【志免町の皆様へ】詰め増し工法にて劣化した漆喰の補修を行いました!
2025.06.06 (Fri) 更新
【志免町の皆様へ】
詰め増し工法にて劣化した漆喰の補修を行いました!
皆さんこんにちは!屋根工事専門店 住みたかルーフです!
今回は、前回ブログにて現地調査の様子をお伝えした物件の、実際に行った漆喰補修工事の様子についてご紹介いたします!
▼お客様からのご相談内容
「瓦屋根の漆喰の劣化と、外壁の傷みが気になる。必要な箇所だけ補修してコストを抑えたい」
▼現地調査結果
漆喰のひび割れ、欠け、さらには苔の発生など、明らかな劣化が複数箇所で確認されました。
こうした漆喰の不具合は、放置すると瓦のズレや落下といった深刻な被害を引き起こす可能性があるため、
早期の補修工事が不可欠です。今回は、漆喰の状態が比較的軽微だったことから、「詰め増し工法」によって補修を行うことになりました。
現地調査の詳しい様子は前回のブログにてご覧ください ♪
▼前回のブログ
・【志免町の皆様へ】瓦屋根の漆喰劣化と外壁のひび割れを徹底調査。早期補修でお住まいの寿命を延ばしましょう!
漆喰とは?
まず簡単に漆喰について説明いたします。
漆喰とは消石灰(けしせっかい)を主成分とする白色の塗り材で、
瓦屋根では主に「棟瓦(むねがわら)」を固定するために使われています。
風や雨、直射日光、寒暖差に常にさらされるため、年数が経つと少しずつ劣化していきます。
劣化が進行すると、以下のような症状が現れます。
- 漆喰表面の変色(灰色っぽくなる)
- 細かいひび割れ(ヘアクラック)
- 欠けや剥がれ
- 苔やカビの発生
これらは全て、瓦の固定力が低下しているサインです。
放置していると瓦がズレやすくなり、最悪の場合は落下することもあります。
詰め増し工法の様子
今回の工事では、既存の漆喰の上から新しい漆喰を塗り足す「詰め増し工法」を採用しました。
▼詰め増し工法の特徴
- 既存の漆喰がある程度健全な場合に実施
- 劣化が軽微で、雨漏りなどの重大な被害が発生していないケースで有効
- 工期が比較的短く、費用も抑えられる
逆に、漆喰が広範囲で剥がれていたり、内部まで劣化している場合は、
詰め直し工法(古い漆喰を全て撤去して新たに詰める)を行う必要があります。
のし瓦・棟瓦の補強と雨漏り対策
棟の部分に積み重なって設置される「のし瓦」は、漆喰によってしっかりと固定されて初めて機能します。
のし瓦の段数が多ければ多いほど、雨仕舞いが強固になりますが、漆喰が弱っているとその効果も半減してしまいます。
今回の工事では、のし瓦や棟瓦周辺のすべての漆喰部分に新たな漆喰を塗り重ね、防水性・固定力の両面で補強を行いました。
完成後は、白く美しい漆喰が際立ち、見た目も非常に綺麗な仕上がりとなりました。
漆喰の劣化を放置するとどうなる?
以下のような二次被害につながるリスクがあります。
- ひび割れ:瓦の動きやすさが増し、ズレや浮きが発生
- 欠け・剥がれ:雨水の侵入、雨漏りの原因に
- 固定力の低下:台風・地震で瓦が落下、人的被害も懸念
屋根は建物の中でも最も過酷な環境にさらされています。
劣化に気づいたら、早めに補修を行うことが安全で経済的です。
「詰め増し」と「詰め直し」の違い
工法 | 内容 | 適した状態 | 費用感 |
---|---|---|---|
詰め増し | 既存の漆喰の上に重ね塗り | 軽微な劣化・ひび割れ | 比較的安価 |
詰め直し | 古い漆喰を撤去して新しく詰め直す | 剥がれ・崩れ・雨漏り | やや高めだが効果大 |
今回のケースでは、劣化が表面的なものであったため、詰め増しで対応可能と判断しました。
まとめ:漆喰の点検と補修は定期的に!
- 瓦屋根の漆喰は10〜20年で劣化が進行
- 見た目のひび割れや苔の発生は補修サイン
- 放置すると瓦のズレ・落下・雨漏りに発展
- 状況に応じて「詰め増し」or「詰め直し」を選択
定期的な点検を行い、早めに対処することが建物を長持ちさせる最大の秘訣です。
漆喰が傷んできたかも?と感じたら、お気軽に住みたかルーフへご相談ください!
次回は、同じ場所で実施した外壁塗装の様子をお届けします。
引き続きご覧いただければ幸いです!
お問い合わせの多い工事
補修・修繕工事
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最後に
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