セキスイかわらUの雨漏りに注意！早めの対策が住宅を守ります。糟屋郡須恵町で発生した雨漏り

2025.01.13 (Mon) 更新

セキスイかわらUの雨漏りに注意！早めの対策が住宅を守ります。糟屋郡須恵町で発生した雨漏り

こんにちは！福岡市・糟屋郡を拠点に屋根リフォーム・修理・雨漏り対策を専門に行っている住みたかルーフです。

今回は、糟屋郡須恵町のお客様宅で行ったセキスイかわらUの雨漏り調査の様子をご紹介します。セキスイかわらUは、かつて人気のあった屋根材ですが、経年劣化が進むと雨漏りのリスクが高まります。この記事では、劣化の原因や対策について詳しく解説します。

なぜ、セキスイかわらUの屋根で雨漏りが発生したのか？

お客様宅の屋根に使用されていたセキスイかわらUは、築年数が経過することでひび割れや剥離が進行し、雨漏りの原因となっていました。

セキスイかわらUは、1980年代から1990年代にかけて広く普及した屋根材ですが、素材の特性上、一度劣化が始まると急速に状態が悪化してしまう傾向があります。

劣化の主な原因

紫外線・風雨の影響：長年の紫外線や雨風によって表面の塗膜が劣化。
経年劣化：素材自体が劣化し、ひび割れや剥離が進行。
施工不良：過去の施工方法や材料の品質が、劣化を早める場合もあります。

セキスイかわらUの劣化の特徴

セキスイかわらUには、他のスレート屋根材とは異なる特有の劣化症状が見られます。放置すると、雨漏りのリスクが急激に高まります。

主な劣化症状

ひび割れ
表面が乾燥してパリパリとひび割れを起こします。これにより雨水が浸入しやすくなります。
剥離（はくり）
塗膜や基材が剥がれ落ち、屋根材が薄くなります。防水機能が著しく低下します。
強度低下
経年劣化により屋根材の強度が低下し、人が屋根に乗ると割れる危険性もあります。

セキスイかわらUの雨漏りがもたらす危険性

劣化したセキスイかわらUを放置すると、以下のような深刻なトラブルが発生するリスクがあります。

建物の腐食、構造の劣化
ひび割れた屋根から浸入した雨水が、屋根裏や柱・梁に染み込み、木材や鉄骨を腐食させます。建物全体の耐久性が低下し、修繕費用も高額に。
カビ、ダニの発生
湿気がこもることで、カビやダニが繁殖しやすくなります。特に、天井裏や壁内部の湿気は目視で確認しにくく、気づかないうちに健康被害が進行します。
健康被害
カビやダニの発生は、アレルギー症状や呼吸器系のトラブルを引き起こします。小さなお子様や高齢者がいるご家庭では、特に注意が必要です。

セキスイかわらUの雨漏り対策

セキスイかわらUの屋根は、劣化が進行する前に適切な対策を取ることが重要です。以下の方法で、雨漏りリスクを効果的に軽減できます。

定期的な屋根点検
専門業者による定期的な点検を実施することでひび割れや剥離などの劣化を早急に発見できます。
局所修理
軽度であれば、部分補修や塗装メンテナンスで対応可能です。
補修範囲がが広い場合は抜本的な対応が必要になります。
カバー工法
劣化が進行している場合は、既存の屋根を撤去せずに、新しい屋根材を重ねるカバー工法がおすすめです。費用や工期を抑えつつ、防水性・耐久性を向上させます。
葺き替え工事
屋根全体が劣化している場合は、屋根材の全面葺き替えが最も確実な方法です。耐久性・防水性を根本から改善し、長期間安心して住み続けられます。

まとめ、セキスイかわらUの早めの対策が大切

セキスイかわらUは、経年劣化が進むとひび割れ・剥離・強度低下といった症状が現れ、雨漏りや建物の劣化リスクが高まります。

早めの点検と適切な対策を行うことで、大切な住まいの寿命を延ばし、快適で安心な暮らしを守ることができます。

セキスイかわらUの雨漏り対策はコチラ！

定期点検で早期発見
軽度な劣化は補修・塗装
重度な劣化はカバー工法や葺き替え

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