまうと、そこから雨水が入り、断熱材・石膏ボード・壁紙まで水分が浸透してしまいます。
さらに、パラペットなどの立ち上がり部分は構造上、水が溜まりやすく、乾きにくいため、劣化が加速しやすいのです。

ご提案した修理方法：「屋根カバー工法」

今回の調査結果をもとに、お客様には「屋根カバー工法」による」修理をご提案いたしました。

▼屋根カバー工法とは？
既存の屋根の上から新しい屋根材（ガルバリウム鋼板など）を重ね張りする施工方法です。

屋根を全て撤去せずに済むため、工期が短くコストを抑えられる
雨漏り箇所をカバーするだけでなく、屋根全体の断熱・防音性能も向上
二重構造になることで、耐久性と防水性能がアップ

金属屋根である今回の住宅にも最適な工法で、穴あきや錆による劣化に対して、最も現実的かつ長期的な解決策と言えます。

放置するとどうなる？雨漏り被害の二次リスク

雨漏りの被害を放置してしまうと、以下のような建物全体への影響が懸念されます。

カビの発生
木材の腐食やシロアリ被害
断熱材の機能低下
漏電や感電などの電気系トラブル
資産価値の低下

とくに3階建て住宅では、上階からの水漏れが階下にも影響を及ぼす可能性があるため、被害は建物全体へ広がりかねません。

金属屋根の特徴とメンテナンスの重要性

金属屋根は以下のような特徴があります。

軽量で建物への負担が少ない
施工が比較的スムーズ
耐久年数が長い（15〜30年程度）

しかしながら、錆びやすいという弱点があるため、定期的な塗装や点検が必須です。
とくにトタンやガルバリウム鋼板といった素材には、適切なタイミングでのメンテナンスが寿命を大きく左右します。

まとめ｜雨漏りのサインを見逃さず、早めの修理を！

今回のような雨漏りは、一度発生すると自然には直りません。
少しでも異変に気づいたら、まずは専門家による点検を受けることが大切です。

私たち住みたかルーフでは、

✔️無料点検・無料見積もり
✔️丁寧な現地調査と写真付きの報告書
✔️お客様のご予算・ご要望に合わせたご提案

を行っています。
屋根や外壁に関することでお困りの際は、お気軽にご相談ください。

次回の記事では、実際に行った屋根カバー工法の施工の流れや工程について、写真付きで詳しく解説いたします。
「うちも天井にシミがある」「古い屋根で不安がある」という方は、ぜひ早めに点検をご検討ください。

お問い合わせの多い工事

補修・修繕工事

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工事が終わってからが、本当のお付き合い。末永く、安心をお届けします。

「私たちは、工事が終わってからが本当のお付き合いの始まりだと考えています。半年に一度、定期点検のご案内をお送りし、お客様の屋根の状態をしっかりと見守ります。」

最後に

私たちが本気で目指すのは、「ただ工事を受注する」ことではありません。オーナー様から「この会社になら大切な住まいを任せられる」と心から思っていただき、そして長く安心して暮らしていただけることです。

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「屋根でお困りのとき、まず最初に声をかけてもらえる存在でありたい」——その一心で、私たちは今日も情熱を持って現場に向かっています。

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