雨漏りが発生しやすい箇所と雨漏りの応急処置
2024.04.18 (Thu) 更新
雨漏りが発生しやすい箇所と雨漏りの応急処置
雨漏りは屋根から発生するイメージだと思いますが、実際はさまざまな箇所で雨漏りが起こります。
雨漏りが発生しやすい箇所とその対策についてご紹介致します。
雨漏りが発生しやすい箇所
- 屋根
屋根のひびや隙間から雨水が侵入することによって雨漏りが発生します。通常屋根の下には防水シートがあり、すぐには建物内部に雨水が侵入することはないですが、防水シートは10年ほどで劣化するため築10年を超えているようなら注意が必要です。 - 外壁
外壁のひび割れや損傷部分からの雨水の侵入。窯業系サイディンング同士の隙間を受けるシーリングの劣化による隙間からの雨水の侵入。
タイル等の耐久年数の長い外壁でもシーリングの劣化は10年ほどで起こります。シーリング部分をさわって弾力がなく固くなっているようなら劣化が始まっています。
そのまま放っておればシーリングは完全に剥離してしまいます。
外壁のひびは0.3mmに満たないものであれば心配いらないことが多いです。しかし、大きなひびやサイディングの欠けがあればそこから雨水が侵入する可能性があります。 - 窓
窓周りからの雨漏りの原因として多いのがシーリング、防水テープの劣化です。窓の構造上隙間やつなぎ目が多くなります。
そのため窓周りには防水シートや防水テープが使われています。さらに外壁材を施工した後に、外壁とサッシの接地面にシーリングが充填され雨水の侵入を防いでいます。
何重にも雨漏り対策が行われていますが、これらの部材は年月を経て劣化します。特にシーリングは紫外線によって劣化するため特に劣化が進みやすい箇所だと言えます。 - サッシ同士の隙間
窓のサッシは4辺から成り立っています。その辺同士の隙間が年数が経つごとに生まれることがあります。わずかな隙間でもそこから雨水が侵入すれば雨漏りが起こります。
特に注意したいので出窓です。外壁より出っ張って作られているため構造が複雑です。部材同士のつなぎ目が増えるということは雨漏りリスクが高いという証拠です。 - 換気扇や配管設備の不具合
換気扇やエアコンの配管も外壁に穴をあけて設置しています。外壁との間に隙間が生じたり部品が劣化することで雨水が侵入することがあります。
応急処置で被害を最小限に抑える
雨水が侵入し続けると木材の変形、腐食、クロスの剥がれ、カビの発生など、どんどん被害が進みます。
雨漏り被害を最小限に抑えるためにできることを行いましょう。
- 雑巾や吸水シートに雨水を染み込ませる
上から下に雨水が垂れてくる場合には雑巾などで水分を吸い取りましょう。こまめに取り替えてカビの発生を防ぎます。 - 家財や電化製品の移動
カーテンや家具、家電製品などを移動させ被害が拡大しないようにしましょう。
雨漏りの応急処置でやってないけないこと
雨漏りは簡単に直せると思っていませんか。
シーリングで雨漏り箇所を塞ぐのはおすすめできません。行き場をなくした雨水が別の場所に流れていくかもしれません。雨漏りの原因を探るのが難しくなります。
乾けば大丈夫、たまにしか雨漏りしないから大丈夫と放置するのはやめましょう。雨漏りは自然には直りませんので、被害が拡大する前に専門の業者に点検や修理を依頼しましょう。
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