屋根の葺き替えを検討する「屋根の葺き替え費用の相場・屋根リフォーム時期の目安は?」
2024.05.22 (Wed) 更新
屋根の葺き替えを検討する「屋根の葺き替え費用の相場・屋根リフォーム時期の目安は?」
屋根の葺き替え工事とは、古くなった屋根を撤去し、新しい屋根に取り替える工事のことです。新しい屋根にすることで建物の寿命を伸ばし、耐久性を向上させることができます。
屋根の葺き替え工事について詳しく解説します。
どんな手順で屋根の葺き替え工事が行われるの?
- 足場の組み立てと高圧洗浄、既存屋根の撤去
足場の組み立ては、屋根カバーや屋根塗装と同じで必要となります。 - 下地の補修
必要に応じて下地の補修や補強を行い、屋根の安定性を確保します。野地板と防水シートを貼り付けていきます。 - 新しい屋根の取り付け
防水シートの上から新しい屋根を取り付けます。
葺き替え工事の目安料金
建坪 | ㎡ 目安 | ROOGA 雅 | スーパーガルテクト | ROOGA 鉄平 | スーパートライ | オークリッジスーパー |
15 | 70 | 134万円 | 126万円 | 120万円 | 107万円 | 80万円 |
20 | 95 | 182万円 | 171万円 | 146万円 | 146万円 | 109万円 |
25 | 120 | 230万円 | 216万円 | 206万円 | 184万円 | 138万円 |
30 | 145 | 278万円 | 261万円 | 249万円 | 223万円 | 166万円 |
35 | 170 | 326万円 | 306万円 | 292万円 | 261万円 | 195万円 |
屋根メンテナンス(屋根の葺き替えが必要な時期の目安)
屋根材別の耐用年数(葺き替えの時期・メンテナンス時期)は以下のとおりです。
屋根の耐用年数を知ってメンテナンスに備えましょう。
セメント瓦/日本瓦/洋瓦 | 20〜60年 |
ガルバリウム鋼板 | 20〜40年 |
スレート | 10〜35年 |
トタン | 6〜20年 |
瓦屋根の葺き替え時期
瓦屋根にはいくつかの種類があり、和瓦・洋瓦といった種類があります。
どちらも耐久性が高く、20〜60年は持つと言われています。
セメント瓦は耐用年数が20〜40年で10年に一度は塗装でのメンテナンスが必要です。
和瓦は、基本的には塗装は不要です。
葺き替えの目安時期は素材によって異なり、陶器瓦50〜60年、いぶし瓦30〜60年、素焼き瓦40〜50年程度です。
瓦屋根で雨漏りが発生する原因は、瓦屋根ではなく内部の防水シートに原因があることが多いです。
瓦屋根を採用している場合には20〜30年に一度、葺き直しのメンテナンスが必要でしょう。
ただし、和瓦は非常に重いため軽量の屋根に葺き替えを行う場合も多いです。
ガルバリウム鋼板屋根の葺き替え時期
ガルバリウム鋼板は金属屋根の一種で、軽量のため建物への負担を軽減できる屋根材です。耐震性を考えて瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替える人も多いです。
耐用年数は30〜40年と言われていますが10〜20年に一度は点検を依頼しましょう。
スレート屋根の葺き替え時期
スレート屋根は日本の住宅で多く採用されています。スレート屋根にはアスベストを含んだものもあります。アスベストを含んだものは耐久性が高く長くもつと言われていますが、健康被害が出たことから現在は禁止されています。
現在のスレート屋根の耐用年数は10〜35年ほどです。
トタン屋根の葺き替え時期
トタン屋根は6〜10年ほどで錆が発生し、錆の部分から穴が空きます。
塗装を行うことで寿命を伸ばすことが可能ですが現在はトタンを使用する人は減少傾向にあります。
軽量な屋根に葺き替えたい
軽量な屋根に葺き替えたい場合、ROOGA(ルーガ)がおすすめです。
- 屋根瓦の見た目、重厚感はそのままに重量を1/2に軽量化
- 強い衝撃にも強く、台風でものが飛んできても安心な強度
- 屋根が軽いと地震で建物に与える負担が軽くなる
- 雨水が流れやすい形状のため豪雨に強い
- 色褪せを防ぐコーティングで綺麗な外観が長持ち
※ROOGAの取り扱いは特別な講習を受けた業者のみの取り扱いです。
葺き替え工事が向いている場合の判断
- 現在、瓦屋根である
- 一度、カバー工法でリフォームしている
- 下地が劣化している可能性がある
- 雨漏りが発生している
- 屋根の劣化が激しい
- 屋根の耐久性を高めたい
葺き替え工事では屋根の下地をしっかりと確認できるというメリットがあります。屋根の下には防水シートがありますが既存の屋根を剥がさないとその異常に気づくことはできません。屋根を一度全て剥がし、下地の劣化の補修を行うことで住宅の寿命を最大限のばすことができます。
また、瓦屋根から軽量のROOGA(ルーガ)に葺き替えた場合には、耐震性も向上します。
葺き替えを検討する際に注意すること
屋根の葺き替えは、カバー工法と比べると既存屋根の撤去代金や下地の修繕費用がかかります。
しかし、長期的に見れば葺き替えを行う方が効率的なことの方が多いです。
こんな場合には、カバー工法が向いている
既存屋根の重量に不安がなく、屋根を一新するほどでもない場合
- 下地の劣化や耐震性の不安がない
- 屋根のリフォーム代金を安く抑えたい
- 騒音や埃で近隣に迷惑をかけたくない
- アスベストを含有した屋根を使用している
カバー工法は下地から葺き替える場合と比べると、既存の屋根の撤去作業がないため埃や騒音のトラブルが少なく工事利用も安いというメリットがあります。
地元福岡で地域密着29年!屋根工事・雨漏り専門店|住みたかルーフ【雨漏り・屋根修理・見積相談無料】
住みたかルーフは、福岡市博多区にあり、屋根工事・屋根リフォーム・雨漏り・防災瓦・外壁塗装の対応が可能です。
福岡市・大野城市・太宰府市・糟屋郡(須恵町、志免町、宇美町、粕屋町)に密着し、スピード対応、的確な屋根メンテナンス、長期保証で皆様に支持いただいております。
建物の屋根や外壁をしっかりお手入れしておくと、家の寿命は長くなります。家のさまざまな箇所で不具合を見つけたら、お気軽に住みたかルーフの無料診断をご利用ください。