築30年の和風住宅で瓦や谷板金の劣化、漆喰の剥がれが原因の雨漏り③下地の補修
2024.11.06 (Wed) 更新
築30年の和風住宅で瓦や谷板金の劣化、漆喰の剥がれが原因の雨漏り③下地の補修
前回は、築30年の日本家屋の瓦屋根の瓦を全て撤去し、新しい屋根へと生まれ変わるための準備段階をご紹介しました。
今回は、屋根の土台となる野地板の補強工事の様子をご紹介します。
なぜ野地板の補強が必要なのか?
野地板は、屋根材を支える土台となる重要な部分です。長年の風雨や湿気によって、野地板が腐食したり、損傷したりすることがあります。特に、雨漏りが発生していた場合は、野地板が湿気を含み、腐りやすい状態になっています。
野地板の増し打ち工事の様子
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古い野地板の確認: 瓦を剥がした後に、古い野地板の状態を確認します。
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釘打ち: 新しい野地板をしっかりと固定するために、釘で打ち付けます。
各工程の詳細
古い野地板の確認
古い野地板は、湿気によって黒く変色していたり、腐食してボロボロになっている場合があります。
損傷部分の補修
損傷した部分は、健康な木材に交換します。木材は、湿気に強く、腐りにくい素材を選びます。
新しい野地板の取り付け
新しい野地板は、古い野地板の上に重ねていきます。この作業を「増し打ち」と言います。増し打ちをすることで、屋根の強度を上げることができます。
釘打ち
新しい野地板をしっかりと固定するために、釘で打ち付けます。釘は、錆びにくく、耐久性のあるものを選びます。
野地板の種類
野地板には、主に以下の3種類があります。
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バラ板: 幅が狭く、隙間をあけて敷き詰めるタイプの野地板です。
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構造用合板: 強度が高く、住宅の屋根によく使われる合板です。
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耐火野地板: 火に強い素材で作られており、防火地域などで使用されます。
今回の工事では、構造用合板を使用しました。構造用合板は、強度が高く、耐久性にも優れているため、住宅の屋根に最適な材料です。
まとめ
今回は、屋根の土台となる野地板の増し打ち工事についてご紹介しました。
野地板は、屋根材を支える重要な部分です。野地板をしっかり補強することで、雨漏りを防ぎ、建物を長持ちさせることができます。
次回の記事では、防水シートであるルーフィングの敷設工事について詳しくご紹介します。
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