瓦の屋根って地震で危険なの?瓦屋根が抱える問題点について
2024.01.09 (Tue) 更新
瓦の屋根って地震で危険なの?瓦屋根が抱える問題点について
瓦屋根の住宅は今でも見かけることができますが、近年減っているイメージがあります。
瓦屋根の減少には、どんな理由があるのでしょうか。
その理由を解説します。
瓦屋根が抱える問題
- コストの問題
一般的に、瓦屋根を設置するコストは、他の屋根材料(例: アスファルトシングルや金属屋根)に比べて高い傾向があります。このため、新築時には、低コストの屋根材料が選択されることが多いです。 - 重さの問題
多くの人々のイメージにもあるように確かに瓦屋根は比較的重い屋根材です。
近年では、軽量の屋根材が好まれています。 - メンテナンスの問題
瓦屋根は通常、低メンテナンスですが全くメンテナンスがいらないというわけではありません。
そんな屋根材も定期的な点検やメンテナンスは必要です。 - 住宅トレンドの変化
現代の住宅トレンドは、シンプルでモダンな外観が好まれます。
瓦屋根よりもシンプルな屋根、主に金属屋根が一般的です。
瓦屋根って地震に弱いイメージ?
古くからある住宅には瓦屋根が多く使われています。昔は屋根というと、瓦かトタンの2種類程度しかありませんでした。地震で崩れやすいのは、新しい住宅よりも古くからある住宅です。そのため古くからある、瓦屋根の住宅は地震に弱いというイメージがついてしまったのです。
地震で家が壊れるのは屋根が原因とは言い切れません。
家が崩れてしまうのは、家全体のバランスにあるのです。瓦は他の屋根材に比べて重量があります。
その重さに耐えられるように建物全体の重量を増やし、基礎を固めることができれば、地震によって家が倒壊する恐れを減らすことができます。
こんな住宅は注意が必要です
- 建築材料の弱さ
低品質な建築材料では地震に耐えることができません。
壁や柱の強度が不足している場合、崩壊しやすくなります。
- 不適切な基礎
適切に設計されていない基礎は、地震の振動に耐えられない可能性があります。
地盤の性質や建物の荷重に合わせた基礎が必要です。 - 古い建物
建築基準が厳しくない古い建物は、地震に耐えるための設計や補強が不足していることがあります。
特に古い木造住宅は耐震性が低いことがあります。 - 建物の高さ
高層の建物は地震の影響を受けやすいと言えます。
耐震性を備えた設計が必要です。 - 不適切な改装
不適切な改装により、安全性が低下する恐れがあります。 - 地震対策の不備
補強材料や耐震化の施工が行われていない場合、建物は地震の際に倒壊しやすくなります。 - 点検の不足
定期的な点検やメンテナンスを怠ると住宅の弱点や、劣化の発見が遅れ地震時の安全性が低下します。 - 地震が頻繁に発生する地域
地震は頻繁に発生する地域に住んでいる場合、地震対策は十分に行う必要があります。
選びたい!防災瓦
どんな屋根業者もお薦めするのは地震や台風に強い軽量な屋根や、防災瓦です。
各メーカーより耐風対策や地震対策に、防水性の高い防災瓦が開発されています。
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