雨音が屋根に響いてうるさい。その原因と対策。冬に注意したい凍害とは?
2023.12.01 (Fri) 更新
雨音が屋根に響いてうるさい。その原因と対策について。
冬に注意したい凍害とは
雨音が気になって眠れない、テレビの音が聞こえにくいことはありますか。
雨が一番多く当たるのは屋根です。
屋根の材質によって雨音の違いはあるのでしょうか。
屋根の材質と雨音の違い
- トタン屋根
トタン屋根は遮音性が低く音を通しやすい性質を持っています。
薄く、軽量であることから雨が当たると振動し音がよく響きます。 - ガルバリウム鋼板
アルミニウム、ケイ素、亜鉛の溶融めっきを施した鋼板です。
トタン屋根に比べると高耐久で、遮音性にも優れています。 - ステンレス鋼板
鉄とクロム、クロムとニッケルを融合させた合金版です。
サビに強く、耐用年数がかなり長いです。
ガルバリウム鋼板よりも耐久性が高いものの、あまり普及していません。 - 粘土瓦
粘土を瓦の形状に圧縮成形し、高温で焼成した屋根の仕上げ材です。
金属やスレートと比べて非常に重く、遮音性に優れています。 - スレート
スレートは粘板岩を薄く板状に切り出したものです。
現在はセメントに繊維材料を混合した無石綿スレートやセメント系スレートが主流となっています。
化粧スレートは比較的厚みがあり、重ねながら施工するため遮音性が高く、新築戸建住宅で最も普及しています。
ベランダと雨音
ベランダに屋根がない場合は、ベランダの床に雨音が当たります。
雨音が気になる場合は、ベランダに人工芝や樹脂のデッキ材を敷くといいです。
カーポートと雨音
カーポートに響く雨音は比較的小さい方です。
カーポート屋根の主流はポリカーボネートという素材で耐久性にも優れています。
雨音がうるさい場合に考えられる屋根のトラブル
雨音がうるさい場合、雨樋に異常が生じているかもしれません。
樋を定期的に掃除していない場合、落ち葉やゴミが詰まっている可能性があります。
樋から溢れた雨水が直接地面に落ちているために大きな雨音となっていることも考えられます。
冬に注意したい凍害とは?
屋根、壁の劣化の一つに凍害があります。
屋根に凍害が起こると、屋根材の割れ、剥がれ、亀裂が発生します。
屋根材中の水分が0度以下になった時の凍結膨張によって発生し、この凍結と溶解の繰り返しによって屋根材が徐々に劣化していくことです。
ひび割れが生じ、剥がれ、美観の低下が起こります。
スレート屋根でも起こる凍害
パミールなどの湿式製法で生産されたものが凍害しやすいようです。
凍害対策できる屋根材
金属屋根(ガルバリウム鋼板)
金属の鋼板屋根・外壁材は水分を含まないため凍害の対策に最適です。
粘土や、セメントは土由来のため新品の時から水分を含んでいます。
水分を含んでいない建材は金属の鋼板しかありません。
石州瓦
石州瓦は吸水率が5%前後と低いため凍害が起こりづらいです。
雨音が屋根のトラブルなのかもしれない・・・不安・・・
屋根の破損や不具合をそのまま放っておくと、他の部位へも影響をもたらします。
また、雨樋清掃のために屋根に登って作業するのは危険です。
専門の業者に依頼しましょう。
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