蛍光灯や電球から水がポタポタ垂れてくる…その原因は雨漏りかも？！

蛍光灯や電球から水がポタポタ垂れてくる…その原因は雨漏りかも？！

皆さんこんにちは！屋根工事専門店 住みたかルーフです！

「天井の電球からポタポタと水が落ちてくる」
「シーリングライトのカバー内に水が溜まっている」

といった異常を経験したことはありませんか？
これは単なる結露ではなく、雨漏りが原因となっている可能性が非常に高いです。

糟屋郡にある瓦屋根住宅にお住まいのお客様から、「蛍光灯や電球から水が垂れてきた。これって雨漏り？」
というお問い合わせをいただき、現地調査を行いました。

このような雨漏りを放置すると、建物の損傷だけでなく 漏電や感電事故、
さらには火災のリスクにもつながります。
本記事では、電球や蛍光灯に水がつく原因や、雨漏りと漏電の危険性、適切な対策について詳しく解説します。

雨漏りのサイン：蛍光灯や電球からの水漏れ

天井の電気設備から水が垂れてくる場合、次のような 雨漏りの兆候 が見られることが多いです。

✅ 電球や蛍光灯に水滴がついている
✅ シーリングライトのカバー内に水が溜まっている
✅ 雨が降ると電球がチカチカする・暗くなる
✅ 天井にシミやカビが発生している

通常、電気設備の取り付け部分から水が侵入することはありません。
屋根や外壁の損傷が原因で雨水が天井裏を伝い、照明器具に到達している 可能性が高いのです。

雨漏りの主な原因：どこから水が侵入しているのか？

雨漏りの発生原因はさまざまですが、特に以下のポイントをチェックしましょう。

① 屋根の損傷

• 瓦のズレやひび割れ
  
• 棟板金の浮きや釘の抜け
  
• 屋根材（スレート・金属屋根）の経年劣化

瓦屋根は耐久性が高いものの、台風や強風、経年劣化によって瓦がずれたり破損することがあります。
隙間から雨水が侵入すると、天井裏を伝い、最終的に電球や蛍光灯の付近に水が到達します。

 

② 外壁のひび割れ・コーキングの劣化

• モルタルやサイディングのひび割れ
  
• シーリング（コーキング）の剥がれ

外壁のひび割れやコーキングの劣化は、壁内部に雨水が侵入する原因になります。
その水が内部を伝って天井まで達し、電気設備に影響を与えることもあります。

 

③ 窓サッシや天窓の防水不良

• 窓枠の隙間からの浸水
  
• 天窓のパッキン劣化による水漏れ

窓周辺の防水処理が劣化すると、強い雨が降ったときに雨水が侵入することがあります。
特に 天窓（トップライト） のある住宅では、経年劣化したパッキンが原因で雨漏りが発生することがよくあります。

 

④ ベランダ・バルコニーの防水劣化

• 防水シートの劣化や亀裂
  
• 排水口の詰まりによる水たまりの発生

ベランダの排水口が詰まると、水が溜まり、室内へ浸入する可能性があります。
屋根と同様に、防水シートやウレタン防水が劣化すると、雨水が浸透しやすくなります。

 

⑤ 雨樋（あまどい）の詰まり

• 落ち葉やゴミの蓄積による排水不良
  
• 雨樋の破損・接合部のズレ

雨樋が正常に機能していないと、雨水が適切に排水されず、屋根や外壁に水が溜まりやすくなります。
その結果、建物の内部に水が浸入するケースもあります。

雨漏りによる漏電の危険性：感電・火災リスク

雨漏りは建物の劣化を早めるだけでなく、電気設備に 深刻な影響 を与えます。
特に 蛍光灯や電球に水がつく状況は非常に危険 です。

漏電とは？

電気配線や電化製品は 「絶縁」 されており、安全に電気が流れる仕組みになっています。
しかし、水が配線に触れると 電気が意図しない方向に流れる（漏電）状態になり、以下のようなトラブルが発生します。

⚡ 感電事故（濡れた電気機器に触れるとビリッとする）
⚡ ブレーカーが頻繁に落ちる（異常電流による遮断）
⚡ 電気代の急増（不要な電力消費）
⚡ 火花が発生し、火災の原因になる

特に古い配線やコンセント付近で雨漏りが発生すると、火災のリスクが高まります。

雨漏りを発見したらすぐにやるべきこと！

雨漏りを見つけたら 安全確保 を最優先にしてください。

• ブレーカーを落とす（感電や火災を防ぐため）
• 濡れた電気機器の使用を中止（コンセントを抜いて乾燥させる）
• 雨漏りの原因を特定し、応急処置（ブルーシートや防水テープでカバー）
• 専門業者に点検・修理を依頼する（自力で天井裏や屋根に登るのは危険！）

まとめ：雨漏りは放置せず、早めの対応が重要！

☑️ 蛍光灯や電球に水滴がつくのは雨漏りのサイン！
☑️ 屋根や外壁、防水の劣化が原因で雨漏りが発生する
☑️ 漏電すると感電・火災リスクが高まるため早急な対策が必要！
☑️ まずはブレーカーを落とし、安全を確保することが最優先！
☑️ 雨漏りの修理は専門業者に依頼するのがベスト！

「もしかして雨漏り？」と思ったら、すぐに点検・修理を行いましょう！
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