瓦屋根の棟の施工方法、乾式棟と湿式棟のご紹介。棟は屋根全体の安定性を高め、雨水の侵入を防ぐ重要な役割があります。

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2024.07.08 (Mon) 更新

瓦屋根の棟の施工方法のご紹介。棟は屋根全体の安定性を高め、雨水の侵入を防ぐ重要な役割があります。

瓦屋根の棟とはどこを指すの？瓦屋根にとって棟は非常に重要な部分です。

瓦屋根の棟は、屋根の２つの面が合うところで一番高い、頂点部分です。
棟がなければ雨漏りが発生したり、瓦のずれなどの問題が発生する可能性があります。

瓦屋根は耐用年数の長い屋根材ですが、棟の状態をチェックし、適切な補修を行うことが大切です。

棟には乾式棟と湿式棟があります。

湿式棟
漆喰や粘土などの水性材料を使用して棟瓦を積み上げる伝統的な工法です。
歴史のある工法で、多くの住宅で採用されています。

・湿式棟のメリット
柔軟性があるため地震などの揺れに強く、耐震性に優れています。
漆喰には調湿効果があり、屋根裏の空間を快適に保ことができます。

・湿式棟のデメリット
重たい
施工性が良くない

乾式棟
近年普及している工法です。
粘土や漆喰の代わりにHYROLL（ハイロール）というテープと木材を使用します。

・HYROLLの特徴/メリット
１多層化シートが相乗効果を発揮
　紫外線や酸性雨に強いエラストマーと保形性を持つアルミニウムを積層させた４層からなるハイブリットシートを採用。
２屋根材への強力な粘着力
　HYROLLのために特別開発したブチルテープが屋根材に強力に粘着します。
３特殊形状により、スピーディな施工

HYROLL（ハイロール）でスピーディーで棟の軽量化が可能

HYROLLをタッカーで仮止めします。

屋根の凹凸に沿って貼り付けます。

冠瓦を施工して完了です。

まとめ「棟工事は乾式工法がおすすめ」

雨漏りリスクを減らす乾式工法一択！

瓦工事の棟工事では、近年乾式工法が採用されています。

雨漏りリスクを減らす
乾式工法では、棟の隙間をしっかり密封するため、雨漏りリスクを大幅に減らすことができます。
近年増加しているゲリラ豪雨や突風にも強いです。
今後のメンテナンスが少なく、経済的
乾式工法は劣化が少なく、今後のメンテナンス頻度が低くなります。
軽量で安心
乾式工法は軽量のため、地震や台風などの災害時の影響が少ないです。
屋根への負担も軽く、耐震性に優れています。
スピーディーな施工
乾式工法は施工期間が短いです。

乾式工法は、雨漏りリスクを減らしたい、メンテナンスを楽にしたい、工事に時間をかけたくない場合におすすめの工法です。

WEBキャンペーンにてお得になります。

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