塗装できない屋根「レサス」は、なぜ塗装できないのか。「レサス」の正しいメンテナンス
2023.11.13 (Mon) 更新
松下電工の屋根材、「レサス」はなぜ塗装できないのか
正しいメンテナンスは?
問題のスレート屋根「レサス」
レサスは旧松下電工が平成18年まで販売していたスレート屋根です。
アスベストの規制をクリアするために、アスベストを使わずに製造されたノンアスベスト屋根材です。
しかし、発売当初、アスベストを含まない製品の製造技術は不十分で、レサスは不具合の多い問題のスレート屋根だと言えます。
築15年でボロボロ!?
レサス屋根で悩んでいる人は、一度屋根塗装している人が多い!?
築15年程度で欠けや割れが発生します。
一度、塗装のメンテナンスをしている方が割れがひどいことが多いです。
これは、レサスに塗装を行うことが全く無意味であることを現しています。
レサスは割れやすく、欠けやすい屋根です。
そんな弱い屋根に塗装をしても屋根が長持ちすることはありません。
むしろ、塗装前の高圧洗浄や屋根に登って作業することでさらに割れや欠けを悪化させてしまいます。
レサスに塗装が無意味な理由
レサスは、スレート屋根と言ってセメントを主原料にしているため、防水性がありません。
基材の上に防水塗膜がコーティングされており、その防水塗膜が劣化すると、屋根表面に苔が発生します。
本来であれば。屋根塗装をすることで防水性や抗菌性を向上させることができます。
しかし、レサスの問題は防水塗膜ではなく、基材そのものにあります。
防水塗膜の劣化に関係なくひび割れや、欠けが生じるレサスに塗装は意味がありません。
うちの屋根はレサスなのか。見分け方は?
レサスは1枚が3つのブロックに分かれています。
ニチハのパミールと似ていますが、パミールはミルフィーユのように層が剥がれたように劣化しますが、レサスは、ひびや欠けが多く見られます。
しかし、ご自身で屋根に上がるのは危険です。
人の重さだけで割れてしまうこともありますので、専門の業者に判断してもらいましょう。
レサス屋根に適した屋根リフォーム方法は
・ボロボロの屋根をきれいにしたい。
・屋根のメンテナンスをして、安全に暮らしたい。
レサスに塗装のメンテナンスが出来ないなら、適切なメンテナンス方法は?
- 屋根カバー工法
現在の屋根(レサス)の上に新しい屋根を被せる施工方法のことです。
レサスを撤去しないことで処分費がかからず、コストも抑えられます。
また、屋根が二重になるため、断熱性、遮音性が向上させることができます。屋根カバー工法の金額を知る
https://sumitakaroof.com/works/works_tax/cover/ - 屋根葺き替え工事
現在の屋根(レサス)を撤去し、下地から新しく取り付けます。
一度、屋根を撤去することで屋根の軽量化を図ることができます。
補修工事や、補強工事を一緒に行うことができるので、屋根に他のトラブルがある場合におすすめです。
レサスの割れがひどく、雨水が侵入し雨漏りを起こしていたり、屋根の下地にまで影響がある場合におすすめの屋根工事です。
現在の屋根はレサスよりも軽いことがほとんどですので、屋根が軽くなり耐震性を高めることができます。屋根葺き替え工事の金額を知る
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