福岡市博多区にある３回建て住宅にて無料雨漏り調査を実施！クロスの剥がれ、窓枠のカビ、外壁の劣化など深刻な実態を確認しました。

福岡市博多区にある３回建て住宅にて無料雨漏り調査を実施！クロスの剥がれ、窓枠のカビなど深刻な実態を確認しました。

皆さんこんにちは！屋根工事専門店 住みたかルーフです！

今回は、福岡市博多区の３回建て住宅にて行った雨漏り調査についてご紹介いたします！

「風向きや豪雨によって雨漏りが起きる」とのお悩みで、現場に急行したところ、
室内のクロスが剥がれ、窓枠にカビや腐食が広がる深刻な状況が確認されました。

雨漏りは早期対応が非常に重要です。
この記事では、調査結果と雨漏りの原因、今後必要な補修内容まで、詳しく解説していきます。

雨漏り調査のきっかけ

今回調査に伺ったのは、福岡市博多区にある築２０年以上の３回建て住宅。
近年、集中豪雨や台風による雨風の影響で、室内に雨が侵入するようになったとのことでした。
とくに「風向きや雨量によって雨漏りが発生したりしなかったりする」という症状は、
外壁やサッシまわりの防水性能が低下しているサインといえます。

室内で確認された症状

▼クロスの剥がれ

現地で確認された最初の症状は、壁紙（クロス）の大規模な剥がれでした。
とくに窓枠周辺のクロスがベロっと大きく剥がれ落ち、内部の木材が剥き出しになっている状態。

写真で見ると、一見紙が捲れているだけのように見えますが、
これは外壁から浸入した雨水が内部の下地材を湿らせ、接着力を弱めた結果です。
すでに何回かご自身で補修された跡があり、雨漏りが長期間続いていたことが伺えました。

 

▼クロスに現れた雨染み

次に確認できたのは、クロスの継ぎ目や壁の上部に現れたうっすらとした雨染み。

「まだクロスは剥がれていないから大丈夫」と思われがちですが、
雨染みがあるということは、すでに壁内部まで水分が到達している証です。
時間の経過とともにクロスの膨れ→剥がれ→カビや木材の腐食という流れで、被害はどんどん拡大していきます。

 

▼カビが生えた窓枠と腐食した木部

極めて深刻だったのが、窓枠の木部に生じた黒ずみとカビの発生でした。
これは、窓周りのコーキング（シーリング）材が経年劣化して隙間ができ、
そこから雨水が内部に侵入してきたことが原因と考えられます。

特に南面・西面など直射日光が当たる面は、
紫外線によってコーキングが硬化・ひび割れしやすく、防水性が大きく低下します。
結果として、外壁と窓枠の取り合い部分から雨水が染み込み、
今回のような木部腐食やカビ発生へとつながるのです。

外壁調査結果

▼塗膜の劣化
まず確認されたのが、外壁塗膜の経年劣化です。
外壁塗装は、紫外線や雨風の影響を常に受けており、時間が経つにつれてどうしても防水性が低下していきます。
塗膜の劣化が進むと、外壁表面の撥水性能が失われ、水分が直接外壁材に浸透するようになります。

調査時には、雨樋の固定器具周辺や、
外壁と接触する部位において塗膜の剥がれやチョーキング現象（表面が白く粉を吹いたような状態）も確認されました。
このような現象は、外壁が再塗装のタイミングに来ている明確なサイン。
さらに放置すると内部の構造体や断熱材まで傷んでしまうリスクもあり、雨漏り被害へと発展するケースが多いです。

 

▼コーキングの劣化
窓まわりや外壁目地のコーキングの劣化です。
コーキングは、外壁材の継ぎ目やサッシ周辺などの隙間を埋める防水目的の充填材。
外壁と外気を遮断する役目を果たしており、住宅の防水性を大きく左右する非常に重要な部位です。
しかし、紫外線や気温変化によって徐々に硬化し、ひび割れや剥がれといった劣化症状が発生します。

今回の博多区の住宅でも、目視で確認できるほどの亀裂やコーキング材の縮みが見られました。
これにより、雨風が強い日には、そこから水が浸入し、クロスの剥がれや木部の腐食といった被害を起こしていたのです。

 

▼雨樋まわりの塗膜劣化とサビ
意外と見落とされがちなのが、雨樋や金属部材周辺の劣化です。

今回の調査では、雨樋を固定している金属付近の塗膜が剥がれており、
微細な隙間から水が浸入している可能性が高いことが判明しました
金具やボルトまわりのわずかな剥がれでも、
雨風の圧力を受けることで毛細管現象（水が狭い隙間に吸い込まれる現象）が発生し、内部への浸水を引き起こします。
また、金属のサビが進行すると、周囲の塗膜を浮かせてさらに浸水リスクを高めてしまいます。

雨漏りの原因は？

今回の雨漏りでは、下記の３つが主な浸入口として疑われました。

１. 外壁のひび割れや塗膜の劣化
２. バルコニーの防水層の破断や排水不
３. サッシと外壁のコーキングの劣化

３階建て住宅のように高さがある建物では、雨風が強く吹き付ける上層部から水が浸入し、
下階へと広がっていくケースが非常に多いです。

ご提案したプラン

雨漏りの再発を防ぐため、以下の修理プランをご提案しました。

• 外壁全体の塗装
• バルコニーの防水工事
• サッシ周りのコーキング打ち替え
• 内装の張り替え

これらは「雨漏りの原因＋被害箇所の回復」をセットで行うことで、
建物の耐久性と快適性を再び取り戻すために必要な工事です。

次回のブログでは、バルコニーの防水工事の様子をご紹介いたしますので、お楽しみに！

雨漏りを見逃さないために

▼セルフチェックのポイント

• 壁紙が浮いてきた、クロスが剥がれている
• 窓まわりが黒ずんでいる、カビ臭い
• 雨が降った後、室内の一部にシミが浮かび上がる
• 天井や壁の一部に波打ちや変色がある

雨漏りは進行すればするほど、修繕費用が高額になりやすくなります。
少しでも「おかしいな」と感じた時点で、点検依頼されることを強くおすすめします。

まとめ

今回の福岡市博多区での雨漏り調査では、外観に大きな異常が見られなくても。
室内でクロスの剥がれ、木部のカビといった深刻な被害が起きているケースでした。
「まだ大丈夫」は、取り返しのつかない状況を招く第一歩です。
一度でも雨漏りらしき兆候を感じたら、専門家による調査を行うことが何よりも重要です！

住みたかルーフでは、無料点検・お見積りを実施中！
雨漏りに関するお悩みやご質問等ございましたら、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください！

 

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