篠栗町にて劣化が進行した漆喰の詰め増し工事を実施しました！

2025.05.30 (Fri) 更新

篠栗町にて劣化が進行した漆喰の詰め増し工事を実施しました

皆さんこんにちは！屋根工事専門店住みたかルーフです！

今回は、糟屋郡篠栗町のお客様住宅で実施した漆喰補修工事について詳しくご紹介いたします。

お客様より「屋根の劣化が気になる…」とご相談いただき、現地調査を実施。
その結果、屋根の漆喰に変色、ひび割れ、さらには苔の発生まで見られたため、
早急な対応が必要と判断し、補修工事を行いました。

前回のブログでは、現地調査の様子を詳しくご紹介しておりますので、
ぜひそちらも併せてご覧ください ♪

▼前回のブログ
・篠栗町にある瓦屋根住宅にて行った屋根調査。漆喰の劣化、釘の浮きなどの症状が発覚しました！

▼屋根補修工事と同時に行った塗装工事の様子はこちら
・篠栗町にて塗膜の剥がれ・ひび割れ・黒ずみ…劣化が進行する外壁を徹底調査！
・篠栗町住宅にて、高圧洗浄とケレン作業を行い外壁塗装の下準備を整えました！
・篠栗町にて外壁塗装の下準備完了！金属部に「錆止め」壁面に「プライマー」塗布を行いました！
・篠栗町にて行った劣化が気になる外壁の塗装工事。「中塗り」「上塗り」工程を詳しく解説！

漆喰の劣化とは？

漆喰とは、瓦屋根において瓦を固定する役割を持つ白色または灰色の塗り材です。
防水性や調湿性に優れ、伝統的な日本家屋には欠かせない素材ですが、
雨風や紫外線、気温の変化などにより１０〜２０年程度で劣化が進行していきます。
今回の調査では、以下のような症状が確認されました。

表面の色褪せや灰色化
細かいひび割れ
一部の漆喰が剥がれ落ちている
棟瓦付近に苔やカビが付着

これらの劣化が進行すると、瓦が固定できずズレてしまい、
最終的には落下や雨漏りといった重大トラブルへ発展してしまいます。

漆喰の劣化が引き起こす具体的な被害とは？

漆喰の劣化を放置すると、以下のような問題が発生します。

瓦のズレ・浮き・落下
雨水の浸入による屋根内部の腐食
棟の崩壊や台風時の飛散事故
美観の低下と資産価値の減少

瓦屋根は非常に耐久性が高く、５０年以上使用できるといわれていますが、
それを支える漆喰の部分が弱くなってしまえば、屋根全体の寿命にも悪影響を与えかねません。

漆喰の補修方法

今回は、漆喰の詰め増し工法を選択しましたが、
漆喰の補修方法には、大きく分けて以下の２種類があります。

✔️詰め直し工法
古い漆喰を全て取り除き、新しい漆喰を詰め直す方法です。
劣化が広範囲にわたる場合や、内部まで傷みが及んでいる場合に推奨されます。

✔️詰め増し工法
既存の漆喰の上から、新たな漆喰を重ねて塗る方法です。
劣化の程度が軽微で、下地に問題がないと判断された場合に行います。
費用や工期を抑えられるのが大きなメリットです。

補修工事の手順

① 施工前の下処理
まずは、劣化が進んでいる箇所の表面を整え、ゴミや汚れ、苔などを除去します。
既存の漆喰の状態を確認しながら、補修に適した範囲を見極めるのが職人の技術の見せどころです。

② 漆喰の詰め増し作業
新しい漆喰をヘラで丁寧に塗布していきます。
凹凸をなくし、見た目の美しさと密着性の両立が求められる作業です。
手作業で１箇所ずつ仕上げていくため、仕上がりには技量の差が出やすいポイントでもあります。

③ 施工完了後のチェック
補修箇所が均一に仕上がっているか、瓦と漆喰の隙間がないか、強度に問題がないかを確認します。

補修した漆喰はどれくらい持つ？

今回使用した漆喰は、耐久性の高い製品を使用しており、
適切に施工された場合には、２０年程度の耐久性が期待できます。
ただし、漆喰は外部環境に常にさらされているため、５〜１０年に一度の定期点検は必要不可欠です。
万が一、ひび割れや剥がれを早期に発見できれば、小規模な補修で済むことがほとんどです。

漆喰補修は見えにくい不具合だからこそプロにお任せ

屋根の上は普段目にすることが少ないため、「何となく気になるけれど、業者を呼ぶほどではない」と放置されがちです。
しかし、漆喰の劣化は見えないうちに進行しており、突然の瓦落下や雨漏りによって
初めて被害に気づくというケースも少なくありません。

住みたかルーフでは、無料の屋根点検を実施しております！
点検では、ドローンや高所カメラを活用し、安全かつ正確に状態を確認できます。

まとめ｜瓦屋根を長持ちさせるには「漆喰の定期点検」がカギ

糟屋郡篠栗町で行った今回の漆喰詰め増し補修工事では、
劣化症状が比較的軽微だったため、費用を抑えた補修が可能となりました。

しかし、見た目に異常がないように見えても、内部でじわじわと劣化が進んでいることも多々あります。
瓦屋根はメンテナンスを怠らなければ、半世紀以上にわたって美観と性能を維持できる優れた屋根材です。
そのためにも、以下のような症状を見つけた場合は、すぐにご相談ください。

☑︎ 漆喰が灰色に変色してきた
☑︎ ひび割れや欠けが見える
☑︎ 瓦の間に苔やカビが生えている
☑︎ 棟瓦が浮いているように見える

瓦屋根の漆喰補修や屋根リフォームをご検討の方は、住みたかルーフへお気軽にご相談ください！

お問い合わせの多い工事

補修・修繕工事

選ばれる理由

親子二代で築き上げた信頼と技術～受け継がれる想いと福岡県瓦組合所属の誇り～

地域の皆様と共に歩んだ３１年。受け継がれる想いが、確かな技術を支えます。

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工事が終わってからが、本当のお付き合い。末永く、安心をお届けします。

「私たちは、工事が終わってからが本当のお付き合いの始まりだと考えています。半年に一度、定期点検のご案内をお送りし、お客様の屋根の状態をしっかりと見守ります。」

最後に

私たちが本気で目指すのは、「ただ工事を受注する」ことではありません。オーナー様から「この会社になら大切な住まいを任せられる」と心から思っていただき、そして長く安心して暮らしていただけることです。

それが、親子二代で培った信念であり、九州2位の受賞に裏打ちされた技術力であり、何より地域や職人を大切にする心につながっています。

「屋根でお困りのとき、まず最初に声をかけてもらえる存在でありたい」——その一心で、私たちは今日も情熱を持って現場に向かっています。

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